来世はペンギンになりたい

好きなものを好きと言うために生きてる

きっと絶対届いてる愛 ―「NEVERLAND」感想―

お題「私のNEVERLAND」

 

 東京ドームで私が見たのは、とても美しいコンサートと、ファンのことが大好きな4人の姿だった。

 今回はチケットが激戦だったし、大きな出費も控えているのであまりお金を使うことができなくて東京2公演にだけ行くこととなった。本当はアリーナも1公演くらい行きたかったけれど仕方がない……来年こそは……。
 記憶力が怖ろしく悪いのでいろいろと間違っているところもあるかもしれません。100%の主観でお送りしている文章なのでどうか許してください。100%の主観なので他の人の意見は関係ありません。私は私の話をしています。

 

00.OP

 アルバムの映像。NEWSの作った鍵が、少女のもとへ届けられる。私は年甲斐もなく首から鍵を下げていたのだけれど、画面に映し出される鍵と同じものを持ってコンサートに来ているという実感が持てて、とても良かった。小さい頃に読んでいたファンタジーの主人公になったような気持ちで、わくわくする心を抑えられない。
 機関車が現れ、Mr.インポッシブルがNEVERLANDの説明をしてくれる。

 

01.NEVERLAND

 機関車がセンステをぐるりと取り囲む。その真ん中からNEWSが出てくる。それぞれ手に何かを持っているのだけれど、小山さんが杖(ステッキ)、加藤さんがNEVERLANDの国旗、増田さんが刀(日本刀っぽいかたちで二刀流?もしかしたら刀と鞘かもしれない)、手越さんが火のついたトーチ。ひらひらしたマントのような衣装とそれぞれのアイテムが合っていて、東京ドームだってわかっているのにファンタジーの王国にやってきてしまった感がすごかった。鍵を手にしてNEVERLANDにやってきた主人公を不思議の世界に歓迎するような、壮大な演出だった。私が小さい頃読んでいたファンタジー小説のイメージがそのまま具現化されているような感じがした。
 火も出るし水も出る。しかも思ったよりたくさん出る。歌詞に含まれているんだから出てくれたらいいな……くらいに思っていたら予想よりずっとたくさん出てきて、この時点でお金がかかっていることが嬉しくて涙が出てきた。
 そして子どもの声が7つのエレメントを言っていく「LOVE」のところで、私の持っているペンライトが光る。NEWSにとって、愛のエレメントはファンを指す。それが幸せで、また涙が出てしまう。
 あとは増田さんが「七色の喝采はNEVERLAND PARADE」のところで手のひらとピースで指を7本立てているところが最高に格好よくてもう無理って感じだった。世界は早く増田さんの格好良さに気付くべき。まだまだ足りない。こんなのもっとたくさんの人に身てもらわなきゃ駄目。今すぐ全世界に配信してほしい。世界中の街頭ビジョンを買い取ってあの増田さんを映したい。
 どんな振付だったかはもうろくに覚えてないけれど、4人が並んで踊っているのがとても格好よかったことは覚えている。そうだこれだ、これが私の大好きなNEWSだ。ドームにいる55000人を圧倒している、強く美しく歌い踊るNEWSが、私の大好きなNEWSだ。好きで好きでたまらなくて、始まったばかりなのに泣いてばかりだった。
 1日目、ひとりひとりがカメラに抜かれるところで、あまりにも加藤さんが私の予想を遥かに超えて恰好よすぎた。金曜の夜に録画で見たビビットとあまりに別人すぎて、やっぱりアイドルしている加藤さんが一番恰好よくて好きだなと改めて思った。いやほんと加藤さんの顔恰好いいんですよ。皆さん知ってると思いますけど。
 ところで加藤さんに旗を持たせた人は誰なんですか。加藤さんのあの顔と旗、あまりにも似合いすぎじゃないですか。今すぐカタログギフトを贈らせてください。お食事券でもいいです。ペアで贈ります。

 

02.アン・ドゥ・トロワ

 機関車が去って、ひらひらしたマントの衣装を纏ったNEWSが踊る。軽やかでかわいらしくて、さっきあれだけ重厚な曲を披露していた人たちとは思えないような気さえしてくる。「24時のベル」の振付がかわいい。
 なんていうか、「NEVERLAND」でテーマパークのゲートをくぐって、「アン・ドゥ・トロワ」で広場に出たようなイメージ。これからどこへ行こうかなと胸を躍らせているような感じ。たぶんアルバムで聴いたときにもそう思っていたけれど、それが実際に目の前で繰り広げられていて、すごいとしか思えなかった。

 

 ここでMr.インポッシブルがNEVERLANDを案内してくれる。加藤さんは「光」のエリア・North Gate、小山さんは「水」のエリア・East Gate、増田さんは「音」のエリア・West Gate、手越さんは「炎」のエリア・South Gate。もうこの時点で最高な設定がされているんだけれど、一体どうなるのかわくわくが高まる。

 

03.EMMA

 1日目は位置の問題で加藤さんが全く見えなかった(本人は遠すぎて見えない&モニターも柱があって見えない)ので、少し悔しい思いをしたけれど、2日目は加藤さんをずっと見ていた。思ったよりも胸元が開いていてセクシーだった。
 けれど「EMMA」の優勝は増田さんだと思う。あの前髪のセクシーさを生で見ることができて眼福としかいいようがない。どきどきしすぎてたぶん寿命がちょっと縮んでしまった。

