過去と未来と、「今」の物語 ―アルバム『STORY』感想―

 書いても書いても終わらなくてびっくりしました。例によって10000字オーバーです。他にも書きたい記事が沢山あるのにな!

 

 

 

 私は単純にアルバムの発売をわくわくしながら待っていたので、やっと出た!嬉しい!という気持ちでアルバムを開けました。確かにこれで「N」から始まった一連の作品は終わるけど、終わったら終わったで次が楽しみだし。

 初回盤を開けて、まずブックレットを読んだんだけどすごく楽しかった!今までのいろいろの答えがあるのかな?と思ったら謎は謎のままだったりして、NEWSは「余白」をとても大切にしているんだなって思った。全部知りたい!と思ってしまう気持ちもあるけど、私もその余白を楽しむことにしました。あと加藤さんがもふもふの髪型で写ってるの、最高だな……。

 以下、曲ごとの感想です。特典映像の話題を含むこともあります。

 

 

 

01:STORY

 最初のファンファーレの部分でもう既にアルバムの元が取れているのでこれ以降はお釣りがきちゃっている。ちゃんとお金取ってほしい。このファンファーレが既に最高なのに、ナレーションが絶対ディズニーで聞いたことがある声。これから「始まる」感がすごい。N、E、Wのアルバムも「始まる」感は強かったけど、今までで一番わくわくするかも。

 歌詞には「NEVERLAND」「EPCOTIA」「WORLDISTA」からの引用もたくさん含まれている。バックで「SOUND with the LOVE…」「Venus, Uranus…」「イマジナ ギミヤラ…」の部分が聴こえてくるのめっちゃ熱い。エモの洪水。この熱さを何に喩えたら伝わるんだろう……あの……ポケモンとかゼルダみたいに物語はそれぞれ別個だけどシリーズとしての物語が続いているみたいなゲームあるじゃないですか、それで過去にあった出来事とか登場人物がなんらかのかたちで再登場したときとかそこにいた形跡が感じられたときとかの感動と似てますね……伝われ……

 「Ding Dong」って鐘が鳴る音だと思うんだけどめちゃくちゃ良くない?鐘鳴ってる~~~!!!って初めて聴いたときすごく興奮した。なんだろうな……ファンタジーって鐘鳴るじゃないですか。「圧倒的リアル」って言いながらも、ファンタジックに幕を開けるんだなって思ってすごく楽しくなった。

 「2003」=NEWSの結成年や「2020」=今年も含まれていて、この「今」歌うことの意味、みたいなのがある曲、めちゃくちゃ好き。きっと、NEWSの物語はこれからも続いていって、その通過点である「今」なんだよなって。そんな「今」を歌うのがすごく素敵だなぁと思う。

 

 ついでに各タイトル曲からの引用・踏襲しているっぽい歌詞をまとめておきます。

 「孤独かき消すように」→NEVERLAND「孤独も掻き消すように」

 「脅威は待ってる」→NEVERLAND「7つの脅威がそこに待ってる」

 「この世界は誰のモノ」→NEVERLAND「この世界は 誰のモノ」

 「声あげた」→EPCOTIA「声あげろ」

 「夢見たあの場所へ」→WORLDISTA「夢見タ場所ガ、WORLDISTA」

 「(We can fly)」→EPCOTIA「we can fly」

 「時空の扉の先」→NEVERLAND「時空のドアを叩け」

 「時は満ちて」→EPCOTIA「時は来た」

 「未来(アス)ヲ描ク STORY」→「未来(アス)ヲ描ク」

 「想像ヲ超エタ Imaginary」→WORLDISTA「想像ヲ超エタImaginary」

 

 

02:SEVEN

 「DEAD END」「4+FAN」がめちゃくちゃ好きなんだから好きじゃないわけがあろうか。無駄に反語表現を使ってみる。

 イントロからもう上がる。めっちゃ上がる!ストリングスが最高。こういう曲に使われるストリングスの音が好きすぎる。「SUPERSTAR」みたいな曲のもいいんだけど……「SEVEN」みたいに明るくて楽しい曲だからいいみたいなところもあると思う。サビの最後にどんどん音階を上がっていくのもいいな~!ファンのパートが多い曲だけど、あんなにかっこよく英語を発音できるかなぁ……。まさかラップにまで我々のパートがあるとは。難しいな!

