愛と恋と美でできたシングル NEWS「トップガン/Love Story」感想

 

 NEWSの最新シングル「トップガン/Love Story」が発売になりました。初日オリコンデイリー1位おめでとう!なんかいっぱい売れて嬉しい!

 最初から最後まで愛と美たっぷりで超絶ヤベェって話を以下ずっとしてます。主観でしかないただの感想です。

 

 

 

 

トップガン

・タイアップとか

 テレ東系ドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜」主題歌。加藤さんもベンチャーIT企業の社長役で出演しました。私もプログラマの端くれなんですけど雇ってくれませんか……という気持ちでいっぱいになりました。

 ドラマそのものは真木よう子さん演じる原島浩美という女性が業績の良くない支店を立て直したり銀行の派閥争いに巻き込まれたりする話。原島さんは物腰は穏やかだが、ちょっとやそっとじゃ折れないしこれだ!と思ったら常識にとらわれず突っ走るタイプ。周りの男性陣は彼女に振り回されるという構図でできているドラマなので、この「トップガン」という曲のベースはその構図なんだろうなと想像できる。ちなみに「EMMA」のときとドラマと楽曲の関係性が近い。どっちも主人公が女性のドラマだし、安藤蘭子にしても原島浩美にしても振り回して引っ張っていく系ってところも近くて、NEWSの楽曲はそういう女の子と相性がいいのかもしれない。

 

・MVが美

 監督は田向潤さん。NEWSだと増田さんの「Skye Beautiful」や「LPS」、アルバム『NEVERLAND』の特典映像などを手掛けている方で、きゃりーぱみゅぱみゅSEKAI NO OWARIなどのMVも手掛けている。

 水に濡れながら踊るNEWSと花に埋もれるNEWS。動と静のNEWSを一気に味わえる。コンサートで見たのとは全然違った雰囲気。

 ドラマも結構パワフルだったし、曲もすごくエネルギーのある曲だから、花に埋もれるような「静」の美しさを見られるとは思わなくてこれを思いつく監督マジ最高!という気持ち。男も女も見た目が美しいひとはみな花に埋もれて欲しい。特に髪色(金と銀のあいだみたいな)と焼けた肌のおかげで小山さんの二次元感がすごい。よくできたCGの可能性ある。

 一方、踊るパートでは水しぶきもあって「動」が強調されている。小山さんのキレキレのダンスが超好き!手足が長い!不敵に笑いながら踊っているのを見るとむしろあなたが恋焦がれられる側なのでは……?私のほうこそI'm a butterflyなのでは……?という気持ちになる。好き。

 個人的には「僕」の恋心の静と動を表現しているのかな〜って思って見ています。「トップガン」な女の子に憧れるもののただただ心惹かれるばかりの「静」の部分と、「追いかけたいと こころ叫ぶ」ように動かずにはいられない「動」の部分。最終的に「動」の部分が勝って胸がダンダダダンダン!

 この手の抽象的なMVについて考えると性癖が出るよね。

 

・衣装が最高

 TAKAHISA MASUDAの衣装だ〜!シンプルだけど白と赤をメインに使っていてちゃんと目立つ。そして増田さんが得意とする「4人ちょっとずつ違うかたち」の衣装なのが最高。上が白で下が赤なのは全員同じなのにシルエットが異なる。個人的には小山さんの足首が見えるところがMVP。加藤さんが「今日から俺は!」みたいなシルエットなのもすごく似合っている。加藤さんだけ長袖なのがね……いいよね……増田さんに任せておけば大丈夫っていう信頼……

 スタッフからの「ダンダダダンダンって入れたい」という要望もオシャレなテープ的なやつでかっこよく盛り込む。スタイリッシュだしアクセントになっててすごいな〜って思う!オシャレがわからん私にもすごいな〜ってことはわかる!

