#いいねの数だけ好きな曲について語る 前編

 語りたくてタグ適当に作ったらめっちゃふぁぼしていただけました。全41曲。長くなりそうなので前編後編に分けようと思います。前編はNEWS。後編もNEWSかもしれないしそうじゃないかもしれない。
 それぞれの曲が好きすぎて140字で語れる内容でもないのでブログにまとめます。とはいえ好きな曲は過去にも語ったことがあることが多いので、なるべく被らない曲を選んで被らないことを言おうと思いますが被っていたらすみません。
 

 

1. SPEAKER 

  NEWSの歌う「星」
 歌詞も曲も歌い方も何もかも完璧。好き。
 フルスイングの直系とも言える、自分を鼓舞する応援歌。誰かに「頑張れ」を言うのではなくて、自分の背中を押すような歌。
 歌詞を深く考えてしまう考察厨の私にとっては、「SPEAKER」は深読み要素満載で楽しい。「褪せない誓い 守っていたい 星の歌のように」という歌詞の「星の歌」は「星をめざして」か「Share」かと考えてはどちらにしろ胸がいっぱいになる。別にどっちでもないかもしれないけど。
 NEWSの歌う「星」が大好きだという話はずっとしているが、「いつでも Stars in my eye」の部分も好き。彼らの目にはペンライトの星(ボタン電池で光る星 - 来世はペンギンになりたい)が映っているのだろうかと思って、この曲を聴くといつもコンサートの風景を思い出す。コンサートで聴いたことないけど!
 「SPEAKER」という単語が繰り返されるのもいい。サビで同じ単語繰り返す曲ってだいたい良曲(持論)。NEWSの歌声がファンの家にあるスピーカーを鳴らしているイメージだったり、コンサートのときにあるあの大きなスピーカーを鳴らしているイメージが思い浮かぶ。
 歌い方でいうと小山さんの「いつでも Stars in my eye」がセクシーで好き。最後のサビ前のCメロ部分の高音は加藤さんのファルセットかな(違ったらすいません)。好き。超好き。

 

2. 日はまた昇る

  手越さんの優しい歌声
 最初はそこまでピンと来ていなかったんだけれど、聴いていたらだんだん好きになってきた。というか、歌い出しの手越さんの「希望すらもてないときや 夢とかないとき どうすりゃいい?」がもう答えを知っている歌い方だと気付いたときにあ~~~この曲超好き!と思った。
 この曲の手越さんの歌い方がひたすら好き。歌詞だけ見たときはもっと迷っているようにも見えて、そこまで心に響かなかった。でも手越さんの歌い方はそうではなくて、迷っている人に「そういうこともあるよね」と優しく頷く感じに思える。手越さんは優しい人だなぁと伝わってきて、この曲の何が好きってそこが好き。
 あと2番の小山さんAメロ→加藤さんBメロが最高。


3. Greedier

  和訳したら意外とワンチャンあった
 この「Greedier」ってgreedy(欲張り)の比較級だと思う(違ったらすみません)んだけど、つまり「I'm just a little bit greedier now」って「少しだけ欲張りになっちゃうな」とかそういう感じで、そんな歌詞をこんな爽やかに涼しげに歌うグループ最高じゃないですか?
 あんなに優しくて柔らかい歌い方なのにめちゃくちゃ誘われてる。ずるい。悔しいけど好き。
 大人な雰囲気も醸し出しつつ、でも歌詞をよく考えてみると「渚のお姉サマー」系統の曲とも近くて、それがNEWSの良さだなと思った。NEWSってどんなにワンチャン狙ってる曲とか抱いてる曲とか歌っても「白」「清廉」といったイメージが崩れないのがすごい。『QUARTETTO』ではワンチャンソングが減ってしまったが、次のアルバムやシングル・カップリング曲でまたワンチャン狙ってくれると嬉しい。
 それと単純にこの曲調が好き。ピアノで弾きたくなる。もう家にピアノないけど。