 「4+7」「4+FAN」から導きだされる7=FANという式。我々、「7」だった?ちょっとまだ自分のなかに「7」要素見つけられてない!待って!足したら11だからとりあえずサッカーでもする?ごめん運動できないのに適当なこと言った。私は応援席で観てます。

 ていうか今まで「7」が重要だって全然示されてなかったから初耳で戸惑う。7つのエレメント、7つの惑星、いたるところに7=FANがあって……何……(宇宙ネコ顔)まぁでもとにかく楽しい曲なのでそれだけで最高に好きです。

 あと単純に「霞んでいても輝けるように生まれてきた」とか良すぎでは?私のような霞んだ人生もどこかしら輝くところがあるのかもしれないなって思えた。こういう明るい曲にエモ歌詞入れられちゃうと弱い。沁みる。

 

 

03:SUPERSTAR

 イントロがすごくドラマチック。ドラマチックなストリングスの音で気持ちが盛り上がるのに、Aメロで一旦静かになるところが好き。言葉数の多くないAメロからサビへ向かう過程でだんだんと盛り上がっていく。かっこいいな。

 サッカー曲だけでアルバム作れそうなほどサッカー曲があるけど、どれも色が違うというか。楽曲制作はほぼ同じ人たちでやっているはずなのにタイプがどれも違うの、すごいなプロだな……って思う。今回は静と動とか静謐さとか、「SUPERSTAR」というきらきらしたタイトルからは少し予想しづらい方向性なのがかっこいい。

 ラップに「STORY」が織り込まれているの、テレビ初披露のときにウワーーー!ってなったのを覚えてる。ファンにしか「STORY」が意味するところは伝わらないけどいいんですよ、私とNEWSはそういう愛で繋がっているので。普通に楽曲としても成立しているしね。

 加藤さんが「時を超えて君のとこまで」って歌うの、すごくいいなぁ。一番「君のとこまで」って歌詞が似合わなそうなイメージ(綴調べ)なのにな。だからこういう歌詞歌われるとぐっときちゃうな。

 あと「生きろ」のときも散々思ったけど、音源が手に入るまでは「音源欲しい~!」って思うし音源が手に入った以上は「生歌じゃないと物足りない~!」ってなるよね。NEWSあるあるかもしれない。

 

 

04:We Never Gave Up -Interlude-

 加藤さんの語り。このアルバムで個人的に一番しんどいのはここだなぁ。でもNEWSの「物語」を語るうえではなかったことにできない部分でもあるもんな。

 単純に、好きな人から「挫折したことなんて何度もある」みたいなこと言われるの普通にきついですよ!!!挫折しない人生なんてないと思うからそんなの当たり前ではあるかもしれないけど好きな人のそんな話しんどいですよ!!!ありえない「if」の話されるのも結構しんどいな!!!今が幸せだったらいいんだけどさ!!!幸せでいてくれればそれが何よりだよ。

 

 

05:何度でも

 向井太一さんだ~~~!!!私の向井太一さんの印象はアニメ「風が強く吹いている」のEDを2クールに渡って担当していた方という感じ。「風強」は経験者2名と素人8名で箱根駅伝を目指す話で、この経験者2名っていうのが陸上競技でなんらか挫折を味わっている人たちなのでED曲の歌詞もそれっぽくなっていて、この「何度でも」とも共通点がある曲なので何が言いたいかっていうとつまり向井太一さんの楽曲とNEWSは相性がいい。

 アーティストからの提供曲、何が楽しみって小山さんの歌い方。普段と全然違った感じ出してくることが多くて、聴く前からわくわくしていた。やっぱり今回もいつもと違った雰囲気出してきてて、小山さんの変幻自在感を味わえて最高。

