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来世はペンギンになりたい

今生はジャニオタとして生きる

君と僕の白い世界 ―DVD/BDで振り返る「WHITE」―

NEWS ジャニーズ

 

 すごいコンサートだった。
 このブログを始めたのも、「WHITE」で考えたことや感じたことを言葉にしないでいるわけにはいかないと思ったからで*1、それくらいに考えることも感じることも沢山あるコンサートだった。

 そんなすごいコンサートが、DVD/BDとして発売してるんですってよ!
 

 

 今NEWSが気になっている人には全力でこのコンサートの映像をオススメしたい。というわけでDVD/BDを見て改めて気付いたこのコンサートのすごさについて語ろうと思う。
 

 

0.OVERTURE

 アルバム『White』の特典DVDから続いているような映像。エレベーターの柵の向こうには4人の姿。
 「Welcome to the new NEWS world」の文字。「新生NEWS」という意味合いではなくて、きっとNEWSがつくる新しい世界がこの先に待っているのだと心が躍る。「復活」でも「10周年記念」でもない、特別な意味を帯びないコンサート。4人でつくる新しい世界。期待に胸が高鳴る。

 

1.MR.WHITE

 冒頭サビの終わり、「MR.WHITE」という歌詞で目を開ける加藤さん。これから何かが始まることを告げるような、むしろこれから何かを「始める」という意思の強さを感じるような加藤さんの目。ここをピックアップした編集スタッフに拍手とカタログギフトを送りたい。
 初めのAメロBメロは歌う人だけ動いてそれ以外の3人は動かないというところもいい。SFっぽい衣裳と相俟ってちょっとアンドロイド感があって興奮する*2
 引きのショットが多いが、白いライトが効果的に使われている様子をばっちり映像に残してくれている。会場に溢れる、何本ものランダムな白い光。「真っ白な世界から始めよう」という歌詞に相応しい色彩。
 実際にこの現場に入っていたのだが、照明が良かったという印象を受けた。それが間違いではなかったことが、この映像で再確認できた。NEWSのコンサートの照明担としては非常に嬉しい限りである。


2.ONE -for the win-

 い光がく変わる。青=「ONE -for the win-」のコンセプトカラー(衣装もジャケットも青目だったからそう捉えている)。
 2曲目で衣装チェンジ。TEAM WHITEの衣装は「MR.WHITE」専用という感じがするので考えた結果、上から羽織るだけで印象がガラっと変わるこの白黒に赤黄青で長めの丈の衣装だったんだろうな~と工夫を思わせる。さすがです増田さん。
 「MR.WHITE」の衣装が白黒だけで構成されているところに追加された赤青黄。戦隊モノで良く使われていたりと、馴染みがあってわかりやすい色合いなところがいい。「WHITE」という色をテーマにしたツアーにぴったり。やたらと紐が多用されているあたりは「ONE -for the win-」のMVやテレビ出演の際に使われていた衣装を思い出させる。
 世界一恰好良く国名を羅列する男、増田貴久。その後には敵を倒せそうな手越さんの「will be one」が続く。テゴマス強い。
 ステージからNEWSが消えたと思ったら別の場所(一段下)から現れてダンスパートに入る。アルバムに収録されていたショートムービーを引き継ぐ形の「MR.WHITE」に対して、テレビやCD音源とは違ったパターンで攻めてくる「ONE -for the win-」。この2曲だけでもう演出の素晴らしさが詰まっている。でもまだまだコンサートは始まったばかりだ。

 

3.恋のABO

 「ONE -for the win-」は、最後に人差し指を上げたポーズで終わる。そこから「恋のABO」へ、振付が繋がっている。曲の雰囲気は全く違うのに振付が繋がっていることによって美しい流れができている。
 4人で固まって外周を移動する。散らばらない。全身が映る状態で4人が同じカメラに収まる距離を維持している。これがNEWS。たとえ自分の席から遠くにいたとしても、4人でわちゃわちゃして楽しそうならなんだかそれで納得してしまう。それにしても手越さんと小山さんはくっつきすぎではないのか……?
 定番の曲だしC&Rもあるし客席も一緒に踊れるのでとても楽しい。
 惜しむらくはモニタの映像がほとんど見られないこと。なぜかジョジョ風のフォントだったり、パーティグッズ的な仮装をする4人だったり、そういう可愛い映像だったと記憶しているが、とても可愛かったのでもう一回見たかった(というか繰り返し見ないと勿体ない)。次またこういう映像を作るときは是非とも特典として収録してください……!