 

・J-POPの王道

 コンサートで初めて聴いたとき(ドラマはサビしかなかった)、「こ、こんなの売れ筋王道の系譜じゃん〜〜〜!!!」って思った。ポルノでいうと「ミュージック・アワー」の親戚。一度聴いたら耳に残るキャッチーさと、聴いているだけでテンションが上がるような感じ。

 この曲もサビの歌詞が同じ(最初のサビだけちょっと短いから短縮されてるけど基本同じ)になっている。繰り返すことでより強く印象に残る。キャッチーだからこそ歌詞に乗せるものは少なくっていいのかな、と個人的には思う。それよりは印象に残ることを重視というか。私はキャッチーな曲はサビ繰り返し派なのですごく好き!「ダンダダダンダン」って!「大胆に謳歌」「一旦の謳歌」「凛々咲いた」っていう普段はなかなか聞かない言葉のつながりもいい。一度聞いて「ん?」と思う言葉も繰り返されると気持ちがいい。

 あと地味に「夢」「おとぎ話」と「現実」の対立が描かれていて、「トップガン」な彼女に憧れるも手を伸ばせない主人公って感じがすごく好き。振り回されるNEWS、いい。

 

 

 

 

Love Story

・タイトル通りのラブストーリー

 NEWSが全身で「大好きだよ!」と伝えてくれるラブソング。NEWS、私たちのこと好きすぎじゃない?まさに「俺のほうが愛してるよ」な曲。

 NEWSと恋愛できるゲームアプリ「NEWSに恋して」CMソング。3月にはアプリ配信1周年を迎え、現在は本編のほかに続編も配信されています。GREEさんいつもありがとう。

 シンプルなタイトルが意味する通り、これは「Love Story」である。誰と誰の?「僕」と「君」の、NEWSとファンの「Love Story」。NEWSの歌声もみんなすごく優しくて、愛されているんだなって実感してにこにこしちゃう。すみませんねらぶらぶなもので……えへへ……

 

・歌詞がラブストーリー

 付き合っているふたりのラブストーリー的な展開をする歌詞だけれど、リアルなファンのNEWSの関係に当てはまる部分もあって、すごくいいなって思う。

 

 「また会える君待ちわびながら」:コンサートみたいでいいよね!NEWSも舞ってくれてるのかなって思っちゃうし、実際にコンサートに行くと待ってくれてたんだろうなって顔をしてくれてる。

 「君のいない未来は 色のない世界」:「2人/130000000の奇跡」での加藤さんのパート「君のいない世界は 無声映画みたいだ 空にかかる虹さえ モノクロに見えんだ」みたいでどきっとする。すごく好きなパートだからそれが繰り返されるみたいで、好き。

 「一つの光でありたい」:「ヒカリノシズク」の「頼りない夜に一つの光を 灯せたらいいのにな」を思い出す。NEWSはいつだって私の頼りない夜に灯る一つの光だよ……!

 

 この曲はサビが3回あるけれどすべて歌詞が同じだ。「トップガン」もそうだけれど、個人的な印象としては意味合いが異なるように感じられた。

 「Love Story」では、それ以外に歌詞にすることがないんだと、私は思う。ファンとNEWSのあいだに生まれるラブストーリーに、これ以上の言葉はないし、いらないんだと思う。いきなり「大好きだよ」という歌詞から始まるのもすごくストレートでいいなって思うし、「今日は今日の 明日は明日の 君にそうずっと 恋をする」が特に好き。毎日毎日新鮮に好きだと思う気持ちが優しい言葉で表現されている。

 それに、不特定多数対1の関係であるファンとNEWSの関係を「君と僕」の言葉に置き換え、それを当たり前のように受け取れるのが、冷静に考えるとすごいなって思う。NEWSがファンをそういうふうにしてきたんだろうな。

 

・仕掛けがラブストーリー

 間奏部分には、2018年末〜2019年初にかけて行われたコンサート「EPCOTIA ENCORE」内で録音されたファンの声と手拍子が使われている。

 「EPCOTIA ENCORE」は宇宙旅行をモチーフとしたコンサートで、途中でブラックホールに迷い込むくだりがある。ブラックホールから抜けるにはファンの歌声と手拍子が必要だと異星人たち(カイ、コタ、ボンセンというかわいいキャラクター。かわいい)が言う。彼らが「大切な人を思い浮かべて歌って!」とファンに歌わせたのがこのメロディだったのだ。そ、そんなの、NEWSのこと考えちゃうに決まってるじゃん!