4. SEVEN COLORS

  WORLD QUEST→SEVEN COLORS
 歌い出しの手越さん小山さんのオクターブのラインが美しい。小山さんの声の活かし方の正解を見た気がする。もっとこの感じで小山さんの声使って!
 歌詞には小さな工夫がいっぱいで楽しい。「行くぞ」の後の色の名前は全部「?」がついていて呼びかけている感じに見えるのに「You're so...」の後は「?」が「!」になっている。歌ったら一緒になってしまうけれどその細かい拘りがとても好き。あと「七色の魔法」「キラキラするから」のメロディの部分が最後だけ「鮮やかな希望」になっていて、これだけ散々色だとか煌めくだとかって歌詞が出てきて最後に来る「鮮やかな希望」って美しすぎない!?ていうか「鮮やかな希望」の語感もだけど「鮮やか」と「希望」が繋がるのがすごく美しい。作詞家ってすごいな~!
 それと「あの日泣いた自分にけりつけろ」って歌詞が出てくるのが良い。「WORLD QUEST」と「SEVEN COLORS」が繋がっているところが好き。

 

5. 四銃士

  歌割考えた人にカタログギフト贈りたい案件
 サビ部分、手越さん「その笑顔 守りたい たとえ何が起きようと」と小山さん「君の未来 守りたい たとえツラい今日でも」のパートの歌詞の比較が最高。これが両者に合いすぎて最高。
 手越さんパートの守りたいもの「その笑顔」は具体的だし「その」という指示語があることで限定的にもなっている。なんとなく「愛言葉」の「10年前の僕よりもっと 君を笑顔にさせてみせるから」を思い出す。また、「その」という指示語は、今目の前に笑っている「君」がいるとかそういう距離感なのだと思う。コンサートの挨拶で「ひとりひとりに君だけの手越ですと言いたい」と言ってのける手越さんに似合う歌詞だ。
 一方小山さんパートの守りたいものは「君の未来」。手越さんパートに比べて漠然としている。今この状態に「君の未来」は見えないし今ここにはないので、とても不確定なものだ。しかし、「笑顔」に比べると規模は遥かに大きい。グループの未来を考えてリーダーとなった人に似合う歌詞ではないだろうか。
 「たとえ」の状況も、手越さんパートの場合は「たとえ何が起きようと」であり、「その笑顔」の具体性とは真逆で、今現在より先の不確定で漠然とした未来の話をしている。小山さんパートは「たとえツラい今日でも」という、いまの話。具体的な時間軸が示されている。この「今日」は仮定ではなく「今日」が辛いという状況の説明のように見える。だけどそれでも「君の未来」を守るよという意志を感じる。
 手越さんは不確定な未来まで今目の前にある「その笑顔」を守り、小山さんは今日という日のつらさの先にある「君の未来」を守る。この違いがたまらなく最高。


6. 永遠

  映画を撮りたいくらいドラマティック
 ストレートな歌詞のバラードがあまり響かないタイプの私だが、歌い出しの手越さんのせいでこの曲は再生しまくっている。あんなものすごく力強く「永遠などないとわかってる」って言われたら中途半端な慰めの言葉も出てこない。
 歌詞の意味はいかようにも解釈できそうだが(という前置きをして今から妄想を語るよ)、ただの失恋ではなくて主人公がなんらかの原因で亡くなる前の心境なのでは?と考えている。「逆らえない運命(さだめ)」とか2番Aメロのあたりからの妄想でしかないけど。でもそう思って聴くとこの曲の歌詞すごくいい……美しい物語が見えてくる……。残していく側があんなにも力強く「永遠などないとわかってる」と歌ったり、「その笑顔をこの先もずっと もっと永く見ていたいと思うから」って歌うの切ない……中途半端な慰めの言葉も出てこなくて当然だった……これで映画撮ろう……。
 あと2番Aメロの「叶わぬ願い拭う夜」って歌詞がいい。「叶わぬ願い」に流した涙を「拭う」のかな。日本語って美しい。


7. Starry

  心情と状況の明暗の表現
 この歌詞書いたの小山慶一郎?おいおい最高かよ。
 普段から歌詞を書く人の言葉ではないからそういう言葉を選ぶんだねと思う言葉もあるけれど、「だけど星はもうあかり消して 別の朝をむかえるよ」が好きすぎるので他のことはだいたいどうでもよくなる。
 星のあかりが消えるのに、見える光景は明るい。だって朝が来ちゃうから。この「あかり消して」の暗くなるイメージと、「朝をむかえる」の明るいイメージ。きっとこの曲の中の「僕」は夜が明けてほしくないんだろう。「僕」としては夜の方に良いイメージをもっていて、「別の朝」とあるように朝には良いイメージをもっていない。でも星はあかりを消してしまうし別の朝をむかえてしまう。朝がきて周りは明るいのに「僕」の気持ちは暗い。しかも「別の朝」。こんな言葉が出てくる小山さん愛しすぎる。自作詞でも他の誰かの作詞でもやはり失恋してしまう小山さんのソロ。いつか幸せになって欲しい。