4.NYARO

 振付が可愛すぎる。あんまりにも可愛すぎて、彼らがアラサーアイドルであることを忘れてしまう。
 膝立ちになる振りがもう既に可愛いのに、「ラブソングみたいになんとかして」「ラブソングみたいにmake a miracle」で4人でハートを作る姿が可愛すぎて世界平和。早く世界遺産に登録して。
 他にも、「右から三番目の彼女」を探したり、なぜか小山さんを奪い合う(?)小芝居があったりと見所が豊富。全体的に4人の距離が近い。「恋のABO」から外側の道をお散歩して一周してきた感。
 私はコンサートは双眼鏡を持たない派なので、実際にコンサートで見ていたときにはあっちのほうでなんかやってるな~くらいにしか見えなかったものが鮮明に見えるのがコンサート映像のありがたさ。
 

MC(挨拶)

 挨拶+衣装チェンジ。
 ネジは水道橋の駅に置いてきた手越さん、平日キャスター週末アイドルみんなのダーリン小山さん、安定の「ただいま!」加藤さん。
 個人的には小山さんが「明日へのパワーためるぞ!」って言ってくれるのが嬉しい。きっと明日へのパワーをためるのは会場にいる人たちだけではなくて小山さんもなんだろうなと思う。小山さんは私の思う「一緒に夢を見てくれるアイドル」に最も近い人なんだなあと実感する。
 ヒョウ柄をメインに使って黒や赤をあしらった、4人それぞれでデザインが異なる衣装。手越さんの襟がヒョウ柄のもふもふになっているのが可愛い。小山さんは腰回りに布が多いのがセクシー(すごく似合うからもっと小山さんには巻きスカート的衣装を……!)。加藤さんは七分丈のズボン(最高に似合う)。増田さんは半ズボンに黒レギンスかな?
 衣裳のかたちは全員違うけれど、全体的な色合いが同じで靴が全員ピンク(おそろいっぽい)なので一体感がある。
 MCの終わりで増田さんが出てこないと思ったら裏でハッピーターン食べてた。可愛い小芝居。カメラに気付いた増田さんは白いペンを取り出して何かを書き書き。カメラが少し下がると、「weeeek」の文字が見える。


5.weeeek

 無論、次の曲は「weeeek」。定番だし盛り上がる曲なので、「weeeek」をやること自体に意外性はない。しかし、裏にいた増田さんが曲名を書いて始まるスタートは新鮮で、定番の曲なのに新たな驚きが生まれる。細かい部分まで気を配られたコンサートであることが窺える。

 

6.恋祭り

 これも盛り上がる曲。定番化しそうな予感。タオルを回すとホコリがすごいのでNEWSの喉は大丈夫なのかと心配になるけれど、しんどそうな顔は一切しない。むしろ光に照らされるホコリすらNEWSの周りにきらめく星屑のように見える。
 高い所にいるからか、小山さんの動きが大人しめなのも可愛らしくて見どころ。


7.バタフライ

 しっとりした曲でありながらも増田さんのペンラ芸が光る。腕をぶんぶん振るので、増田さんのそばの客席は増田さんに合わせてペンライトをぶんぶん振る。おもちゃのようにぶんぶんしている楽しそうな増田さん。あれだけ腕を振っていながら一切声にブレがない増田さんの凄さを感じた。
 他の三人は曲に合わせてしっとりと歌い上げている。リフターで上がったところで歌っていて移動がないので、表情のアップが多いのが良い。じっくりと表情まで見ることができるのはコンサート映像の醍醐味だ。
 特に加藤さんがものすごくいい表情で歌っている。「素直になって ここで笑って」の笑顔は愛おしい誰かを思っているように優しいし、「なみだは全部 嘘だと言って」のところでは目を手で覆って雫を払うような仕草が美しい。
 小山さんにはキーが高めの曲なのか、両手でマイクを持って歌う表情がセクシー。セクシーなのに歌声は可愛い。高めの曲だと小山さんの甘い声が更に甘くなる。四者四様の歌い方が光る曲。
 手越さんの「春風吹くように 僕らは巡り逢えた」の「僕ら」で客席と自分を交互に指さすところがとても好き。手越さんはいつだってファン=「君」が大好きなんだなぁと微笑ましくなるし嬉しくなる。手越さんは本当に愛おしそうな目でファンを見る。その様子がこの曲では沢山見られて幸せな気持ちになる。NEWSには「君と僕」の歌が似合うと常日頃思っているけれど、手越さんのこういう仕草を見ると余計にそう思う。


8.フルスイング

 「バタフライ」の静かに美しい表情とは真逆の雄々しい表情で歌う加藤さんが見られる。振り幅!
 途中でソロのために一旦ステージを去る小山さんの姿をちゃんと映しているのがありがたい。いってらっしゃい!という気分。
 ソロ前の誰かが抜ける曲で「フルスイング」をやるというのが初めて見たときは衝撃でもあったのだが、NEWSが「新生」でもなんでもなく「NEWS」であることの証のように見えた。この曲にはどうしてもあの頃のNEWSを重ねて見てしまうけれど、あの頃のことを何も知らない人が見ても元気をくれる応援歌になるんだ、と改めて認識した。

