あの日の私が見たかったものと今の私が見たものと ―NIPPONロマンスポルノ '19 神VS神 1日目―

 ポルノグラフィティ20周年おめでとうございます。

 「NIPPONロマンスポルノ'19 神VS神」の感想を忘れないうちに書いておこうと思います。まずは1日目から。とりあえず神セトリだったことは先に言っておこうと思います。神セトリだろこんなの。ちなみにレポではなく個人的な感想です。

 

 

 

 

00.オープニング

 15年目突入するよツアーだった「ラヴ・E・メール・フロム1999」ではオープニングで号泣していたので、今回もオープニングで泣くだろうな~って気持ちで来たのにまさかの映像なし!ドラゴンボールが始まりそうなファンファーレが流れ、照明も落ちず、めちゃくちゃ自然に袖から登場。すごいぬるっと出てきた。

 セットもシンプル。惑ワ不ノ森のような両脇に広がる……蔦ではないなにか……の真ん中には「VS」のロゴ。そしてステージの中央奥に丸いモニター、その両脇にふたつずつ四角のモニター。

 

01.プッシュプレイ

 そんなぬるっと出てきてこんなかっこいい曲やる!?

 事前のやるかもしれない曲リストでも挙げていたけれど、ポルノ自身もこの曲と「VS」のつながりを見ていたんだって思うと胸がいっぱいになりました。思いきり拳を突き上げた。1日目は音響があまりよくなくてマジか~ってへこんでいたんだけど、音響のよくない東京ドームを「プッシュプレイ」で揺らすの、あまりにも大正解では?と思ったので全然いいです。

 「あのロッカー まだ闘ってっかな?」をモニターに表示するのはずるい。だって闘ってなかったらそんなの歌えないわけじゃん。あのロッカーはまだ闘っているんだよ。

 

02.メリッサ

 「愛に焦がれた胸を貫け」のロングトーンが怖い。年々長く分厚くなっていく。私が初めて買ったCDであり、今まで何度もライブで聴いてきたし、今回もそりゃあ聴けるだろうと思っていたけど、やっぱり楽しい。

 

03.THE DAY

 岡野さんの声がえぐい。途中でサイレンみたいな音がすると思ったらSEじゃなくて岡野さんの「声」だったの本当やばい。人の声ってこんなふうになるの!?って驚く。今までのライブでも、間奏ではサイレンみたいな声出してたけど更にレベルが上がっていた。PVには「進化を止めない機械生命体」が出てくるんだけど、岡野さんはまさしく進化を止めない人なんだなぁと思った。このPVの話すると3時間くらいかかるんですけど誰か聞いてくれません?

 

04.メドレー

 ミュージック・アワー⇒マシンガントーク⇒ヴォイス⇒狼⇒ミュージック・アワー

 ここで本間さんが登場!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!本間さんはポルノのパパ的存在(=ポルノを育てたプロデューサー)であり、数々のヒット曲の作曲を担当した天才でもある。私も本間さんのことパパだと思ってるからパパに会えた喜びで胸がいっぱいでした。

 ニコニコの笑顔でカメラを指さしたりしながら登場する本間さん。かわいい。圧倒的かわいいを振りまくおじさん。単純にメロった。10周年のときのサポメンとして本間さんがいたので、今回も来てほしいな~って話していたけどスペシャルゲストだったとは。最高。ここから本間さんがピアノを担当する。

 「マシンガントーク」ではやっぱりモンキーダンスもする。岡野さんは首振りが控えめで安心した。「ヴォイス」はイントロのピアノが心にぐっと染み入る。「狼」の狂乱な感じは、20周年のお祭りにぴったりだなと思った。

 この後、本間さんを交えてちょっとしたMC。本間さん主導でなぜかポルノ二人のハッピーバースデーを歌わされる6万人弱(本間さんが6万人弱って言ったらいいって言ってた)。雑談もありつつ、二人と本間さんのトークがすごくあたたかい感じで、生でやりとりを見られて嬉しかった。

