NEWSを表す言葉あれこれ ―NEWS13周年によせて―

 NEWS、13周年おめでとう。私が見てきたのはそのうちのほんの数年でしかないけれど、これからもっともっと沢山の時間をNEWSの「君」として過ごせたらいいなと思っております。

 そんなおめでたいこの日を迎えるにあたって、いろんなことを考えていた。NEWSにプラネタリウムの仕事来ないかなとか、NEWSのNEWSらしさを表す言葉ってなんだろうとか。前者はコニカ○ノルタさんにお願いするしかないとして、後者はあれやこれやと思いつくので、独断と偏見と個人的な趣味で並べてみる。
 歌詞は全部抜き出したらとてもたくさんあるので一部抜粋。

 

 


「白」

 デビュー時の衣装の色であり、4人での最初の曲「チャンカパーナ」でもその色を引き継いだ。本人たちもNEWSといえば「白」というイメージを持っていて、意識をしていることもわかる。FCの会員証も白だし、『White』というアルバムはまさしくNEWS=白というイメージから作られたものだ。
 最初は、イメージ戦略としてNEWSには「白」という役割が振られたのだろう。関ジャニ∞が「カラフル」、KAT-TUNが「黒」という役割を振られていたように。三組のイメージを分けるためのアイコンとして、三組の中で唯一バレーボールユニットとして結成されたNEWSには王道アイドルの色、王子様の「白」が与えられた。
 NEWSは4人になって再出発するときに、自分たちに与えられた色である「白」に立ち帰った。泥くさく這い上がっていく姿を見せるのではなく、強く気高く美しい王子様でいることを決めた。白い衣装を身に纏い、お城をイメージしたセットを作った。そしてアルバム『White』ではさまざまな「白」を表現した。なんの色もついていないはじまりの色としての白、太陽が沈まない白夜という自然現象、ウェディングを連想させる白。
 次にNEWSが見せてくれる「白」はどんな色なのだろう。
 
 真っな 世界から 始めよう ――「MR.WHITE」
 君と堕ちたい夢 ――「BYAKUYA」
 い奇跡が いつまでも続くように ――「White Love Story」

 

「星」

 6人での活動再開シングルが「星をめざして」という曲であるように、NEWSの歌う「星」は重要な意味を持っているように思える。夜空に見える星以上の意味がそこにはある気がする。
 このブログでも何度か言っているが、NEWSの「星」はペンライトの光だ。ペンライトはボタン電池で光る星だ。「星をめざして 君に導かれ」という歌詞をコンサートで聴くたびに、手に持ったこの光はNEWSを導く星なのだ、という気がする。NEWSはファンのいる場所、ファンとともにいられる場所をめざしてきたから、だから「美しい恋にするよ」のペンライトは星のかたちをしていたんじゃないか、なんて思ってしまう。
 「QUARTETTO」では加藤さんがソロ曲「星の王子さま」の演出でペンライトの光を星の光に見立てていた。加藤さんは『閃光スクランブル』の中でもアイドルである亜希子が見るコンサートの景色でペンライトの光に「星」という言葉を用いていて、なんだか繋がりを感じる。
 しかし最近のNEWSの「星」はそれだけではない。特にアルバム『QUARTETTO』は裏テーマが「星」なのではないかというくらい「星」が登場する。「QUARTETTO」「ライフ」、「シリウス」もタイトルが星の名前である。特に「ライフ」では星になる=死という文脈で星を用いている。今までのNEWSにはなかった表現だ。「星」はNEWSの歌詞の中では希望のように扱われてきたから、そこに死を重ねるのは新たな視点だった。しかしこれでNEWSの「星」はぐっと意味の幅が広がった。
 「白」が多様な意味をもつように、きっと「星」もさまざまな意味をもち、多彩なNEWSの世界を彩っていく。
 
 をめざして 君に導かれ 歌いながら ぼくは歩き出す ――「星をめざして
 Let's get on ship 夢の船で をめざすんだ ――「ワンダーランド」
 同じが今見えるなら僕らはただそれだけでいい ――「Share」
 『同じが今見えるなら ただそれだけで…』 交わす 誓い 繋ぐ 想い 変わらずにずっと ――「愛言葉」
 重ね合う この想い になり 奏でる四重奏 ――「QUARTETTO」
 いつかになる事 やがて受け入れられるように 今日を生きていく ――「ライフ」

 

「夢」

 NEWSの頻出単語を見てみると、「君」「僕」に次いで多いのは「夢」だ。
 バレーボールユニットとしてデビューしたので、初期は「夢」や「希望」について歌っていることが多い。きらきらと眩しいような単語が多いのも、NEWSが王道アイドル6人時代には「夢」の頻出度は少し減るが、4人になってまた増える。
 「美しい恋にするよ」の挨拶で、小山さんはNEWSが4人で活動を続けることについて「夢は信じれば叶うんですよね」と言う。NEWSにとって「NEWSであること」が夢だった時期があったのだ。そして彼らはそれを叶えた。現在進行形で叶え続けている。そして更なる夢を見る。
 夢を叶えた彼らだからこそ、誰かの夢を後押しする曲が、聴く人の胸に響く。