8. アリバイ

  優しくふわっとセクシーに
 コヤシゲ楽曲。歌声がセクシー。未だにこの曲が「チラリズム」と同じアルバムに入っていることに驚きしかない。
 「僕を信じてないの?」の小山さんは吐息交じりな感じが超セクシー。同じメロディの2番では加藤さんが「口止めしなくちゃね」と歌っているけどこっちはセクシーさの中にちょっと少年みがある。小山さんの声が柔らかい分、加藤さんの声が少し硬めに聞こえる。コヤシゲの声のバランスがいかに最高かがわかる。シンメ最高!
 この曲は小山さんの歌い方が特に好き。アウトロのフェイクとか超いい。NEWSのイメージには合わないのかもしれないけれど、優しくふわっとセクシーに歌う曲が増えてくれると嬉しい。NEWSでやれないならせめてソロでお願いします。
 「増田」「手越」と名前が出てくる歌詞は現実とフィクションが曖昧に混ざり合う感じがしてそこも好き。いつかどこかでこの曲を披露してくれることを願ってやまない。


9. シリウス

  一体感と爽快感
 今からでも遅くないからシングルカットしてくれ。
 歌い出しの加藤さんの上ハモと手越さんの主メロの爽やかさと切なさがもう満点。五億点満点。アニメ主題歌か夏の清涼飲料水のCMに使うべき。でもこれブラのCMの曲だった。
 この曲のドラマティックな歌詞と壮大で爽やかなアレンジは間違いなく物語が生まれるやつ。「シリウス」の何が好きってそこが一番好き。
 あとこの曲のサビの終わりの部分とか、4人がユニゾンで歌っているときの最後の音の切れ目までしっかり揃っているところがすごくいい。結構長めに伸ばしているのに奇麗に揃っている。揃うだけがいいものとは限らないけれど、この曲に限っては揃っている感じがとても良いなと思う。(かつて一瞬だけ合唱部に入っていた頃、音の終わりを揃えろと先輩に言われたのが残っていて、音の終わりばかり聞いてしまう癖がある)
 「夢のままいられたら」の「ら」を伸ばして最後まで絞り出すように歌っているから揃えているのかもしれないけれど、ここがすごく気持ちよくて!とにかく気持ちいい!手越さんのビブラートもかかりすぎていなくて、それがこの曲に合っている。この曲の爽快感はこの伸ばしている音の一体感が美しくて心地よいからなのかもしれない。


10. 星の王子さま

  アレンジャーにカタログギフトを
 あれだけ語って(こどものままで僕はかまわぬ―「星の王子さま」考察― - 来世はペンギンになりたい)まだ語るのかよ。語るよ!
 2012年以降の加藤さんソロ曲で一番好き。と思ってこのあいだやった楽曲ソート見たら「シャララタンバリン」に続き2位だった。
 この曲、イントロで左右から聞こえてくるギターの音が振り分けられている。左は低く、右がメインのメロディ。2番のはじめのポエトリーリーディングの部分も、ギターの音は右に寄せてあったり、大サビあたりも左右で聞こえてくる音が割り振られている。「星の光をいま」のあたりとか、左しか聞こえない音があったり。
 しかも一番サビ前と二番サビ前でなんか音が違う(何の音かはわからない……ぽこぽこしてる音……無線の音っぽい効果音?)。二番サビ前は左右から交互に聞こえるので音がくるくる回っているような感じがする。浮遊感。オケ、めちゃくちゃ作りこんでる。誰かもっと音楽に詳しい人、「星の王子さま」の編曲について語って!ていうか加藤さんが語って!アレンジャーの人にカタログギフトを……いやカタログギフトじゃ足りない……。
 歌詞については先程リンク貼った考察記事で語っているので割愛。
 いやぁ何がすごいってこの曲作ったの自担なんですよ。幸せ。好き。