 NEWSの内部およびおおよそ内部(いつもの制作陣など)が書くのとは違って、外にいる人が内側を書く、という構図なのが新鮮だなぁと思った。NEWSがどういう物語を歩んできたのかを外側から見て寄りそって書く、というのも、『STORY』には必要だったんだろうな、と思いました。

 「広がる世界は理想じゃないけど」って歌詞、加藤さんの「if」の話のあとに聴くと地味にメンタルを削られる。まぁ選んで今があるわけじゃないからそうだよね、とは思う。ここを聴くたびに気持ちが若干重たくなってしまうんだけど、スピッツの「君は太陽」という曲に「理想の世界じゃないけど 大丈夫そうなんで」という歌詞があることを思い出して、曲調は全然違うけど近いニュアンスなのかなって思ったらちょっと元気が出た。

 ゆったりとした曲調であんまりプラスの意味を持たないワードが散りばめられているから、どうにも重たさはある。「風強」のEDはフィクションのために書き下ろした歌詞だから無責任に物語を楽しんでいられるけど、NEWSはフィクションじゃないから、複雑な気持ちになる。これを「物語」として楽しんでしまうことは、現実に存在している人たちを消費する行為になるから。そういう方向のエモさは、今の私はちょっと楽しめないなぁ。

 でもたぶん、「広がる世界は理想じゃないけど」も「どんな 先でも みんながいる」も、どちらも単純に事実というか、そうなんだろうなって視点で書いているんだろうと思った。過去も背負って生きていく感が、加藤さんの語りからこの曲に入るわけだよな~って。

 

 

06:What is Love? -Interlude-

 小山さんは愛の人だもんね。永遠の愛、私は「ある」派なので、ロマンチストな小山さんの言葉に頷きまくりました。愛が存在価値や生きがいに繋がっているの、小山さんのなかでも重要な部分が垣間見えた気がしてすごく好き。誰に対しても愛をもって接しているんだろうなって……聖母か?

 

 

07:STAY WITH ME

 恋をしている男性に聴いていてほしい曲第一位(綴調べ)。

 上手く言えないんだけど、メロディラインとかからどこか懐かしさを感じる。完全に直感で言うけど久保田利伸さんの「Missing」とかと近いものが……あるような……気がする……わからんけど……。外部のアーティストから提供された楽曲だと、今までのNEWSの曲ではなかなか出会えなかった歌詞や世界観になることが多いので楽しいですね。

 小山さんのインタールードの後にくるせいか、やっぱり小山さんの曲って感じがする。サビの低音がすごくいい。声の厚みが一気に増す。NEWSの声は(重ねたりコーラス足したりしない限りは)4つしかないわけで、そのなかで厚みが出せるってすごいと思う。楽曲に深みをもたらす声だよね。いつかアカペラの曲もやってほしいな~!

 ていうか小山さんでデートプランわからないんだったら誰にもわからなくない?ていうか君がいればそこが唯一のHEAVENなので。って思うけどこの曲はそこまで想いが通じ合う前の状態なんだよな。かわいいな。恋愛音痴だからこの歌詞に描かれるようなことは現実的じゃないのかもしれないけど、まぁまぁ割とこんな感じのもありだろうなって思いました。

 これは余談なんですが、うちの夫は私に一目惚れだったらしいので、この曲を聴くと夫のことを考えてしまいます。えへへ。

 

 

08:Perfect Lover

 オシャレ曲。聴いていて耳が気持ちいい。絶対照明が強い曲だって聴いただけでわかっちゃう。今からもう演出が楽しみで仕方ない!踊るよね!楽しみ!