 

 をめざす君に幸あれ! ――「希望 ~yell~」
 まだ見た季節が心にあるから ――「エンドレス・サマー」
 立ち止まっていたとしたって は終わりじゃなくて ――「フルスイング」
 敵わないものばかり数えてしまうけど このは二度と終わらない ――「HIGHER GROUND

 
「ファンタスティック/fantastic」

 4人になって以降、各アルバムに一曲入っている「ファンタスティック/fantastic」という歌詞。「fantastic」というのは「ファンタジック」「素晴らしい」という意味がある。「ファンタジー的」を意味する「ファンタジック」という言葉は和製英語で正しくは「fantastic」となる。
 5/18放送のザ少年倶楽部プレミアムで、ダイノジの大谷さんが「NEWSの本質は物語性ではなくファンタジーである」という話をしていた。NEWSの「王子様」というイメージであったり、コンサートのラブラブな雰囲気であったり、そういったものは非常にファンタジー的である。客観的に見れば、そこにいるのは演者であるアイドルとその客でしかない。しかし王子様みたいなNEWSはそこにいて、NEWSとファンの愛もそこにある。そこにある愛は、恋愛の真似事やまがいものなどではない。それはそれでひとつの真実の愛だ。だから、疑似恋愛と呼ぶのはふさわしくない。確かな愛がそこにある。そんなNEWSとファンのあいだにある愛には、「ファンタスティックな愛」という響きがよく似合う。
 もうひとつの「素晴らしい」という意味も勿論兼ね備えている。NEWSとファンのあいだにある愛は「素晴らしい」と呼ぶに足るものだし、NEWSの4人もまた「素晴らしい」と呼んでもまだ表現が小さすぎるのではないかと思うほどだ。
 NEWS自ら「やっぱ 僕らファンタスティック!」「We are fantastic 4!」と(多分)アメコミのヒーローにもかけながら宣言するくらいには、NEWSはファンタジーであり、そして素晴らしい存在といえる。あれだけ地に足ついてる(ように見える)加藤さんが「やっぱ 僕らファンタスティック!」と全力で歌うところ、最高。
 
 今ここにある ファンタスティックな愛 見えるだろ ――「4+FAN」
 やっぱ 僕らファンタスティック! ――「4+FAN」
 ファンタスティックな未来へと誘おう ――「MR.WHITE」
 We are fantastic 4! ――「Wonder」
 


「魔法」

 NEWSの歌詞にはたびたび「魔法」が登場する。魔法にかかっていたり、魔法にかけたり。
 「ファンタスティック」なくらいだから、NEWSの歌詞に「魔法」という単語が出てきたところで特に驚かない。むしろ自然に歌詞に取り入れられている。
 「星をめざして」の魔法は独特で、再出発の意味が強く打ち出されている。「SEVEN COLORS」の魔法はサッカーの試合が選手たちを色とりどりに輝かせるような魔法だろうか。
 それ以外の魔法は「僕」にとって「君」を特別な存在にする、あるいは「君」にとって「僕」を特別な存在にするような魔法のように思える。それは多分、不思議な力がなくたって誰にでも使える簡単な魔法だ。空を飛んだり、瞬間移動したり、そんな非現実な魔法ではなくて、もっと地に足のついたもの。相手を大事にする、という魔法。NEWSがファンのことを大事に思っているからNEWSにとってファンは特別な存在になるし、ファンにとってもNEWSは特別な存在になる。ファンもまた、NEWSのことを大事に思うから、互いに特別な存在になる。
 NEWSもファンも愛が重いしこんなに相思相愛でいいのだろうか、とたまに思うけれど、幸せだからこれがいいと思う。この先NEWSのことを好きな人がもっともっと増えても、きっとNEWSは今と同じだけの愛を返してくれる。「全力で愛すよ」と歌ってくれているから、きっと大丈夫だと信じている。
 どうかこれからも、お互いに特別な存在でいられますように。


 一度 死んで また生き返る そんな魔法を かけられていた ――「星をめざして
 行くぞ BLACK, WHITE? YELLOW, GREEN, RED? BLUE, ORANGE? 七色の魔法 ――「SEVEN COLORS」
 瞳が逢うたび 魔法にかけられて My World 輝きだす ――「Quntastic!」
 僕の言葉に魔法かけて てずてってとって愛してる ――「愛言葉」
 一度きり消えない魔法かけて ――「White Love Story」


 一年に一度の魔法 特別な日 ――「HAPPY BIRTHDAY」