加藤さん主演で映像化etcしてほしい名作文学



 ふとこんなツイートをしたら「加藤さんに映像化してほしい名作文学」が集まったのでまとめました。映像化というか、映画でも舞台でも朗読でもなんでもいいから加藤さん×名作文学っていいよね。

 青空文庫で読めるやつはリンク貼っておくので是非。ないやつは商品リンク貼っときます。

 

 

 

夏目漱石「こころ」

 定番中の定番(?)ですね。こないだやらなかったっけ?くらいの気持ちでいます。もう加藤さんのビジュアルが「先生」みたいなところあるもんね。いただいたおたよりの中にもあったけど、加藤さんって圧倒的に明治・大正みたいな時代が似合うんだよね……書生さんの恰好してほしいよ……

 高校の教科書にも採用されているので読んだことがある人も多いかもしれないからそんなにあらすじの解説はしませんが、「先生」が語る「K」という友達との過去の話です。現役高校生のみなさんは「加藤さんだったらな~」って思いながら読むと楽しいと思います。

 個人的には先生も見たいしKも見たいので選べませんね……でも先生かな~!「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」「しかし君、恋とは罪悪ですよ、解っていますか」も加藤さんの声で聞きたい!!!

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太宰治人間失格

 『こころ』もだし、シゲ担、加藤さんに重い役やってほしいと思いがちなのではないか?私はそうです。重い役をやってほしいしそれを見届けたいと切に思っています。

 大庭葉造というひとの人生を、彼の手記を辿るかたちで追う作品。葉造は道化を演じて生きているが本当は弱くて孤独な人間で……という話で、彼が破滅するまでが描かれている。私は大学生のときに読んで「私かよ……」と思って頭痛が悪化して寝込みました。たぶん加藤さんも一回くらい「俺かよ……」って思ったことがあるんじゃないでしょうか。知らんけど。俺かよ……ってなったって言ってた話をどこかで聞いた気もします。

 全体的に陰鬱な雰囲気なので、加藤さんが演じたら撮影期間中は引きずりそうだな……と思ったし公開されたら見に行く我々も引きずりそうだなと思います。お互い頑張りましょう。

 「人間、失格。」と悟る場面はきっと絶望的に美しいんだろうなと想像できます。なにせ加藤さんは顔がきれいなので、そういうのも似合っちゃうんだろうな……

 余談ですが小山さんには「しくじった、惚れちゃった」が似合うので『斜陽』をやってほしいです。

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中島敦山月記

 これも教科書に掲載されているのでご存知の方も多いかもしれません。「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」のあれです。虎になるやつ。

 李徴(虎になる)と袁?(李徴のともだち)が主な登場人物。二人芝居の舞台とかも見てみたいな~~~そういえばコヤシゲで二人芝居やりたいねって言ってなかった?どう?グローブ座とかでどう?今年の秋冬あたりでどう?

 臆病な自尊心と尊大な羞恥心から虎になってしまうほうも、虎になってしまった旧友の詩を書き留めてやるしかできないほうも、どちらをやってくれても私は嬉しいです。どっちにしろ救いがないよね。好き。

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梶井基次郎檸檬

 檸檬は短い話なので映像化は難しいかもしれないけど朗読とかしてほしい。色彩がすごく豊かで美しいので是非一度読んでみて欲しい。檸檬を「黄金色に輝く恐ろしい爆弾」にたとえるのとかすごくいいよね。なんだかわからないけれど、読むと胸につかえたものがちょっと晴れる。正しいやり方ではない晴れ方であることはなんとなくわかるけど、そういう晴れ方もたまにはいいと思う。そんな話です。

 梶井の人生を映像化してほしいという声もありました。作家が作家の人生を演じるの最高すぎないですか?最高だな。今すぐ企画書を書いてしかるべきところに送りたい。

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谷崎潤一郎春琴抄

 以前雑誌で小説の中の女性にスポットをあてて選んだ本のなかに谷崎の『痴人の愛』があり、あ~加藤さんだなと思いました。好きそう~~~!(語弊)

 「春琴抄」は幼少の頃に失明した春琴という女性とその世話役である佐助という男性の物語。この二人は簡単な恋仲というわけではなくて(そもそも恋仲であるとは作中で名言されなかったと思う)、女王と下僕のような関係性というか。単純な恋愛の話ではなく、めちゃくちゃに歪なんだよね……。愛とか献身という言葉で語られがちだけど、個人的には佐助の「春琴様のそばにいたい」という欲も「美しい」では片づけられない感情だと思うんだよね……。結局はそれも私欲なので……。恋なんてエゴとエゴのシーソーゲームですので……。