 

04.KAGUYA

 花道を歩く4人。コヤシゲがくっついて歩き、テゴマスが適度な距離感で歩いていて、シンメのそれぞれの良さを見せつけられた気がした。小山さんが顔をくっつけにいったときの加藤さんが少年のような笑顔を見せてくれた。ありがとう小山さん……加藤さんからあの表情を引き出せるのはあなただけだと思う……。
 傘を持たないかわりに会場に歌わせることで、パフォーマンスを魅せる曲から一緒に楽しむ曲になっていた。『QUARTETTO』の「KAGUYA」とは全然違う。ひとつの曲でもいろいろな面が楽しめて、NEWSってすごいな~!!!

 

05.恋祭り

 どこかでタオルを回せるだろうと思ってはいたけれど、今回はだいぶ早めだった。「恋祭り」は楽しいから今後も絶対にセトリに入れておいてほしい。あるいは他にもタオルを回せる曲を!

 

06.D.T.F

 紫の人が「バカになろうぜ~!!!」って言うから見に来るグループ間違えたかと思った(cf:村上信五)。イントロが流れてきて、よかったあってた!と思った。笑
 どういうジャンルの曲なのかわからないけど、SMAPの「SHAKE」が好きな私が「D.T.F」を好きなのは必然では?と思っている。多分同じジャンルの曲なんじゃないかな。
 ぎゅぎゅっとくっつく4人が圧倒的ノーベル平和賞。楽しそうな4人の顔が見られて幸せな一曲。おそらくこの曲がセトリ入りしたのは少プレのダイノジ大谷さんプレゼンツのプレミアムショーのおかげなのではないかと思っている。ありがとう大谷さん。

 

07.4+FAN

 「恋祭り」~「D.T.F」そして「4+FAN」のお祭り感。加藤さんの「やっぱ僕らファンタスティック」がまた聞けて嬉しい。
 ここまでのお祭りゾーンは、テーマパークに入ったばかりの楽しい気持ちを表現しているみたいに思えた。どれに乗ろうかな、どこに行こうかな、何を食べようかな、何を見ようかな、そんなわくわくした気持ち。

 

 OPで出てきた少女が再び映像に登場する。彼女があけようとしているのは、「光」のエリアに通じる扉だ。

 

08.あやめ

 思ったことは別記事に書いた(ひとりの青年と、私の愛のはなし ―コンサート「あやめ」感想― - 来世はペンギンになりたい)。私、加藤さんのこと好きだなぁ。
 加藤さんのソロ、あんまり先の方に持ってこられるとその後の曲のあいだも加藤さんのソロのことばかり考えてしまうのでできれば次回からは後半でお願いします!(でもそしたらコンサート終わるまで上の空でちゃんとエンディングとか見られないかもしれない……どっちにしろ困ったな……)
 私は視覚的な記憶力がものすごく弱いようで、見たものを覚えておくことが本当に苦手だ。だから人の顔を覚えるのも苦手だし、コンサートで何かがあっても少しも覚えていられない。見たものを頭の中に思い描こうとしても、それができない。「あのときこう思った」ということくらいしか覚えていない。でも、どうしても「あやめ」を忘れたくなかった。見たもの全部覚えていたい。その気持ちが強すぎて、他の曲の途中でも「あやめ」のことを考えて誰もいないセンステを見つめたりしていた。あそこで起きた素晴らしい奇跡のことを、加藤シゲアキというひとりの青年が命を燃やしていたことを、ひとつだって忘れたくない。こんなふうに思う曲は初めてで、私もどうしていいのかわからなかった。何が正解かはわからないけど、私は「あやめ」を覚えていることに全力を注いだことは間違いではなかったと思う。

 

09.Brightest

 Jr.がダンスで「あやめ」から「Brightest」を繋いでいるのがとても素敵だなぁと頭のどこかで思いながら、でも心は「あやめ」から帰って来られなかった(というかここからちょいちょい「あやめ」の思い出し泣きとかしてるから記憶があいまいになる)。
 この曲は天井席から見たかった。せめて天井ではないにしても正面から。レーザーが恰好良すぎて、今すぐ円盤になってくれないと暴動を起こしそう。
 私はポルノグラフィティのライブで育った人間で、彼らのライブにはたまに「まるまる一曲、演者の姿が影になって顔とか全然見えない照明」みたいなのがたまにある。ろくに理科を学ばなかったから光の構造がよくわからないけど、逆光?みたいな感じになるやつ。それがとても恰好いいから、いつかNEWSのライブでも見たいなぁと思っていた。でもアイドルは顔を見せることも大事な要素のひとつだからそんな照明の使い方はしないよなぁ……とも思っていた。
 だから「Brightest」の照明がすごく嬉しかった。間奏のダンス、同じ動きを繰り返すところ、ひとつも顔が見えないのが嬉しかった。きっと「光」を司るエリアというコンセプトがあるからできたことなのだろうと思うけれど、本当に嬉しかった。
 4人それぞれの後ろに映像が映し出されていたけれど、小山さんが□モチーフ、増田さんが▽モチーフ、加藤さんが○モチーフなことは確認できた。手越さんはなんだったんだ……?ハートなのかな……?ちゃんと見ることができなかったのがちょっと心残り(なにせ心がまだ「あやめ」から帰ってこれていないのでまともに覚えてない)。
 真正面の席から見られなかったことは悔しいけど、誰かがこの光景を真正面から見ていたんだったらいいや、と思えるくらい素晴らしかった。