 初恋以上ロマンス未満!!!(声に出して言いたい日本語)ここが手越さんパートなのがめちゃくちゃいいなって。初恋以上ロマンス未満、ちょっとチャラさもありつつかわいいじゃないですか。そんなの手越さんにぴったりじゃないですか。

 ねぇこの「AH」誰?まぁ誰でもやばいのでコンサートまでわかんなくてもいいです。誰でもやばいもんな……。「I'm your love」のウィスパー山慶一郎さんやばやばでは?語彙力溶ける……やばやばのやば以外に言える言葉がない。小山さんのウィスパーボイスがいいって気付いた人、重力を発見したニュートン並みの大発見ですよ。

 楽曲全体に漂う、ラブラブすぎて「閉じている」関係性が、NEWSとファンみたいだなって思っちゃった。こういう曲でも「NEWSとファンのことかな?」って思わせてくれるNEWSが好きです。好きすぎて夢でも逢いたい。「これまでもずっとこれからも」もいいよね。私たちだよね、って思っちゃう。

 

 曲の終わりの質問タイム(7questionって言ってるのに9個ない?)、加藤さんが「えぇ~~~」とか「うぁ~~~」とかいろいろ言いながら答えてるのすごく加藤さんで好き。ひとりだけシンキングタイムがついてる。誕生日は?って聞かれて生年月日答えることろも好き。

 絞り出した末の「犬」ね。小山さんの「ねこ」はハートがついてる声でかわいくて……。NEWSは犬と猫とカバとライオンでできてる。私ですか?ペンギンです。

 好きなタイプで「品のある人」って言う加藤さんも推せますね。品、どこに売ってるんだろうな……って思ったけど品のある人は品を買おうとしませんね。どうしたら手に入るんだろう、品……。小山さんが「え~~」って照れてから「優しい人がいいなぁ」って言うのめちゃくちゃかわいくて、別に優しくもないのに「私優しいですけど!!!!!!!!!」って名乗りをあげそうになったよね。当面は優しさと品を手に入れる努力をしようと思っています。増田さんは教えてくれないし、手越さんの言う「笑顔がかわいい子」はハードルが高いのでちょっと諦めてる……けど手越さんってファンの笑顔だったら大体かわいいと思ってくれそうだなって思ってる自分もいる。そうやってうぬぼれさせてくれる手越さんのこと、好きだなぁ。

 

 

09:Love Story

 「笑顔がかわいい子」からの流れで「Love Story」入るのずるくない?我々のことか?(うぬぼれ)

 曲についての感想は別途書いているので省くけれど、この曲が聴こえてくるとすごく幸せな気持ちになる。WORLDISTAのラストを思い出すと幸せが溢れちゃうんだよね……私とNEWS、らぶらぶなので……へへへ……

  

penguinkawaii.hatenablog.com

 

 

10:Commitment -Interlude-

 「エンターテイメントは全員に必要なものじゃない」、この時期だから余計刺さる。誰かから見たら「不要不急」なんだろうね。でも、別の誰かから見たら「命をつなぐためのもの」にもなりうるんだよな。

 誰にでも必要なものじゃないから、選んでくれた人にはできるだけのものを返したいと思っていることが伝わってくる。「こだわり」じゃなくて「愛」だって言うのもすごくわかるよ。いいものを作りたいと思っているのは確かだろうけれど、その「いいもの」の定義のなかに「ファンが喜ぶもの」が入っているだろうなって思える。NEWS、本当にファンのことが大好きなんだな。嬉しい。

 

 

11:エス

 エスはシゲアキのエスだった。誰?加藤シゲアキさんにあのパートを任せたの。名乗り出てほしい。なんで?なんで加藤さんにしようと思った?君の美貌が良かったから?だからってこんなの……こんなの……好きなタイプは「品のある人」って言った人が言ってるんで品のいい言葉を選ぼうとしたけど難しすぎるわ。性的。その一言に尽きます。

 このアルバムで唯一治安が悪い曲。急な治安の悪さで次にくる「トップガン」にすごく安心してしまうよ。作詞作曲のAKIRAさんは「EROTICA」の作詞曲、「Wonder」「BLACK HOLE」の作詞も手掛けている。信頼。