 本間さんが「ポルノがどんな曲出しても好きだよって言う人~?」って言うから会場がみんな手を挙げて、「甘やかしすぎだよ!」って言われたのが印象的だった。甘やかさせてよ!しかもそのあと新藤さんが「でもみんなTwitterとかで結構言ってる!タイトルがダサいとか!」って告げ口してて笑った。

 

05.アポロ

 本間さんを交えての「アポロ」。1番は本間さんとポルノの二人で、2番からサポメンも入るスタイル。3人だけで演奏しているはずなのに音がすごく沢山聴こえた気がして、楽器は2種類しか鳴ってないはずなのに全然そうは思えなくて、なかなか胸がいっぱいになる。

 アポロが終わって暗転。ここまでは照明が明るかったが、暗転したことで一気に雰囲気が変わる。ちなみに暗転中に本間さん退場。

 

06.グラヴィティ

 待って!!!!!!!!!!!!!

 聴きたいって思ってたけどやるとは思ってないから心の準備が全然できてなくて祈りの姿勢で聴いた。人間って驚くと手が固まって動かなくなるよね。

 「一秒と千年のあいだに違いはなくて」って20周年で歌うのがまた感慨深い。長いことポルノを応援してきた人も、新しく好きになった人も、「好き」であることに変わりはない。それに、「永遠でなくてもいい」って20周年で歌っちゃうのも本当にポルノだなぁって感じがした。「永遠」なんてなかったとしても、今この瞬間に素晴らしい時間を過ごせたことは変わらないし、今ここで「永遠」って思ったってことはそれがすべてだ。

 中央の丸いモニターに星空とブランコが映し出される。あまりにも星空が美しくて目が離せなかった。この曲が入った時点で神セトリ確定です。「OPEN MUSIC CABINET」に行けなかった私が成仏しました。

 しかもこの曲のアウトロに、原曲と同じく犬の鳴き声が入っていた。あれは新藤さんが飼っていたスゴロクの声。スゴロクはもう亡くなってしまっているけれど、スゴの声を今回のアレンジでも聴かせてくれたことを嬉しく思う。

 

07.Twilight、トワイライト

 イントロが聴こえてきて、まだ祈りの姿勢が解けないままで聴いた。たぶん「SWITCH」以来やってないと思う。私が初めて行ったライブが「SWITCH」だったから、そしてその中でもとても怖い曲だったからすごくよく覚えてる。

 当時聴いた「Twilight、トワイライト」は本当に怖くて、私が世界に無関心であることを抉ってくるような感じがしていつも飛ばして聴いてたしライブで聴くのもしんどかった。でもこの日はそうは思わなくて、岡野さんの力強さと表現力のおかげなのか全然別の曲に聴こえた。あるいは私が世界に(多少の)関心を持つようになったからか。多分どっちもだね。

 

08.Theme of "74ers"

 トワトワのアウトロから続ける感じで披露された。モニターには過去のライブの映像がモノクロで映し出される。

 最初はなんの曲なのか全然わからなくて、でもすごく知っている曲で、途中で「74ersだ」って気づいた途端に涙が溢れてどうしようもなかった。静かに一筋の涙を流すとかじゃなくてもはや嗚咽。だって私ずっと行きたかったんだもん、「74ers」。

 中学生になってCDはレンタルショップで借りるだけじゃなくて「買う」ことができるものなのだと知って「メリッサ」を買った。でもまだ私にとってのポルノはテレビの中の人で、ライブというものがあることも知らなかったしそれに行こうと思ったら行けることも知らなかった。初めてライブというものに出会ったのが「74ers」のDVDで、本当に毎日見ていた。当時9歳とか10歳だった弟が「姉ちゃん毎日見てたよね」って覚えているくらい見ていた。劇団の方を交えたかたちでのライブで、スタンダードな形とはずいぶん違うけれど本当に好きなライブ。でも私が「74ers」を知ったのは終わってからだったから、もう二度と行くことはできない。同世代の人で行ったことがある人を見ると羨ましくて気分が悪くなるくらい思い入れの深いライブ。