 

10.シリウス

 「光」=星の光という解釈での選曲だろう。去年のツアーで大好きだった「シリウス」をまたすぐ聴くことができて嬉しかった。(でも心が「あやめ」から帰ってきてなくてあんまり記憶がない……)

 

11.Snow Dance

 やった~~~!!!少プレだけで終わりかと思ってた!!!会場が一気にゲレンデになった!!!
 このきらきらしたイントロは「光」のエリアにぴったり。4人の歌声がそれぞれ美しく響いて、個々の歌唱力が高いNEWSの強みだなぁと思った。1日目は増田さんのリフターの目の前で、増田さんの色気がすごすぎてやばかった。語彙力も亡くなるレベルのやばさ。
 ところで「光」のエリアを司る加藤さんが「掌の輝きを絶やさずにいたい」を歌っているのがぴったりすぎて最高。

 

12.スノードロップ

 1日目は増田さんのリフターが目の前だったので、増田さんの美声を目の前で聴くことができた。増田さんがリフターに腕を置くだけで芸術品のごとき美しさだった。でも、あまり記憶にないけどおそらく小山さんの大サビがなかった気がする……。いつか聴きたい。

 

13.Touch

 Jr.も含め大人数で並んであの振付をやると可愛い!4人だけのダンスも可愛いけれど、小山さんがソロ準備で抜けてしまうからJr.と一緒に踊るという手、とても考えられているなぁと思った。

 

 加藤さんの「光」のエリア。「世界は光の地図を求める」という歌詞がある「あやめ」から始まる。「Brightest」の照明は本当にすごかった。NEVERLANDの前の週にAmuse Fesに行ってPerfumeの照明を見て、こういうのがジャニーズでもあったらなぁと思っていたものが、NEWSのコンサートで繰り広げられていた。私の夢がひとつ叶ったようなものだ。
 そして次は「水」のWest Gate。

 

14.ニャン太

 生者が死者を思って何かをすること。極端な話をすると、私はそれらすべてを生者の自己満足だと思っている。自己満足というと語弊があるだろうか、それらは死者のための行為ではなく、残された生者のこころを救うためにある行為だと思っている。たとえばお葬式、たとえばお墓参り、たとえば目を閉じ手を合わせること、たとえばレクイエムを歌うこと。
 生者と死者という明らかな境がなくたって、そもそも誰かを思って何かをすることなんて自己満足だ。それは他の誰でもなく自分のための行為だ。小山さんはきっとそれをわかっていて、大切なニャン太のことを歌にしたのだと思う。加藤さんのいうように、この曲は「小山慶一郎への応援歌」でもあって、小山さんはそれを歌っている。
 私は自己満足がすなわち悪いことだとは思わない。私も沢山の自己満足を積み重ねて生きている。私の、私による、私のための行為を、誰かのためなんて言葉でうやむやにしたくない。沢山の自己満足が「誰かのため」「あなたのため」という言葉で覆い隠される世界で、小山さんが自分のためにこの曲を歌っているように思えて、それをすごく誇らしい気持ちで見ていた。素直で、まっすぐで、とても素敵なことだと思う。小山さんのことが好きだな、と改めて思った。
 東京1日目の小山さんは涙をこらえるあまり声が震えてしまっていた。でも大切に歌おうとしていることは伝わってきた。2日目の小山さんはぼろぼろに泣いてしまっていた。でも1日目よりしっかり歌っていた。オーラスでの小山さんは、「きっときっと大丈夫だよ」と歌詞に書いたとおりになっていた。

 

15.恋を知らない君へ

 「ニャン太」からの流れはずるい。こらえていた涙がまた零れてしまう。とてもシンプルで、それゆえに届く歌だった。
 「恋を知らない君へ」は、曲としては好きだけれどドラマが少し苦手な内容だったこともあったしあの夏たくさん聴いたということもあって、そこまで響くかといわれたらそうでもない曲だった。けれど、この2日間に聴いた「恋を知らない君へ」はとにかく響いた。まっすぐでシンプルで、とても心がこもっていた。私の大好きなNEWSだなぁ、と思った。

 

16.フルスイング

 昨年の24時間テレビを終えて、きっと今年は歌うだろうと思っていたけれどやっぱりセトリに入っていた。去年のテレビを見ていた全然ジャニオタではない友達も「いい曲だね」と言ってくれるような曲だから、コンサートにいたNEWSファンではない人にも届く何かがあったのではないだろうか。
 1日目は小山さんが泣いてしまっていた。いろいろ思うことがあったのだろう。彼の心の中にあるものは、私にはわからないけれど、小山さんのことが大好きなことだけは確か。

 

17.恋のABO

 知らないイントロかな?と思っていたら「恋のABO」に繋がった!ここのインスト部分があることで、「ニャン太」~「フルスイング」までの涙パート(って勝手に名付けた)からハッピーでウェイウェイする夏へ気持ちを切り替えていくのがすごい。どうしたらコンサートを楽しめるのかをよく考えられているなぁと思った。