 加藤さんには翻弄される役をやってほしい、という観点からのノミネートです。

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夏目漱石草枕

 加藤さんに「草枕」の冒頭を読んでほしい!というおたよりもいただきました。「智に働けば角が立つ~」のあれです。リズミカルな文章だし、加藤さんに読んでほしいのわかる。

 小説としては絵描きの主人公(世の中を斜めに見るタイプ)が出会った女の人の絵を描くとか描かないとかって話だった気がする。ずっと前に読んだんでちょっと記憶が曖昧です……読み返す……

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芥川龍之介羅生門

 老婆が髪の毛を抜いて鬘にしようと思ってるあれです。これも教科書で読んだ。

 平安時代、仕事がなくなってしまった男が盗賊になろうとするも勇気が出なくて、という話。生きるためには悪いこと(盗みとか)をしないと生きていけない……みたいなものがテーマになっています。暗い。加藤さんって自分の正義に反するくらいなら死にそうなところがあるじゃないですか知らんけど。そんな加藤さんが下人をやったらどうなるのかめっちゃ見てみたいですね。

 NHKの潤沢な予算でドラマにしてほしいな~!全3回で芥川の短編を映像化するうちの1回でいいので!

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安部公房『他人の顔』

 おたよりでいただいた作品のなかで、これだけ読んだことがなくて……不勉強で申し訳ない……後でちゃんと読みます。

 読んでもないのにあらすじを解説するのはちょっとアレだけど、顔に大怪我を負ったことで仕事や家庭がうまくいかなくなった男が超精巧な仮面を作って「他人」になり……みたいな話のようです。

 この「他人」の顔のほうが加藤さんの顔だったら全然映画とかにできるじゃん~!って思いました。えっ見たい……すごく見たいな……

他人の顔 (新潮文庫)

他人の顔 (新潮文庫)

  • 作者:安部 公房
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1968/12/24
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

 

 なんかもう全部加藤さん主役で金曜ナイトドラマ的な枠で加藤シゲアキ名作劇場やらない?私は見たい。いろんな加藤さんが見られてめっちゃ楽しいじゃん……ねぇ……

 

 

 

 

 以下は私が個人的にめっちゃやってほしいと思っている作品です。

 

森鴎外舞姫

 これも教科書に掲載されていたので読んだことがある人も多いのでは。あらすじは省略します。海外に留学に行ってそこで女の子と出会って~みたいな話です(雑)

 主人公の豊太郎、ちょっと(結構)クズっぽい(でもそういうところが「人間」って感じがする)ところがあるじゃないですか……たまにはそういう加藤さんも見たくないですか?私は見たいです。

 

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江戸川乱歩『孤島の鬼』

 乱歩作品で一番好きなのは「芋虫」だけどあれはちょっと難しいので『孤島の鬼』をやってほしい。

 蓑浦くんという男が初代という女の人と結婚しようとするんだけど、初代に言い寄る男・諸戸(蓑浦くんの先輩で蓑浦くんのことが好き)が現れたり、いろいろあって初代が死んだり初代の死の原因を探るために雇った探偵が死んだりして諸戸が怪しいんじゃないか?みたいなミステリです。

 舞台で好きな俳優さんが諸戸やってて超絶最高だったんですけど、加藤さんには蓑浦くんをやってほしいなぁと思います。自分の意思があるようでいてめっちゃ振り回されている役で、でもただ単にかわいそうなだけじゃなくて蓑浦くんにも良くないところは割とあったよな……って感じがするのが人間味があってすごくいい。別に蓑浦くんが善人ってわけじゃなくて……悪人でもないけど。要するに人間って多面的なんですよね。無意識に人を傷つける男だな~でも悪意があるわけじゃなくてな……っていうのが私の蓑浦くんへの評価です。そんな蓑浦くんを演じてほしい。

孤島の鬼 (角川ホラー文庫)

孤島の鬼 (角川ホラー文庫)

 

 

 

 

 なんか私が個人的にめっちゃやってほしい役、ひどい男ばっかりだな……。でも普段の加藤さんって顔から好青年とか善人が滲み出てるじゃないですか。ここ最近はそういう役が多いし。だから全然違うタイプの役が見てみたいのかもしれない。演技のなかでしか見られない表情って絶対あると思う。見たい。すごい見たい!うわ~すごい見たいぞ!!!

 

 

 以上、加藤さんに演じてほしい名作文学でした。

 

 

 

 おまけ。以前こんなのも書きました。