 「Theme of "74ers"」は、文字通り「74ers」のテーマ曲だ。生で聴くことなんて一生ないと思ってた。勿論、「74ers」に行けなかったという事実は変わりようがない。けれど、「74ers」に憧れ続けてよかったと思える演奏だった。

 

09.n.t.(弾き語り)

 怒りとかの感情を閉じ込めた曲、って言っていた気がする。これも昔は怖くて聴けなかったな。でも今聴くとなんだかすごく清々しく感じられる。全然重たいんだけど、その重さを背負って歌っているからそんなふうに見えるのかなぁと思った。

 5年くらい前、同世代の人とポルノのことを話していて「n.t.って曲が好きだったな~」って言われて「佞言絶つべしですね」って返したら「それ!よくそんなの覚えてるね!」って言われて私も即答しちゃった自分に笑った。私の頭の中、ポルノデータベースはめちゃくちゃ発達しているらしい。

 

10.Hey Mama

 歌ってくれるかなぁと思ってはいたけれど!でも新藤さん的にはなしなのかな~って思って期待しないようにしていた。

 しかも日本語歌詞のバージョンも歌ってくれた。音響が悪くて何を言っているかちょっとわかりづらかったけれど、日本語歌詞も新藤さんの発音のかわいさが出まくっていた。「~しちゃうけど」みたいな感じのフレーズとか超かわいかったな~!

 そしてこの曲が1日目に来たということは……期待しちゃうよね……

 

11.渦

 さっき「Hey Mama」やった人が弾いているギターとは思えない恰好よさ。

 ここからFIRE HORNSというブラスの方々と一緒に演奏。かっこよさがすごい。重たくて閉塞的で、曲のもつどろっとした感じが表現されている。ブラスってぱーんと響く音のはずなのにそれだけでは済まさないところがすごいなと思った。音の圧が凄まじい。

 

12.俺たちのセレブレーション

 セレブレーション!お祝いにはぴったりの曲!

 最初の「丸い月が」のところで丸いモニターの周囲に黄色い照明がともる。それ月にもなるんだ……!という驚き。お祭り騒ぎみたいなサウンドでものすごく楽しかった。「セレブレーション」ってついてるから頻繁にはやりづらいのだろうけど、ブラスがいないとこのお祭り騒ぎみたいな勢いがつきづらい曲なのかもなぁと思った。だからこそブラスがいると映える。

 

13.ジレンマ

 ブラスアレンジの「ジレンマ」!「俺セレ」からのお祭り感が続いている。びょんびょん飛び跳ねてとにかく楽しい一曲。

 「ジレンマ」は長いあいだアンコールの最後の曲として定番化していた。以前は「Please say yes, yes, yes」になったりもしたけどまた「ジレンマ」に戻った。ライブの最後が「ジレンマ」じゃなくて悔しくて泣いて帰ったこともある。でも前回のツアー「UNFADED」では「ジレンマ」を途中で披露したけれど満足感がすごくあった。ポルノがまだまだ成長している証なのかなと思った。

 

14.愛が呼ぶほうへ

 これもブラスアレンジ。ブラスの音って人の息で演奏しているからすごくあたたかみがあるなぁと個人的には(トランペットをやっていた身としても)思うんだけど、そのあたたかみがすごく活かされているアレンジに感じられた。

 私はこの曲を結婚式で使ったのだけど、そういうふうにしてファンがとても大切にして、その愛情を受けてまた曲が育っていく、みたいなこともあるのだと思う。それをポルノがわかっているのがまた嬉しい。

 

15.ラック

 だからギャップすごくない?さっきあんなにあったかい曲やったのに!