 

18.サマラバ

 振付が最高に可愛くて、加藤さんのしゃかりきダンスばかり見てしまった。真似しやすい振付で、見ながら一緒に踊るのが楽しかった。ほんと……加藤さんのしゃかりきダンスが可愛くて……。
 ダンスには詳しくないから振付の善し悪しはわからないけれど、指でカメラを作って写真を撮るのがとても可愛かったしNEWSらしいなと思った。海に来たら写真撮るもんね!どこまでもポップでどこまでもキュートで、テンションの高いハッピーを具現化したみたいな曲だった。
私はこういうポップな曲が大好きなので、「恋のABO」と「NYARO」に挟まれたこの盛り上がる位置に最高にポップでかわいい曲がきてとても嬉しかった。できればコンサートの定番曲になってほしい。またがむしゃらダンスの加藤さんが見たい。

 

19.NYARO

 すっかりコンサートの定番になった「NYARO」。NEWSがハートを作るのが本当に可愛い。あの振付にNEWSの可愛さがぎゅぎゅっと詰まっている。あれだけセクシーな前髪で雄度が上がった増田さんも、手越さんの前でハートの土台部分で待機している顔は最高にキュート。「NYARO」と歌えるのも楽しいけれど、何より4人とも楽しそうな顔をしていて、見ているだけで楽しくなる。

 

20.ORIHIME

 花道で織姫役と彦星役のJr.が踊っていたような気がするんだけれど、遠くてちゃんと見えなかった……。この曲は織姫と彦星=天の「川」ということからの選曲だろうか。
 加藤さんの歌声がとても優しくて素敵だったことは覚えている。それと小山さんの「もういいかい?」が最高に好き。小山さんの切ない声がこの曲の雰囲気とぴったり合っている。

 

 小山さんの「水」のエリア。「ニャン太」や「フルスイング」は涙、「サマラバ」や「NYARO」は海。いろいろな面を見せる水は、小山さんにぴったりだなと思った。泣いてしまう小山さんも、盛り上がるアゲアゲな曲で煽る小山さんも、「もういいかい?」と切なく問いかける小山さんも、どれも嘘いつわりなく小山さんだ。


MC

 NEWSが喋りの魔術で面白い話を~みたいな説明をMr.インポッシブルがしていた気がする。ハードルをあげてたけどいつも通り面白かった。
 2日目は加藤さん以外のメンバーによる「あやめ」(フル)。私が最後に見る「あやめ」がこれかよ!とは思ったけれど、3人そしてJrやスタッフからの愛を感じた。
 私が最後に見た「あやめ」は加藤さんの「あやめ」じゃなくなったけど、だからといってあの素晴らしい加藤さんの「あやめ」が消えることはない。忘れないようにと何度も何度も思い返しているから、まだ頭の中に残っている。特別なものだから絶対に誰にも何にも侵されたりしない。何度も繰り返し言うけれど私以外の人の意見は関係ありません。私が思ったことを書いているだけです。他の人が私と違う気持ちを抱いてもなんら問題もないし関係もないと思っています。
 MCで加藤さんがいじられていて、最初はひやっとした気持ちにもなったしちょっと怖いと思ってしまったけれど、昔みたいな雰囲気ではなくてすごく安心した。加藤さんも成長したし、他のメンバーも成長した。それぞれを尊重して、尊敬して、それゆえのものだなと思えた。(あとたぶん、見ている私も成長した。)かつてのコンサートのMCで加藤さんがいじられているのを見るのがつらいのは「この人、こんなふうな扱いを受けていたらいつか舞台上からいなくなってしまうんじゃないか」みたいな気持ちがわきあがってしまうからなんだけど、今回は微塵も思わなかった。それが嬉しかったので、記録として書いておきます。
 むしろ加藤さんだけそんな特別扱いしてどっかから恨まれたりしないよね!?と不安になるくらいだった。一旦裏に引っ込んで、「シゲに会いたかったかー?」でしーんとして、他のメンバーがソロまるまるやって、最後に最大音量の「イェーイ!」もらって。アニメで言ったらこれ加藤さん回じゃない?大丈夫?オーラスのMCをこんなに加藤さん一色に染めちゃっていいの!?って心配になるくらい加藤さん大活躍って感じだった。
 最大音量の「イェーイ!」をもらったときの加藤さん、すごく嬉しそうな顔をしていた。いつものダブルピースの>∀<の顔をしようと待っていたみたいだったけれど、そのあとびっくりした顔をしていた。私も喉吹っ飛ばすくらいに叫んだ。だって加藤さんに会いたくて、ずっと楽しみにしていた日なんだから。加藤さんが生声で「ありがとー!」って叫んだのも聞こえた。すごく嬉しそうな顔をしていたのも見えた。加藤さんのことが大好きだなぁという気持ちがまたひとつ強くなった。
 これらの一連のMCのくだりに誰が何を思ってもそれが正解だし不正解だと思う。ただ私はこう思った、というだけの話。どんなふうに思わなきゃ正解とか間違いとかそういうことではなくてすべてが正解だし不正解。ただ、その気持ちが愛に端を発しているのならそれは愛で、抱いた気持ちの違いで大きさなんて測りようがない、というだけは書き記しておきたい。自分のために。
 それから、4人が東京ドームへの思いを語っていたときに、誰かが「こんなにたくさんの人と愛を交換できてるんだよね」というようなことを言っていた。なんの照れもなく、さらっと言っていたところがすごく好きだなと思った。誰かが言ったその言葉を他の人が茶化すこともないし、「そうだね」って感じの空気だったのが嬉しかった。私の大好きな人たちは、コンサートで愛のやりとりができるとなんの疑いもなく信じている人たちだ。
 MCの終わりでは小山さんが「アン・ドゥ・トロワ」と魔法をかける。そして増田さんの「音」のエリアへ。