 最後には加藤さんが台詞でもっていってしまうものの、全体としてはやっぱり増田さんの曲って感じがする。つよつよラップ。さっきまで愛とかこだわりについて語ってた人と同じ人だとは思えないな……変幻自在。手越さんの「Execuse me」も全くエクスキューズミーする気なくて最高だよね。高音が気持ちよく響くし、こういう曲のテゴマスの強さを思い知る。

 

 

12:トップガン

 「エス」の後だと全然かわいい。「アイドルがただ愛を奪い取る」って言った後にエモを殴り飛ばす楽曲を並べるの強い。まぁこちら側の愛としては無限に湧いてるので奪い取れるもんならやってみなくらいの気持ちでいます(好戦的)

 あと「エス」と「トップガン」に「おとぎばなし」って単語がどっちも入ってるの、「STORY」じゃん~!ってなりますね。

 

 

13:Prime Time of My Life -Interlude-

 ここで「ファン」が出てくるの、めっちゃ手越さんって感じがしてラブ。手越さんが嬉しかったことや楽しかったことの話、沢山聞きたいなぁ。コンサートのときはNEWSに愛を届ける場だと思ってるけどそれが伝わってるんだな〜って改めて思えた。NEWSは私の支えになっていて、それって一方通行でも全然いいんだけど、ファンの存在がNEWSの支えになっているって言ってくれているの、嬉しいな。相思相愛。

 

 

14:君の言葉に笑みを

 めちゃくちゃかわいい!最近いろいろあって人間のこと大体かわいく思えちゃうし人間みんな人類の奇跡じゃん……って思っているので、夢を語る声がすごくかわいく思える。涙が出そうになる。ほんとにね、生まれることとか生きてること、めちゃくちゃ奇跡なので。

 

 で、夢の話よ。

 小学校の卒業式で、その当時の流行りなのか何なのか知らないが、卒業証書を受け取るときにひとりずつ壇上に上がって、大きな声で自分の夢を発表しなければならないという「儀式」があった。

 私はすごく嫌だった。そういう「儀式」があると聞いた瞬間に嫌だと思った。大人たちが感動するために使われている感じも嫌だったし、私のなかでは夢ってもっと自分の中で大切にしたいものだったから、強制的に発表させられることに強い反発を感じた。本当に本当に本当に本当に嫌だったけど、それでもやらざるを得なかった。「小説家になりたい」と言いながら、あぁ小説家になる日は来ないんだな、と悟った。こんなところで適当に言わされてしまった夢が叶うわけがない。泣きそうだった。声が震えた。でも卒業式だから泣いてるんだって思われたくなくてこらえた。その日以来、小説家になりたいなんて言わなくなった。なりたかった、って過去形でしか言えなくなった。

 という思い出があるので、「夢を語る」ということにいい思い出がないんですよ。今回の募集も、声の部分に関しては応募しなかった。だから自分がこの曲をすごく好きだって思えることに自分でもめちゃくちゃびっくりしている。

 NEWSの募集に集まった声たちは、すごく眩しくて素敵だなぁと思えた。それぞれの夢に対して努力をしている人もいれば、漠然と「なれたらなぁ」と思っている人もいるだろうけど、なんだかそれらすべてが愛おしいな。もしかしたら、すごく努力した果てに夢には近づけないかもしれなくて、それでも「こうなりたい」って思っている人だっているかもしれない。すごく努力して苦労をしながらも明るい声で願掛けみたいに「なりたい」って言ってるのかもしれない。それは聞いただけじゃ私にはわからないけど、そういう夢も叶ったらいいなって思うよね。夢を語る声の裏に何があるかなんてわかんないし、何があったとしても何もなかったとしても、みんなそれぞれが素敵な未来を掴めたらいいよね。

 