 

9.ロメオ2015

 小山さんソロ。映像化してよかったのか心配になるほどセクシー。小山さんにはひらひらした布が似合うが、今回の衣装もひらひらしている。布をはためかせながら踊る小山さんの愛に囚われている感がすごい。布の感じも小山さんの体も軽いのに愛が重い
 元々ロメオを歌っていたときの衣装の色だという照明の赤と青。ちょうど真ん中でその光を浴びる小山さん。彼がこの曲に託した思いが少しだけ垣間見えたような気がした。
 あともうとにかく脚が長い。腕も長い。何度見返しても手足の長さに驚く。とにかく小山さんの長い手足をこれでもかと活かす振付。
 常にどこか遠くを見ているような目が妖艶で困る。困らないけど。
 Jrを従えることで、多数の手が小山さんの行く手を阻むような表現や小山さんを取り囲んで捕らえてしまったような表現をしていたのが興味深い。それと、終盤に髪をぐしゃぐしゃにして遠くを見る目がやばい。「グレートネイチャー」を見た後の今、小山さんの表情の演技は舞台が似合うなぁと再認識する。
 そして歌い踊った小山さんは後ろにある扉の向こうに消えていく。その扉を閉めた青い衣装のホテルマンは……

 
10.ESCORT

 加藤さんだった!!!あの青い衣装のホテルマン、加藤さんだった!!!
 ある意味正しく自作自演の、ミュージカルのような加藤シゲアキ劇場。コンサートのときは遠くてよく見えなかったけれどアップになってはっきりわかるのがありがたい。
 加藤さんのソロも「演技」という印象が強い。加藤さんの中にはこの青い衣装のホテルマンにも設定があって、それを演じているように見える。教えてその設定!
 今回のシゲアキ劇場はソファや雑誌、トランクなどの小道具が多用されているが、それらを手際よく素早く準備するJrの技術が素晴らしい。しかもその様子を指さして確認し「OK」と合図を出す加藤さんの演技がたまらない。「小道具をセッティングする」という動作さえ演技のひとつにしてしまうところが、無駄がなくて美しい。Jrはきっと加藤さんの元についているホテルマンで、加藤さんは彼らを仕切る立場なんだろうなと妄想が膨らむ。
 歌い出しの直前、赤いトランクの向こうに丁寧なお辞儀をしているが、これ絶対トランクの向こうにお客様がいるんだ!と気付いて興奮している。さっきまで真面目に仕事をしていたJrホテルマンたちがソファで雑誌を読んでいるのは休憩時間かあるいはサボりか。どちらにしろ可愛い。とか思っていたら、善良に仕事をしていたはずの青ホテルマンこと加藤さん、お客様の荷物に乗って運ばれてる!お神輿のようで可愛い。そして、どうやら扉の向こうに意中の人を見つけたホテルマン加藤さん。帽子を取り、青いバラを一輪手に取る。そして扉の向こうにいる誰かに渡す。帽子を取ったのは「お仕事ではなくてプライベートな僕からの気持ちですよ」というアピールのように思える。そして最後に人差し指を口の前に立て片方の口角だけ上げる笑みを浮かべ、扉の向こうに消えていく。お仕事はちゃんとするホテルマンの振りをしながら、狙った相手は逃さないタイプのようだ*3

 
11.KAGUYA -inter-

 黒い衣装で傘を持ち舞い踊るJrたち。このコンサートにはinterが2曲あるが、NEWSが舞台上にいなくても流れが途切れないのでとてもいい演出だと思った。特に「WHITE」という一貫したテーマがあるので、コンサートの途中で流れが切れることがないのが吉と出ている気がする。
 最初は黒い衣装+傘で次は「BYAKUYA」かとも思ったが、途中から和楽器の音が混ざってきて「これはもしや……!?」と思わせてくれるのが楽しい。
 このinterの音源がないのが悔やまれる……すごく好き……