 


21.FOREVER MINE

 う、歌が上手い……。
 増田さんのダンスがとても好きなので、ソロ曲が発表された時点で「今年は踊らないのか……」って思ってしまったんだけれど、踊らない増田貴久も最高だった。踊っても踊らなくても最高って。ずるい。
 この曲は映画「東京タワー」の主題歌で、「東京タワー」は不倫の話なのでこの曲もそう解釈できるように作られているんだけれど、あまりにも爽やかで優しくて全然不倫の雰囲気じゃないように思えた。あ~~~でも現状の生活がすごくつらくてそこに増田さんみたいな人が「堕ちていこう」って歌うんだったらこの優しい声じゃないと駄目だよな~~~!みたいな気持ちにもなった。無理矢理奪い取るんじゃなく、優しさで身も心も攫っていく、恐ろしい曲。

 

22.Silent Love

 独特の歌割で、これができるのはNEWSが歌を強みとして打ち出しているからだなぁと思った。いつかシングルでもこういうものを出してみてほしい。
 この曲は増田さんのラップが優勝オブ優勝。「実は伝えたかったMy Silent Love」が、もうとっくに諦めてしまった感じの、でも諦めてしまった自分にちょっと苛立っているような感じの声なのが本当に好き。

 

23.ミステリア

 増田さんの司る「音」のエリアだから増田さんで印象的に始まる「ミステリア」がここにきているのかなと思った。
 Jr.を影に見立てたダンスがとても恰好よかった……!NEWSにまとわりつく怪しい影。全然目が足りないのでもっとゆっくり見たい。早く円盤を!
 加藤さんの「愛なら歌にしよう 夢なら旅立とう」のところもすごくよかった。私が歌割を考えていいとしてもこのパートは加藤さんにしたと思う。最高だった。

 

24.BYAKUYA

 まさかまた「BYAKUYA」が聴けるなんて!!!昨年のハロウィン音楽祭でも披露されたし、Jr.がMステで歌ったという話も聴いたし、またやってくれないかなぁと思っていたのでとても嬉しかった。
 「ミステリア」から「BYAKUYA」の流れも、とても美しかった。たぶん、それぞれがアルバムの中で同じポジションの曲(ちょっとゴシックな雰囲気のあるファンタジー楽曲)だからこそ繋がりが美しかったんだと思う。

 

25.さくらガール

 この曲は小山さんのための振付なんじゃないかと思うくらい小山さんに似合う振付だから小山さんを見つめてしまうんだけど、今回ばかりは加藤さんを見ていた。1日目も2日目も私の位置からは背中しか見えなかったけれど、背中をずっと見つめていた。
 私はNEWSの4人の中では小山さんのダンスが一番好みだ。長い手脚と天性のリズム感がつくりだす動きのひとつひとつが美しくて、小山さんばかり見てしまう。勿論加藤さんのことも見ているけれど、加藤さんが好きだから見ているのであって、加藤さんのダンスが好きだから見ているのではなかった(だからといって嫌いだったわけでもないけれど)。
 でも今回は違った。加藤さんのダンスがすごく好きだと思った。ずっと見ていたいと思うくらい好きだった。今までと何がどう違うのかわからないけれど、力強さもしなやかさも増しているように思えた。
 ドームの天井にはレーザーで描かれた桜の花びらが舞っていてとても美しかった。

 

 増田さんの「音」のエリア。増田さんが純粋に歌を聴かせる「FOREVER MINE」から始まり、独特な歌割の「Silent Love」、増田さんから始まる「ミステリア」。NEWSが武器として育ててきた歌のすごさが爆発しているブロックだと思った。
 続いて、手越さんの「炎」のエリアへ。


26.I'm coming

 これぞTHEジャニーズ!みたいなセクシーさで、バンド引き連れて歌うのかなぁと思っていた私としてはセンステにベッドが出てきてすごく驚いた。照明の色もすごく妖艶だった。
 「BLACK FIRE」もだけど、私はこの手の曲はヘドバン(というか首から上と足でリズムを取って楽しむ)すべき曲だと思っている節があって、体が勝手に動いてしまった。そんな中で手越さんを見ていたのであまり詳細は覚えていないんだけれど、なんかこう……手越さんにこういう映画の役やってほしいなって思った。「LOVIN' U」のときも思っていたけど、早く手越さんにバンドマンの役を……!!!