 「ラック」は聴くというより体感するタイプの曲で、そういう曲だと大抵記憶がないのであまり詳しくは覚えていないけど、照明がすごかった気がする。

 

16.キング&クイーン

 すごく晴れやか!私はこの曲の「この世界は広いからそこらじゅうにチャンスはある」という歌詞が好き。私は世界の広さに絶望しがちな人間なので、それをこんなふうに希望として捉えることができる岡野さんってすごいなぁと思う。そっか、チャンスはいくらでもあるのか、って思うとなんだか元気になれる。

 

17.Mugen

 再びブラスの方々が登場し、最後のサビではPVの再現!!!!!!!!!あの演出考えた人天才では……。今までもブラスと一緒にMugenやったことはあったと思うけど、今回は人数が多かったのでPVの再現をすることができたんだね。アリーナ最後列だからろくに見えてないけどかっこよかったことはわかる。

 

18.ネオメロドラマティック

 自分がそんなにネオメロ好きだと思ってなかった。自然と体が動いて、まだ首治りきってないから飛び跳ねたりはしないでおこうと思っていたのに無理だよね。ガンガン飛んだわ。あのイントロのギターで血が沸いちゃったから仕方ない。

 

19.ハネウマライダー

 からのハネウマ!体力が削られる!でも手を抜くなんてありえないでしょ。さっき散々飛び跳ねたのでもう首とかいいです。取れてもいい。

 

20.アゲハ蝶

 ワイパーしながらラララ歌いながらウェーブとかいう難易度の高すぎることをさせられてイマイチ不発だったの笑った。まぁそんなのもいい思い出だよね。音響のこともあって、マイクを通した声が凄まじい反響だったせいもあると思う。

 反響するから手拍子控えるとかラララ控えるとかそんな考えは全然なくて、ていうか曲が始まったらそこそこ揃っていて笑った。曲前の岡野さんの煽りでは結構ズレてた気がするんだけど、曲が始まったら合っちゃうんだね。

 

21.VS

 本編ラスト。そりゃあ泣くよね。

 この日の空はすごく晴れ渡っていて、きれいな青空だった。センステに立ってドームの景色を見渡しながら「そうか あの日の僕は 今日を見ていたのかな」って歌われたら泣いちゃわないの無理ですよ。因島を出て音楽で一旗揚げてやるって思っていた頃の彼らが見ていた夢は、もしかしたら今日の日のことだったのかもしれない。ポルノの二人の夢の景色にいられるんだって思ったら泣いてしまう。

 

EN1.オー!リバル

 ディーン・フジオカを降臨させようとする新藤さんがかわいくて無理。あと誰をおろさずともあなたは恰好いいので自信をもってください。かっこつけすぎて照れて笑っちゃうところも込みで好き。恋した。

 この曲の途中からでかいトロッコ(サイ)に乗る。アリーナ最後列だったのですぐ近くを通りました。ちょうどサイが交差するところにいたから一瞬サイしか見えない状態にもなったけど、間近で見た新藤さんがドイケメンすぎて恋した。岡野さんはバズーカ撃ちながら歌おうとしたらどっちかしかできなくなっててかわいかった。

 

EN2.Before Century⇒Century Lovers

 最近Beforeのあとセンラバこないからどうかな~と思ったけどセンラバ来た!股間も撫でてた!ライブのDVDを見ているだけだった頃はとにかくセンラバに憧れていて、絶対やりたいな~って思っていたのを思い出した。

 

EN3.ライラ

 ソロ回しの部分で本間さんが「カルマの坂」弾いててひえ~~~ってなった。ピアノで聴く「カルマの坂」、最高。そして気分がどんどん上がっていくなかで新藤さんの弾く「Ultra Soul」。他人の曲だよ!でも盛り上がる。いたずらっこ新藤さんと6万人弱の共犯者って感じで最高だった。それに対して岡野さんが突っ込むまでがひとつの様式美みたいな。

 それと、曲の途中で新藤さんの語りがあったんだけど、「20年いろんなことがありました。うまくいかなかったこともあった。それでもみなさんは、ポルノの20年を、正解と呼んでくれるんでしょうか?正解にしてくれるんでしょうか?」というような(ニュアンス)ことを言っていた。