11. ポコポンペコーリャ

  ニゾンの心地よさ
 オケだけ聴くとゲームのBGMみたいに聴こえ、そこにNEWSの歌が乗ると「みんなのうた」みたいになる最高に可愛い一曲。MVがないの恨むぞ!!!今からでも遅くないから作って!!!CGを多用した可愛くてポップな色合いのMVを作って!!!
 一人で歌うパートがほとんどない。加藤さんの「おなかのカリスマ~」と増田さんの大サビくらいか。それ以外は複数人のユニゾン。歌い方の癖を出さないようにわざと歌い方が統一してあって、音の切れ目もしっかり揃っていて、そういう意味ではちょっと「シリウス」とも似ているかも。4人の声の混ざり合い具合がとても奇麗。
 揃っていることだけが良いとは思わないけれど、揃っているのを聴くと気持ちいいなと思うのも確か。というか一瞬だけ合唱部だった頃に散々注意されたのでユニゾンはどれだけ揃うかを中心に聞いてしまう。この曲の一体感も気持ちいい。NEWSの仲の良さが生む一体感なのかな。

 

12. Love Melodies

  歌詞とメロディの調和
 オシャレで可愛い。「さくらガール」のカップリング。
 ホラーゲームじゃないけど怖いフリーゲームやりながら、BGMの怖さをかき消すために聴いていた曲。
 「Love」と「メロディ」は歌詞に出てくるが、「Love Melodies」は歌詞に出てこないところが好き。わざわざ複数形なところが可愛い。「ゆらゆら」「さらさら」「きらきら」「ひらひら」という擬音語(擬態語?)が可愛らしい。音の上がり下がりが激しくないメロディなので、これらの単語と語感があっていて馴染んでいる感じも好き。メロディと歌詞のどちらが先にあったのかはわからないけれど、両者がうまく馴染んで調和している曲は聴いていて心地いい。

 
13. あなた

  手越さんが咲く曲
 手越さんのソロで一番好きかも。
 この曲を形容するとき、「手越さんが咲く曲」としか言いようがないほど手越さんが咲く曲だなぁと思っている。静かな歌い出しからだんだんと花開いていくようなイメージ。と思っていたら、「あなた」MVメイキングで手越さんが「だんだんと(声の大きさや歌い方の)ボリュームを大きくしている」というようなことを言っていて、だから咲いていく感じがするのかと納得した。私のイメージは間違ってなかった!とひとり心の中でガッツポーズをした。
 ストレートな歌詞とシンプルなオケだからこそ手越さんの歌声が活きる。CD音源のシンプルながらも華やかさのあるオケがすごく好きだけれど、コンサートで披露された弾き語りバージョンも良かった。弾き語りならではのあたたかみのある演奏だった。MVのファンタジックな世界観も好き。手越さんも、MVの主人公である女性も、あまりの顔面の美しさにFF新作のオープニングムービーかと思った。キャラデザは野村哲也さん。

 

14. 4+FAN

  やっぱ 僕らファンタスティック!
 「4+FAN」→「MR.WHITE」→「Wonder」と、2012年以降の各アルバムで必ず一曲は「ファンタスティック(fantastic)」という歌詞が使われている。「ファンタスティック」は「fantasy」の名詞形で「空想的」あるいは「素晴らしい」というような意味合いを持つ。次のアルバムのファンタスティック担当はどんな曲だろう、とわくわくしている。そろそろ入れなくなるかな?
 「今 ここにある ファンタスティックな愛 見えるだろ」という増田さんのパートがまず印象的。アイドルとファンの間にある愛は空想的/ファンタジーなものでしかないけれど、だからこそ素晴らしい。と思ってたら加藤さんも「やっぱ 僕らファンタスティック!」と歌っていて、「やっぱ」なのがNEWSだなぁと思った。加藤さんが「やっぱ 僕らファンタスティック!」と歌ってくれることが嬉しくて、歌割考えた人に感謝。4人でやっていくことになって、規模は小さくてもすぐに活動したいと思っていた加藤さんが「やっぱ 僕らファンタスティック」なのがすごくいい。そうだよね、それがNEWSだね、と思う。
 いつだってきらきらしていて王子様であり続けるNEWSには泥臭い物語は似合わなくて、そんなもんは一旦おいといて「やっぱ 僕らファンタスティック!」なんだよな、と思う。この前の少プレで大谷さんが言っていた「NEWSの本質はファンタジー」というのはそういうことだろう。

 