 

27.BLACK FIRE

 ベッドに寝転んだまま歌い出す手越さん。「I'm coming」から世界観を繋げる方法がこれなの、ずるいな~!
 1日目は加藤さんがどこにいるのかすらわからなくて(ちょうど上段の加藤さんと柱が重なってしまっていた。たぶんあそこにいるんだろうな~と思ったけど見えないからよくわからなかった)、諦めて思いきりヘドバンしていた(クラウドを読む限りむしろヘドバンしないと失礼な曲だと思ったのでいつもポルノでロックな曲にノるのと同じテンションで挑んだ)。
 2日目はアリーナだったので、加藤さんがどこにいるのかすぐわかった。手越さんの歌い出しのところから、メンステ上段をずっと見ていた。まだ照明が当たる前から、そこで待機している加藤さんの姿が見えた。昨日は見えなかったけれど、加藤さんがそこにいる。胸が震えた。加藤さんが歌う。全員が登場すると、私の目の前は小山さんの立ち位置だった。こんなに近いのに、小山さんのほうは見られなかった。上段の加藤さんをずっと見つめていた。1日目はヘドバンしていたのに、そんな余裕はなかった。棒立ちで、ひとりメンステの上段にいる加藤さんを目に焼きつけたくていっぱいっぱいだった。
 あと、衣装にマッドマックスっぽさを感じた。あんなマッドマックスみたいな衣装でメンステ上段で歌う加藤さんなんて「Witness me!!!」と言っているのも同然。私が目を離せなくても仕方ない。だって「Witness me!!!」って言ってるんだもん。
 それと加藤さんが片方だけ半袖で片方だけ袖なしみたいな衣装で、めちゃくちゃ恰好よくて、ありがとう増田さん。

 

28.バンビーナ

 やってくれると思ってなかった!!!!!「美しい恋にするよ」のDVDで、歌い出しの加藤さんがあまりに恰好よくて、いつか見られたらいいな~と気楽に思っていたらまさか本当に見られるとは思わなくて、驚きと感動といろんな気持ちがごっちゃになっていた。
 「もっと感じさせてやるよ」の増田さんも恰好いいけれど、この曲は私の中では加藤さんが優勝(優勝という概念なので別に競ってるわけではない)。

 

29.ANTHEM

 「炎」のブロックにぴったりな熱い曲。一緒に歌えるのがすごく楽しい。演者であるNEWSも、客であるファンも、一体となって盛り上がれるのがとても楽しい。見せる側と見る側を超えた関係性が生まれたような気持ちになる。
 サッカー(特にW杯やCWCなど)って、国を挙げて一体となって盛り上がるようなイメージがある。この「ANTHEM」もサッカーのテーマソングということもあって、NEVERLANDという国をあげて一緒に盛り上がっている感じがした。

 

 たぶん手越さんの「炎」のエリアはここまでじゃないかと思う。次からはパレードの時間。

 

30.チャンカパーナ

 エレクトリカルパレードを彷彿とさせる、電飾キラキラな機関車とかぼちゃの馬車が出てくる。その後ろにはJr.が乗るトロッコ(?)もあって、旗を振るJr.たちがいて、まさしく「パレード」だった。「NEVERLAND」にも「NEVERLAND PARADE」という歌詞があるし、セットの夢の国感とも相俟って、このパレード感が最高だった。
 「チャンカパーナ」から「weeeek」くらいまで(「渚のお姉サマー」まで?あまり覚えていない……)はパレード曲。広いドームの外周を回るとなると、全員を楽しませるのは難しい。パレードが近くを通っている席は楽しいけれど、そうではない席が置いてきぼりになってしまう可能性がある。NEWSはそれを「みんなで歌う」ことで会場全体が楽しめるように気を配っていた。
 あんまりちゃんと記憶にないけれど、パレード曲にも関わらず小山さんが割と踊っていてすごく可愛かったことは覚えている。

 

31.チュムチュム

 まさか「チュムチュムアッチャッチャ」がファンの歌うパートだとは思わなかった。
 今までだったら、こういうときの曲は「NEWSニッポン」や「サヤエンドウ」などが多かったように思うけれど、今回はそうではない。2年連続でがっつり踊った「チュムチュム」や『WHITE』のアンコール以来の「渚のお姉サマー」などになっている。今まで作ってきたものに甘えず、新しいことに挑戦していく姿勢が見えたように思えた。

 

32.渚のお姉サマー

 歌ってほしかった「渚のお姉サマー」が帰ってきた~!!!
 「一緒に歌って~!」って言うからどこを歌うのかと思ったら普通にサビを一緒に歌う感じになっていて、NEWSはファンに歌わせるのが好きだよなぁと微笑ましく思いながら一緒に歌った。

 

33.weeeek

 パレードはきっとNEVERLANDの閉園が近いことを知らせている。寂しい気持ちになっているところに来る「weeeek」。一緒に盛り上がれるのが楽しい。Jr.がポンポンを持って「NEWS」の文字やハートマークを作っているのもすごく可愛かった!