 コンサートのオーラスでは録画マークがモニターに出ていて、「何かに使うのかな?」と思っていたらまさかのシングル曲。

 これは個人的な考えなのだけれど、「コーラスを入れたい→ファンの声を録音しよう」というよりも「ファンの声を入れたい→ファンの声を録音しよう」みたいなスタート地点だったんじゃないかなぁと思う。もしかしたら違うのかもしれないけど、そう勘違いできるように作られていることがもう愛だなぁって思う。

 

・コンサートでの披露がラブストーリー

 先日まで行われていたツアー「WORLDISTA」では最後の曲として披露されていたこの曲。「WORLDISTA」は仮想空間をテーマとしたコンサートで、仮想空間からログアウトして現実へ向かうための橋渡しとなる曲という位置で歌われる。NEWSには「Digital Love」というゲームの中の相手と恋愛するような曲があって、恋愛ゲームアプリを持っているグループが歌うにはなかなかパンチが効いてるじゃん……と思っていたらファンとNEWSのラブはそっちじゃなくてこっちの「Love Story」でした。好き……

 その前のコンサート「EPCOTIA ENCORE」では知らないうちに歌わされていたけれど、今回は振付もレクチャーされて一緒に歌って踊る仕様になっている。会場じゅうが愛と幸せに包まれてコンサートが終わる、あまりにも美しい光景だった。

 

・MVがラブストーリー

 MVは4人それぞれワンカットでカメラを彼女に見立て、デートしているようなストーリーになっている。曲全体のMVとしては4人それぞれのものを繋いだものなっているけど、それぞれのバージョンも収録されている。どきどきしすぎてちゃんと見られない。いやこんなのどきどきするって!しないほうが無理だって!全員が優しい顔をしていて、こっちもでれでれした顔になってしまう。NEWSのせいです。

 小山さんは花がアイテムとしてピックアップされている。途中でらぶらぶしている若いカップルにピントが合うんだけれど、なんだかそれがすごく小山さんっぽくていいな〜!って思った。

 加藤さんは図書館(本読んでる人いたし本屋というより図書館感あった)デート。途中で彼女がいなくなって(ここ、カメラが加藤さんを映したままだんだん遠ざかっていくことで彼女がちょっと隠れてみようっていたずらしてる感じがしてめちゃくちゃかわいかった)加藤さんが探す、みたいなくだりがあるんだけど、見つけたときの笑顔を見ると幸せってこのことなんだな……って気持ちになる。加藤さん編では老夫婦にスポットが当たる場面があって、それも加藤さんだな〜って感じがして好き。余談ですがポルノのギタリスト・新藤さんも老夫婦へのあこがれ的なものをエッセイに書いていたことがあってそれを思い出してだいぶくらいました。

 増田さんは服屋さんデート。好き……ってなってるうちに見終わってた。走ってくるところがやばかったのは覚えてる。どきどきしてひとりではまともに見られないので誰か一緒に見てくれ。

 手越さんは照れ顔がかわいい!!!今すぐ恋愛映画を撮ってほしい……ハートのピアスも圧倒的ラブ。かわいい。テレビを見ていると、テイ!とかオーケーナイスゴイスー!とか言っている愉快な手越さんがいるのも事実だけど、ファンはこのはにかんだ笑顔を知っているんだ……なぜなら我々はハニーちゃんで子猫ちゃんだから……えへへ……

 

 これからのコンサートでもきっと歌うことになると思うけれど、そのたびにまた新たなLove Storyが生まれていくのだと思うと幸せしかない。

 

 

 

Dragonism

・アイドルだから歌える

 「インビジブルダンジョン」「Digital Love」の制作陣による楽曲。つまり最高。

 「トップガン」のようなキャッチーで王道な曲を歌う人たちの持ち曲じゃないだろうって思うし、「Love Story」のようならぶらぶラブソングを歌う人たちの持ち曲でもないと思う。あまりにもジャンルが違う。でも両立するんですよ。だってNEWSはアイドルだから。アイドルはなんだってできるから。だから私は、こういった曲はむしろ「アイドルだから」歌えるのだと、そう思っている。

 ジャンルが違うことはわかるけどじゃあこれはどういうジャンル?って言われてもちょっと詳しくないのでわからないんだけど、このあいだAmuse Fesで見た辻村有記さんがこういうテイストの曲をやっていてばちばちにかっこよくてNEWSにもほしいな〜って思っていたら叶った。やったー!

 

・歌詞がやばい

 やばい。NEWSは強く高貴で孤独なドラゴンだったのだ……我々はドラゴンが傷つきながらも周囲をなぎ倒していくさまをこの目に刻み込むことしかできない……私はこの曲はアイドルがアイドルそのものを歌ったものだと思っています。「Love Story」で近づいた距離感がぐっと引き離されるような感じ。この矛盾というか両面性というか、すごくアイドルだな〜って気がする。Slave of loveとしてドラゴンを見つめ続ける覚悟でおります。

 小山さんの歌う「諦めた者に纏うデストピア」やばくない?あのへんの歌い方全面的にやばいんだけど歌詞もやばい。早くコンサートで聴きたいんだけど予定がない!早く!