 今の私の夢ですか?なくはないけど秘密です。話せる夢じゃないんだよな。

 あんまり話してしまうと、叶わなくなってしまうような気がして。高校生の頃に人生プランを発表する授業(しかも必修)があって、そのときにすごく考えて出した自分の将来像。これは別に、小学生のときみたいな「儀式」ではなかったし、最初から諦めの気持ちで「どうせなれないだろうけど」と思いながら書いてその気持ちのまま発表したから、小学生のときのようなショックはなかった。でも、やっぱり言葉にはできない。ずっと胸の奥にありつづけた夢で、人に言えるようなものじゃないし、言ったとて、というようなものだし。というか、「言ったら叶わない」みたいな気持ちが私のなかにあるんだと思う。軽々しく言えるものじゃないというか。私は文字で喋ればこうして饒舌だけれども、「口に出して話す」という行為がめちゃくちゃ苦手だから、もし上手く言えなかったらどうしようという気持ちもあるのかも。上手く伝えられなかったら、それこそ叶わなくなっちゃうかもしれない。言いたいことをちゃんと口に出して伝える、ができなかったこと、何度もあるし。たぶん、私の胸のうちにある思いを正確に表せる言葉なんて「ない」んだよ。ないから、やっぱり言葉にはできない。小学生だったあのときも、そういうふうに思っていた。小学生の言葉で語れる以上のものが私のなかにはあったのに、私では言葉にできなくて、そういう種類の絶望もあったな。だからやっぱり、この夢は今は言葉にできない。

 いつか叶ったときに話したいな。そのときは聞いてほしい。

 特典映像で増田さんが「言いたいけど、言えない人もいたかもしれない」って言ってくれて嬉しかったよ。応募できなかった人のことも気にかけてくれてありがとう。私のような人がいることを、わかってくれてありがとう。

 

 あと、(おそらく)我々のパートと思しき箇所、めちゃくちゃ良くない?あんまりにも良くてすごく好き。一瞬だけ合唱部だったことがあるせいか合唱っぽい曲が好きなんだけど、好みにどストライクな部分だなって思った。コンサートで歌える日が楽しみ!いっぱい練習していこう。

 

 

15:クローバー

 すごく長くなったので別記事にしました。

 

penguinkawaii.hatenablog.com

 

 

16:NEW STORY

 ここでも「言えないこと」「言わないこと」に焦点が当たるの、NEWS(および楽曲制作陣)のこと信頼できるな~~~!!!という気持ちになる。「ヒカリノシズク」で「どうにもならない想いもあるだろう 誰にも言えない傷痕もあるだろう」って歌った人たちだもんな……って。

 歌詞に使われている言葉は、何かを気づかせるような言葉ではなくて、そうだよねって頷けるようなことが並べられているのがとても優しいなと思う。決して誇れるものばかりじゃなくても生きていくことを、肯定してくれる。

 これからの道のりも、NEWSと一緒に歩いていきたいなぁ。

 

 アーティストやアイドル等の「好き」を向けられる側って、その「好き」を選べないんだと私は思う。こっち側は琴線に触れなかったら勝手に「not for me」って思えるけど、あっち側はそうじゃない。向けられた「好き」を、基本的には選べない。

 「君の言葉に笑みを」では一部のファンの声を使用したけれど、だからといって使われなかった人の声がまるっと無駄かって言ったらそうじゃないと思う(特典映像にはいろんな声を聞いて喜んでいるNEWSの姿が映っているし)。送りたいけど送れなかった人のことにも触れてくれたし、こうやって歌詞にも織り込まれている。NEWSはきっと、自分たちに向けられた「好き」を、丁寧に拾ってくれているんだろうな。それってすごく思いやりとか優しさとかがないとできないよね。大好きだな~~~!!!いつもありがとうNEWS!!!!!