 

34.ポコポンペコーリャ

 絶対歌うと思ってた!!!魔法の呪文みたいなこの曲が、NEVERLANDというコンサートにはぴったりだと思っていた。でも、まさか途中で眠りの魔法がかかってしまうとは思っていなかった。笑
 私は左右がわからないので、モニタに映っているのを見ても腕をどう動かせばいいかわからなくてダンスは苦手なんだけれど、わかんないよ~!と言いながらもすごく楽しかった。7つのエレメントをどう散りばめるのかと思ったけれど、まさかこんなかたちで「踊」を入れてくるとは思わなかった。可愛い顔で小山さんを挟んでいる手越さんも、その手越さんに挟まれる小山さんも、髪が床につかないように眠る増田さんも、魔法が効きやすい体質の加藤さんも、みんなみんな大好きだと思った。
 そして、目覚めたNEWSからのお返し。掲げたペンライトの鍵に光が宿る。ちゃんとは覚えていないのだけれど、「愛をお返ししたいと思います」というようなことを小山さんが言っていた気がする。ペンライトがぱっとついたとき、すごく幸せな気持ちになった。
 きっとNEWSのことやNEWSとファンのことを何も知らない人から見れば、子供だましの茶番に見えてしまうのかもしれない。でも、私はNEWSファンだからこの魔法を楽しむことができる。ペンライトの光は制御されているからついたってわかっているけど、NEWSが灯してくれた光だと思える。きっとNEWSとファンのあいだに信頼関係があって、お互いに楽しむ気持ちがあるからできることなんじゃないかと思った。

 

35.流れ星

 「フルスイング」の流れを汲む曲。NEWSの乗っているクレーンからたくさん星が降ってきていて、とてもきれいだった。加藤さんの「まだ歩けるだろ」が聴けて大満足だったことは覚えているけど、もう終わってしまうんだ、という寂しさが強くてあまり記憶にない。曲の後半くらいから、再び機関車が現れる。OPでメンステからやってきた機関車は、後方から現れてメンステへ帰っていく。
 NEVERLANDの旅が終わる。

 

 アルバムと同じように、Mr.インポッシブルのナレーション。コンサートが終わってしまう。NEVERLANDでの今までの冒険を振り返るように、画面にはコンサートの名場面が映し出される。「D.T.F」の記念写真、それぞれのソロ、「weeeek」のポンポンで作ったハートに囲まれるNEWS。まるでエンドロールみたい。寂しくてちょっと涙が出てきた。
 ここから先は、現実へ帰るための準備。

 

36.U R not alone

 ネタバレを見ていなかったからわからなかったけれど、多分アンコールはないな、と思った。というか、なくて良いと思った。あったらあったでいいのかもしれないけど、ないという選択をしたNEWSが好きだなと思った(たぶん、あるという選択をしてもNEWSのことが好きだけれど)。
 コンサートに沢山行っているわけではないけれど、アンコールを用意していないというのが珍しい構成だということはなんとなくわかる。きっと、勇気のいる構成だったと思う。でも、NEWSは本編で満足させる自信があったんだろうし、こうやってアンコールのないセトリを組めるほどファンはNEWSに信頼されているんだな、とも思った。
 加藤さんはパンフレットで「NEWSは攻めてる」みたいなことを書いていて、その攻めの姿勢の表れのひとつがこのアンコールのない構成だと思った。それと、「NEWSニッポン」「希望~yell~」「星をめざして」などがないセトリもきっと挑戦だったのだろう。今回のセトリは東京ドーム全36曲からソロを引いた32曲のうち、15曲がコンサート初披露の曲だった(「QUARTETTO」のときは全34曲からソロを引いた30曲のうちコンサート初披露は11曲なので、「QUARTETTO」と比べたら初披露が増えている。「WHITE」「10th」と比較しても増えている。定番曲で盛り上がろうぜ!という雰囲気のアンコールがない今回のセトリだからこそ初披露曲を多く入れることができた、ということもあるのかも)。今までにやったことのない曲が多いということは練習時間なども必要になるだろうし、簡単なことではないと思う。そういう挑戦の詰まった、攻めのコンサートだったように思える。
 本題に戻って「U R not alone」の感想を。思うところがいろいろあって1日目はぼろ泣きだった。自分の今後が不安で、でもNEWSと一緒に歌っているうちに「やるしかない」という気持ちになってその気持ちを表明するみたいに歌った。でも泣きすぎて全然音が取れない歌声になってしまった。迷惑だったかもしれないけれど、それでも歌いたくて、できる限りの大声で歌った。
 2日目はアリーナ最前ブロック(しかも3列目)という意味のわからない席だったのだけれど、全編通してなかなか加藤さんが来ない席だったのでちょっとだけ残念な気持ちもあった。けれど、「U R not alone」のときに加藤さんが目の前に来てくれた。1日目と同様に明日からの日々の不安にぼろぼろ泣きながら、でも目の前の加藤さんに届くように必死に歌った。「誰でもいい」と歌詞にはあるけれど、私は他の誰でもなくて加藤さんに声を届けたかった。あなたを応援している人がここにいるよって伝えたかった。届いたかなぁ。届いたって思いたいな。

 

 