15. 真冬のナガレボシ

  今のNEWSが歌うのを聴きたい
 若いからこそ歌える曲という感じがして好き。どんな恋をしたってきっとそのうち思い出になってしまうものだと思うけれど、まだ思い出になりきらない恋を歌った曲って、歌っている彼らや曲の主人公の設定年齢が若いからこんなに瑞々しくて爽やかでどこかきらきらしているんだと思う。
 だからこそ今のNEWSがこれを歌ったらどうなるのか聴いてみたい。歌割がどうなるのかも考えてしまうし(個人的には歌い出しは手越さんになると思う)、アラサーアイドルがどう歌うのか、めちゃくちゃ気になる。32歳の小山さんはどんな感じで「君につたえたい 本当にありがとう 僕はきっと ひとつ大人になる」と歌うのか気になりすぎる。小山さんのここのパートがすごく印象的で、この曲のテーマはこの「僕はきっと ひとつ大人になる」のような気がしていて、そのせいかこの曲の主人公は小山さんのように思える。
 あと単純に冬の歌が好き。冬の曲のオケの落ち着きと切なさが好き。NEWSってなんだか春と夏のイメージが強いような気がしているけれど(ヒットする歌はだいたいそのイメージ)、もっと冬の歌が増えてほしい。

 

16. GAME of LOVE

  錦戸さんのキラーフレーズが光る
 全部好き。好きじゃないとこが微塵も存在しないくらい隅から隅まで好き。自分でもなんでこんなに好きなのかわからないくらい好き。普段は歌詞の意味にばかりこだわるくせにこの曲ほとんどサビのメロディと歌詞の繰り返しなのに。いつかこの曲をコンサートで聴けたら多分倒れると思う。
 6人の歌声が6人ともこの曲に合っている感じがする。サビ以外のパートは2人ずつに分かれて歌っているが、最初の小山さんと山下さんのパートはチャラさと色気を併せ持った感じがずるい。加藤さんと増田さんのパートは少年から大人への過渡期といった感じのする声(超好き)。その後に来るのは錦戸さんと手越さんの掛け合いの部分。この曲ではここが一番好き。
 錦戸さんの「夜が明けるまで 逃がさないから」からそのあとの手越さんのサビ部分までがこの曲のクライマックスというイメージ。錦戸さんのこのフレーズめちゃくちゃ好き。NEWSにおける錦戸さんはここぞというときのキラーフレーズを歌ったら最強だなという感じがする。「Happy Birthday」でいう「君の未来に幸あれ」もそう。その曲で一番びしっと決まるフレーズは錦戸さんが歌うと締まる感じがする。だからこそ今コンサートでやったら誰がこのキラーフレーズを歌うことになるのか、楽しみでもある。いつかやってください!

 

17. 愛はシンプルなカレーライス

  増田さん×恋愛ソング=ずるい
 タイトルのインパクトが強い。とりあえずこのタイトル見たら一回聴いてみようってなる。コミックソングだと思っていたらオシャレなイントロが聴こえて、歌詞は意外にも普通の恋愛ソングで、でもサビの最後で「愛はシンプルなカレーライスみたいだね」と歌う。このギャップにやられた。一度聴いてすぐ気に入った。
 歌い出しの増田さんがずるい。「お互いに影響しあわないことなんて無い」の根拠が「君のニキビは 実は僕のせいなんだ」なのがずるい。歌詞がずるいのに増田さんの柔らかな声で歌われるとなんかもうずるい。増田さんの歌う、そこそこ地に足がついていそうな恋愛ソング、やばい。普段は「まっすー」というアイドルの鎧をまとっているのに恋愛ソングを歌う増田さん、やばい。どきっとせざるをえない。
 あとこの曲は加藤さんの「君のハートが~」の部分が好き。話せばわかると思っていそうな加藤さんにこのパートを歌わせてくれた人にカタログギフトを進呈したい(この話は別記事加藤シゲアキにこの歌詞歌わせた人に何かしらの賞をあげたい10選 - 来世はペンギンになりたいでしているので割愛)。

 

18. 暁-AKATSUKI-

  増田さん×和=美麗
 最近の増田さんソロはEDM(っていうの?)系だけれど、いつかまた和を取り入れてほしい。増田さんの歌う古い日本語がとても美しいし、増田さんの声と和楽器の音色の相性がいい。お分かりかと思うけど「君想フ夜」「KAGUYA」も好き。
 「幾重」とか「燃ゆる」とかの普段はあまり目にしない古い日本語は勿論のこと、呼びかけの意を表す「よ」という助詞がめちゃくちゃ好き。「幾重に重ねゆく想いよ」って増田さんが歌うの、あまりにも美しすぎる。増田さんの歌は声と言葉が馴染んでいるので、違和感がない。だからこそ気になってしまう「弱り果ててなどいれない」。なぜら抜きにしたのか……入らなかったのかもしれないけどどうにかしてほしかった……ここまで何もかもが馴染んで気持ちよく聞こえていたのに……!!!
 声に少しの幼さがあるのもいい。和風ファンタジーアニメの主人公って感じがする。