 私はずっとポルノのことが好きだけど、それでもやっぱり折り合いが悪い時期はあった。それでもやっぱり離れられなくて、ちょっとしたきっかけがあってまたポルノのことが手放しで好きって言える状態になって、そして今がある。こんなに素晴らしい20周年の日に辿り着けた。きっと、そういう上手くいかない日だって必要だったんだろう。だから全部正解だよ。正解にしてくれるのかと問われたら、全部正解だって自信をもって言い切るよ。

 

 

 

 

 

 

 ここまでで既に6000字以上あるんだけどまだまだ書き足りない。

 正直、ポルノが20周年を迎えるにあたって、20年も休まずにやっていたらやめたくなったり休みたくなったりすることもあるんじゃないかと思った。だけどどうやらそういうことではなさそうだとわかって安心した。

 新藤さんはとても真摯に言葉を選んで「かつて抱いていた夢を汚したくないから、惰性で続けていくのは違う」というようなニュアンスのことを言っていた。簡単に「これからもよろしく」って言わないところが新藤さんらしいなと思った。新藤さんはすごくポルノを大切にしていて、だからこそポルノではやれないことをやるための「野党」というグループがあったりもする。「野党」を始めた当時の新藤さんは「ポルノでは自分のやりたいことだけやればいいというわけではない」と言っていたと記憶している。ポルノというのは自分だけではなく、岡野さんもいるしそもそもチームであって個人のものではないから、というニュアンスだったと思う。でも、ポルノを始めたのは、因島でバンドをやろうと決めたのは新藤さんで、つまりポルノの元の元を辿ると数々の音楽に影響を受け自分もやりたいなって思った新藤少年の憧れに辿り着く。新藤さんはその憧れをすごく大切にしているんだろうなってことがよく伝わってきた。そういう新藤さんのこと、すごく好きだなぁ。

 最後に「オンギター!」「はるいちー!」っていう流れのとき、会場から大声で名前を呼ばれる新藤さんがにやにやしているのを見てしまった。口元に浮かぶ笑みをしまいきれなくてにやにやしちゃっているように見えた。それがすごく嬉しかった。

 岡野さんは最終的に体力めっちゃ持っていかれているように見えて、そんなふうに消耗するほど歌って走り回ってくれたんだな~って思うと愛おしさが増した。ていうか東京ドームのステージなんて大きいに決まってるのに端から端までばたばたと走り回ってて(しかも走り回っても歌声がブレないのでちゃんと見ないと走ってるかどうかわからない)、岡野さんも楽しかったのかな。嬉しいなぁ。

 ひとつだけあるとしたら、音響が本当にしんどかったこと。反響で楽器の音が聴き分けられないというか、MCの声すら反響して全然わからないことも結構あった。でも前の東京ドームは2階席でもっと音響悪かったもんな~って思うと全然いっか、と思ったりもした。

 

 1日目は、とにかく「グラヴィティ」と「74ers」に心を持っていかれた一日だった。行けなかったライブの聴きたかった曲たち。「74ers」に行けなかったのはライブというものを知らなかったからで、「OPEN MUSIC CABINET」に行けなかったのは埼玉が日帰りできる場所だということを知らなくて申し込まなかったからという、どちらも無知が原因である。当時の私(高校1年か2年くらい)にとって、埼玉は家族で一泊旅行する場所というイメージで、まさか日帰りができるところだなんて思っていなかった。ろくに電車も乗ったことなかったし。今なら携帯でちょっと調べればわかることだけれど、その頃は携帯ではほぼネットを使えなかった(パケット代が死ぬ)し、そもそも電車に乗らないから乗換案内の検索をすれば日帰りで行けることがわかるってことすらわからなかった。無知ってかなしいね。

 今はもういろんな知識を手に入れている。待ち合わせによくわかんない場所を指定されてもとりあえず検索してみるし、わかるための努力はする。わからないからとか思い込みとかで諦めないように。それって大人になったってことだなぁと、行けなかったコンサートたちのことを愛しい気持ちで思い出した。あの日の私が見たかったものと今の私が見たものと、どちらも愛おしくてすごく大切な宝物。

 

 そして2日目へ。