 NEVERLANDという夢の国に迷い込んだ私は、いろいろな世界を冒険して、NEWSと一緒に「U R not alone」を歌って、現実に帰ってきた。コンサートは終わってしまったけれど、Mr.インポッシブルはオーラスの最後に「NEVERLANDの旅は永遠に続く!」と言っていた。きっとこのコンサートのことを忘れなければ永遠に続くんだろうな、となんとなく思った。
 まるで夢だったんじゃないかって思うけれど、ちゃんと覚えている。夢だけど夢じゃなかった、みたいな気分。小さい頃の私が憧れたファンタジーの主人公たちも、異世界から帰ってきたときにはこんな気持ちだったのだろうか。
 首から下げた鍵。私はNEWSがくれたこの鍵で、NEVERLANDへ行ってきた。いつかもし私に子供が産まれたら、「ママはこの鍵でNEVERLANDに行ってきたんだよ、とても素敵なところでね……」なんて話ができたらいいな、って割と本気で思っている。

 

 

 2日目は、NEWSコールが止まなかった。この美しいコンサートにアンコールはいらない。歌ってほしかったわけじゃない。ステージに出てこなくたっていい。でも、「一緒に進んでいきましょう」と言ってくれる彼らに、声を届けたかった。規制退場の案内がされるならそれでもいい。そしたらちゃんと帰るから。そう思ってNEWSの名前を呼び続けた。
 小山さんは「つらいときや悲しいときはNEWSのことを思い出してください。僕らはいつもそばにいます」と言ってくれた。NEWSがいつもそばにいてくれるなら、私もいつもそばにいるよ。そう伝えたかった。「U R not alone」という曲があって、本当によかった。私がNEWSに言われるだけじゃなく、NEWSに「あなたはひとりじゃない」と伝えることができる曲があって本当によかった。

 2日目のラストではもう二度とないようなコンサートだと思ったけれど、もう二度となくていいとも思った。もう二度と、つらい思いをしてほしくない。いつだってどんなときだって幸せでいてほしい。
 無理して笑ってほしくないけど、アイドルには笑っていてほしい。楽しんでアイドルをしていてほしい。アイドルを楽しめなくなってしまったら、アイドルなんて辞めて幸せになれる道へ進んでほしい。辞められないわけじゃないって、いくつもの前例が証明しているんだから。でも、できたらアイドルでいてほしい。わがままでごめんね。だから、私は私の大好きなアイドルが心から笑っていられるように、どんなに小さなことでもできる限りのことをしたい。
 だからこうして、何文字も尽くして「好き」を叫んでいる。あなたたちのことが大好きだから。

 私にとっては私に見えているものが事実で真実で、私じゃない誰かにとってはその人に見えているものが事実で真実なのだと思う。事実も真実もひとつではなくて、それぞれが見たものに口出しすることはできない。仕方ないんだよ、見えている世界が違う。それぞれの世界とそれぞれの正義がある。
 だったら、私は私に見えているものを信じる。それに対して誰が何を言ったってどうでもいい。私の真実は揺らがない。
 東京ドームで私が見たのは、とても美しいコンサートと、ファンのことが大好きな4人の姿だった。

 

 「つらいときや悲しいときはNEWSのことを思い出してください」と小山さんは言ってくれた。でもね、嬉しいときも楽しいときもNEWSのことを思い出しているよ。美味しいごはんを食べたときは「NEWSにも食べてほしいな」って思うし、楽しいことがあったときには「NEWSも楽しい日々を過ごしているかな」って思ってる。そうやって思う相手がいて、私はすごく幸せ者だなと確信している。
 これまでのコンサートでは、私はNEWSから愛されているんだなぁ、ということを強く感じた。大切な「君」として愛してもらえていることを強く感じていた。今回もそうだったけれど、それ以上に私の愛はきっとNEWSに届いている、というような気がした。大好きだよというファンの声を、NEWSはちゃんと受け止めているように思えたし、ファンの声がNEWSの力になっていることも感じた。
 すごいよ、愛が届くんだよ、アイドルに。ステージの上できらきらしている人たちに。私の声とか気持ちとかそういうものが愛としてちゃんと届いてる。それがすごく実感できるコンサートだった。愛だよ。愛しかないよ。これが愛じゃなかったらこの世に愛なんてないくらいに愛だよ。
 最後に勝ったり地球救ったりするらしいけど、そんな大それたことじゃなくても、そこには愛があって愛に包まれていた。愛に溢れていた。もし東京ドームがハート型に変形しちゃってたらNEWSとNEWSのファンのせいだ。ごめん。
 愛は別になんの免罪符にもならない。愛があるからって何をしていいわけじゃない。愛があるからどうこうっていう問題ではない。何か具体的に有用な価値があるのかといったら、たぶんないと思う。お金にもならないし、おなかいっぱいにもならない。愛なんてそんなものだ。でも、ファンとNEWSのあいだには双方向の愛があるというその事実が、とても嬉しい。

 私は、友達や恋人や家族やその他どの関係性でも代用できない愛が、ファンとアイドルというかたちの愛が、私とNEWSとのあいだにあると実感している。この素敵で特別な愛を信じているから、信じさせてくれるから、私はNEWSのことが大好きだ。

 愛してもらえることも嬉しいけれど、愛がちゃんと届いている思えることがとても嬉しい。こんなに幸せな気持ちでいられて、NEWSのファンでよかったと心から思う。私はNEWS担・シゲ担をやめるときはジャニオタをやめるときだと確信しているけれど、こんな気持ちになっちゃったらこれからもずっとNEWS担でいるしかないなぁ!

 

 沢山の愛をありがとう。これからも愛して愛される関係が続きますように。