 

 

 

 

17:戀

 好き~~~!!!増田さんの歌声の優しさがすごく活かされている。Bメロの旋律がすごくきれいで好き。生歌で聴いたらもっといいだろうなってすごく楽しみ。

 陽の落ちた帰り道とかに聴きたくなるね。月が出ていたら増田さんのことを考えてしまいそう。インタールードとか、DVDとか、さまざまなところから増田さんからの愛を感じているけれど、この曲がそれらを総括してひとつのかたちにしたような、そんな感じがした。

 

18:Narrative

 初めて聴いたときから今まで何度聴いても全然わからない。歌詞ひとつひとつの、言葉としての意味はある程度わかっているけど、それらが組み合わさって何を意味しているのかが全然さっぱり。

 なんとなく、「書く」ことについて書いているような気配は漂っているような気がする。「書く」ことについてのワードが散りばめられているし、「デウスエクスマキナ」等の作劇用語からもそんな雰囲気を感じる。ただ、それらも何かの比喩として使っているのかもしれないよね。

 全体として、コラージュみたいだなって印象がある。この歌詞そのものがひとつの物語を成しているというよりも、物語のあちこちから部分部分を抜き出してきたような感じ。曲調ががらっと変わったりするところからもそういう印象を受けるのかもしれない。

 「わからない」で諦めたくはないんだけど、考えてみたってわからないんだから結論として「わからない」なんだよな。別にわからないから好きじゃないってことはないし、わからなきゃいけないってものでもないと思っています。

 

19:STAY ARIVE

 聴いた瞬間に「これだ!!!」って思ってしまうほど「これ」感がすごい。毎回小山さんのソロが一番好きなんだけど今年もだなぁって思いました。

 ファンに向けての気持ちを書いたのかな~って思うような歌詞だけど、それをこの曲調に乗せるのが最高だなって思う。私には絶対に小山さんが必要だし、「ここ」にいてくれとは言えないけど「そこ」にいてくれってずっと思っている。シゲ担ではあるけれど、それとは別軸で小山さんのことが本当に大好きなので。なんだかそういう気持ちを汲み取ってもらえた気がしてすごく嬉しい。

 

20:プロポーズ

 「戀」は婉曲なプロポーズって感じがするけど、こっちはド直球のプロポーズ。愛の総量がすごいので、既婚者的受け止め方に未だ迷いがあるものの、ファンを想ってこういう曲を作ったのかなって思うと手越さんが愛しくてたまらないです。

 

 

 

 

 

 

 なんていうか、NEWSが何を歌っても何を言っても響かない人ってどうしたっている。NEWSがどうとか響かない人がどうとかじゃなくて、多数決で全員がひとつの意見にまとまることがないように、もれなく万人に響くものなんてないと思うし。誰かに響いていて私に響かないものもまた、沢山あるし。

 だからこそ、自分が「今」この瞬間、NEWSの歌声や言葉が響くってことを大切にしたいと思った。過去とか未来を歌うアルバムなのに、どうしてだか私は「今」のことを思っちゃったな。「今」、私がNEWSを愛しいと思うことを大切にしていたい。もしかしたらこの先、気持ちが変わっちゃうこともあるかもしれない。忙しさに追われてNEWSに時間を割く余裕がなくなってしまうかもしれない。それでも、「今」、NEWSのことを大好きであることにかわりはないなって。

 未来のことはわからないよ。確実なことなんて何もない。過去だって、思い出し方によってはいくらでもかたちを変える。だから、そういう不確定なものよりも、ここにある「今」を愛していたいな。

 

 

 

 今回は東京ドームのコンサートに行く予定で、それまでにはきっと新型コロナウイルスとかも落ち着いているだろうって思っているけど、まだ全然わからない。いろんなイベントが中止になったり延期になったりして、私はこの時期のチケットはひとつも持っていないんだから他人事だって思ってしまえばいいんだろうけど、なかなか難しかった。行きたいイベントが中止になってしまって悲しむ人たちの声に触れるとそれでももうつらく感じてしまうし。だから、NEWSがこの時期にアルバムを出してくれてよかったな、って個人的には思っています。いろんな番組とも重なっていっぱいテレビにも出てくれるし!NEWSが元気にしててくれれば私も元気!

 早くツアーが始まりますように!

 

 

 

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