 で、加藤さんに「創造と破壊のフィクサー」「高潔と欲望のマイスター」って歌わせるのやばくない?ドラゴンというものの性質を表している言葉だと思うんだけど、それにしてもやばくない?

 

・とにかくやばい

 サビの混沌とした感じ、うねりというかなんというか、うわ〜ドラゴンだ!って感じがする(語彙)。畏怖の対象。畏れ敬うべきもの。SFとかファンタジーとか読んでると、人間が絶対太刀打ちできないバケモノみたいなものが出てくることがたまにあるけど、この曲はそういうものの類だと思う。ひとはただ、荒れ狂うドラゴンを見つめることしかできないのだ……

 こんな……こんな「アイドルの生きざまを見よ」みたいな歌を歌っちゃうんですよ……やば……NEWSやば……

 

 

 

weeeek -represent NEWS mix-

 コンサートでは沢山聴いてきたけど、2番まで歌うことはなかなかないからちょっと新鮮。

 小山さんの歌声が原曲では舌足らずなところがあってかわいくて、今の歌声は発音がしっかりしているのがすごく特徴的な変化だなぁと思った。かっこいい大人になれてるよー!でも「作った笑顔引きつったかも!?」はめちゃくちゃかわいい!歌いこんでいるからこその遊びというか、音源でもこんなにかわいく歌うんだ……って好きが募った。いくつになってもかわいく歌い続けてほしい。

 個人的には加藤さんの歌い方の変化がツボ。「日々生き抜いて心は曇り 僕たちは過ぎ去ってく」のところ、原曲ではちょっと内にこもる感じのする歌い方をしている(超好き)。でもrepresentでは言葉の粒がはっきりとしていて外に向かっていく歌声というか余裕のある歌い方になっていて、加藤さんの歌の進化がよく表れている。

 増田さんの「やることいっぱいで気持ちは完敗」のあたりの歌い方とか全然違う!原曲の若々しさ溢れる感じもかわいいし、今のちょっと遊ぶ余裕があるように思える歌い方もかわいい。どちらにしろかわいい。

 手越さんの歌声も、もともと上手いのにより深みが増していて大人になったな〜という気持ちになるけれど、でもかわいいところも失わない。これが全員30超えて新たに録り直した「weeeek」……!

 ていうか冷静に考えると、過去のヒット曲の現在バージョンが聴けるのって贅沢すぎない?いいの?幸せ!

 

 

 

夢の数だけ愛が生まれる -represent NEWS mix-

 バラードにそこまで関心がないので原曲を全然聞いていなかった。歌詞に「STORY」って出てくるからこのタイミングでrepresentしたのかな〜とかちょっと思った。誰が何基準で決めているのか、ラジオに送ったら教えてもらえるのかな。どうやって決めてるんだろう。音楽スタッフの人かなぁ。

 歌いだしの加藤さんの声が優しい。子守唄みたいで、ちょっとくすぐったいところも含めて好き。大サビ「争いや痛みは〜」の部分が小山さんのパートに。小山さんのあたたかさとか優しさが滲み出ている。このパートを小山さんにしようって決めた人が傘を忘れて雨にぬれたりしませんようにと願っています。ていうか小山さんのパートが美味しすぎてもはや小山さんの曲では?

 増田さんの表現力の豊かさも光る。伸びやかな部分は優しく包み込むような歌声で、ちょっと低くなる部分は傷つけないようにそっと触れるような歌声。増田さんの声ってすごく触覚と結びついた声だなぁといつも思っているんだけど、この曲では特にそうだと思う。バラードの増田さんの声、好き。手越さんの空に突き抜ける声と相性がいいと改めて感じる。

 ちょっとだけ合唱部に在籍したことがあって、そのときには「声に感情をのせる」の意味が全然わからなかったんだけど、こういう曲のNEWSの歌い方を聴いているとこういうことだったんだってわかるようになってきた。当時は全然言ってる意味がわからなくて絶望した(ので忘れられず今も覚えている)んだけど、今こうやってわかるようになってきたからいいや、と思う。

 

 

 シングルが出るだけで毎回すごく楽しいな〜!NEWSの素敵な楽曲がこれからもどんどん増えていきますように!