 

19. PeeKaBoo...

  増田さん×英語=正義
 今さっき増田さん×和最高~とか言ってたじゃん!英語も最高!
 増田さんの英語の何がいいって、日本語っぽい発音にならないところ。私の貧困な英語力では何を言っているのかまでは聞き取れないけど、耳に馴染むから引っかかるところがなく聴ける。一番聴いていて好きなソロ曲は増田さんかもしれない。歌詞カード見ないと何言ってるか絶対わからないけれどそこがまた好き。
 特に「PeeKaBoo...」と「LIS'N」は英語だか日本語だかよくわからない感じに聞こえるところがいい。英語だと思ってるとこ、歌詞カード見たら日本語だったりする。「僕にだけ」「君がみせる」のあたりは母音まではっきりとは歌わないことで英語感が出ている気がする。2番の「陽が 顔 出した」とかすごく英語っぽい発音。歌詞カード見ないとわからない。
 世界観によって歌い方が全然違う増田さんがすごく好き。どの曲を歌ってもその歌の中に住んでいる人になれるのが本当にすごいと思う。


20. ライフ

  歌割がわかりすぎてる
 一番フラットに歌を聴かせることができる(当社比)増田さんを歌い出しに持ってくることで世界に入り込みやすい。THEアイドルな増田さんはアイドル以外の部分がなかなか外に漏れ出てこない分、歌声に何も重ねずに歌詞をすんなり頭に入れることができる。担当が違ったらまた違うのかもしれないけれど私にはそう思える。
 「命」についての歌詞を小山さんに割り振っているのもすごくいいなと思う。報道番組の中ではいくつもの命のことが報道されているし、舞台「グレート・ネイチャー」も命について語られる場面があった。そんな小山さんが歌うと重みを増すフレーズって絶対あるし、歌割考えた人はそれをわかってやっているのでは?と思う。ナイス。
 それから手越さんの「僕の名を」が良い。「ぼ」の音がすごく強いというか、勢いが強い。もっと静かに優しく歌うこともできるのに、わざと勢いをつけているのではないだろうか。なぜかって言ったら、「命が叫んでいる 鼓動が刻んでいる」を受けての「僕の名を」だから。強調することで、命が叫んでいる感がすごく出ている。
 王道J-POPなアレンジだからこそ歌詞の意味をしっかり伝える歌い方や歌割になっているのかなと思った。

 

21. ヒカリノシズク

  ドラマともNEWSともリンクする歌詞
 4人以降の歌詞に多い単語が多用されていたり(「ヒカリノシズク/Touch」のちょっとした歌詞分析など - 来世はペンギンになりたい)、NEWSが動き出す2016年を始めるのにふさわしい一曲。全員の歌声の良さも活かされている。
 歌い出しの加藤さんの声は少年性と切なさを併せ持っていて、「傘をもたない蟻たちは」の世界観を表したこの曲に合っている。さすが原作者。次に柔らかな増田さんの声、よく通る手越さんの声と続く。そして小山さんのパートがあってAメロが終わる。
 小山さんが歌っている「あの未来は未来のまま」という歌詞がすごく好き。かつて夢見た未来は、時が経った今でも未来のままで現実にはなっていない。そのやりきれなさがこの簡潔な表現に詰まっている。なんとなく、ドラマカサアリの純ちゃんを思い出す。中学生の頃から少しも変わっていないあたりは「僕は僕のまま」という表現に当てはまるような気がする。
 サビのエモーショナルな歌い方もすごくいいし、テレビ番組で披露された立ち位置がすごくよかった。この曲の主人公は間違いなく加藤さんだった。アイドルとしてパフォーマンスを全うする手越さんと増田さん、主人公なのに少し引いた位置にいる加藤さん。どなたかがTwitterで「小山さんは加藤さんの為に歌っているように見えた」と仰っていてそれだと思った。すぐカメラ目線してくれる小山さんがそうではない歌い方をしていて、きっとそれだけ大切な曲なんだと思った。
 歌詞のどこにも「ヒカリノシズク」が出てこないところもいいなと思う。輝きへの一歩になるはずの涙がヒカリノシズクなのか、灯してくれた光に照らされた涙がヒカリノシズクなのか、あるいはそれ以外か、解釈が多様にできるところが好き。

 

 

 以上、前編の21曲です。後編の20曲もゆるゆる書いていきます。