12.KAGUYA

 先程までのヒョウ柄のズボンは一緒で、今まで着ていた上着を脱いで黒と赤の和な衣装に着替えている。羽織った衣装の丈を長めにしてあるから、下に穿いているのがヒョウ柄でもあまり目立たないし赤と黒のゴージャスな色合いと違和感なく合っている(着替える前まで着ていた衣装も赤と黒が使われていたから馴染んでいるのかな)。増田さんの着回し力。ちなみにこの和衣装も4人それぞれかたちが違う。
 曲の演出は、MVと同じように傘をもって踊るスタイル。イントロやアウトロ部分の紫と緑(黄色?)のレーザービームが和っぽい色合いに見えて、曲と照明が一体となっていて美しい。照明の色数が多くて鮮やかで、なんとなくMVの蜷川実花さんの色彩を思い出させる。MVの雰囲気の再現率の高さ。傘をもつJrの衣装も和で、ステージ上に統一感があってひとつの世界が確立されている。
 「BYAKUYA」はおそらく「KAGUYA」と同じ母音を持つ言葉+ローマ字大文字表記で揃えてきたものと思われるが、interを使い「BYAKUYA」と思わせておいて「KAGUYA」というセットリストの美しさにひれ伏すしかない。「BYAKUYA」と「KAGUYA」の対になっている具合がとてもいい。多分この2曲、シンメ。

 

13.チャンカパーナ

 傘に紛れてNEWSが消えた!?と思ったら和衣装を脱いでピンクのもこもこパーカーを羽織って出てきた。ピンクのもこもこパーカーを着こなすアラサーアイドル。靴と同じ色なのが可愛い。
 画面にはレトロなネオンで彩った文字で「チャンカパーナ」とある。スタンドマイクで4人並んで歌う、MVに近いスタイル。
 「KAGUYA」も「チャンカパーナ」も、"愛しい人"の別名をタイトルにもっている曲が続くのもなんだか粋。

 

14.WORLD QUEST

 「チャンカパーナ」の最後のポーズから腕をぐるっと回してダンスに入る。ここも振りが繋がっている。
 曲目には載っていないがリミックスバージョン。前回のコンサートでは1曲目だったものをそのままではなくリミックスで持ってくるのが、よく練られたセトリだなと感動する。もっといろんなリミックス作ってくれていいんですよ。
 増田さんの「ハッ」の恰好良さとそれに続く手越さんの「壁こじ開けてミラクル起こせ」が上がっていく恰好良さ。
 「KAGUYA」「チャンカパーナ」がMVの雰囲気を再現しているのに対し、この曲ではリミックスということもあってシングル版とは異なった色合いを見せる。そのギャップが上手い。
 中央の丸いステージで4人が円陣を組む姿にぐっときていたら、曲の終わりで空に伸ばした手を見て更にぐっときた。

 

15.さくらガール

 「WORLD QUEST」の終わりで上げた手から繋がる「さくらガール」。イントロのバスドラの音でひとりずつ動くところが好き。ピンクの照明も美しい。
 かつて「テゴマスのまほう」でテゴマスコン唯一のNEWS曲として歌われ、「美しい恋にするよ」のアンコールで歌われた曲。すごく美しくて好きな曲だが、イントロが流れて胸がざわめいたことを覚えている。でも私が心配するようなことは何もなくて、むしろこの曲本来の美しさを味わえる仕上がりになっていた。
 ダンスの美しさが堪能できるのはコンサート映像のいいところ。この曲のダンスは、4人並んでいても小山さんにばかり目がいってしまう。しなやかで繊細な振付が、小山さんの体型やダンスの癖とよく合っている。
 会場で見ていたときには、曲の最後の増田さんの手のひらの「ありがとう」の文字が突然現れたように見えたが、増田さんが手のひらに文字を書いているところをばっちり映してくれている。桜の花びらが舞い散る中で手のひらに文字を書く増田さんの図が美しすぎる。

 

16.Weather NEWS

 小山さんはっちゃけ曲。ひとりずつにパーカーのフードを被せていくところで、加藤さんや手越さんはそこそこ雑なのに増田さんにはそっと被せているところが可愛い。「まだまだ行くぞー!にーばーん!」の掛け声、女子アイドルみたいで可愛い……!コールしたい……!曲の合間に\慶ちゃん!/とかやりたい。
 まだ舞い散る桜の残る中、ピンクのフードを被ってぴょんと跳ぶNEWSは春の訪れを告げる妖精か何かかと思った。アラサーアイドルである。
 加藤さんのラップ部分は最高に恰好いい。メインステージの真ん中で「We are the NEWS」と言い切る歌詞が誇らしい。会場が「NEWS!!!」と叫ぶ、その声の向く先には加藤さんがいると思うと胸が熱くなる。
 手越さんが「手を上げて 顔上げて」を煽りながら歌うところがすごく好き。テンションが上がっていることが伝わってくるし、手越さんが楽しそうなのがよくわかる。
 この曲の躍動感や楽しさをしっかり表現する編集になっている感じがするのも良い。とんだりはねたり腕を振ったり拳を突き上げたり、動き回るNEWSの可愛さがよく伝わってくる。

 

MC(初回盤のみ収録)

 ここでパーカー脱ぐ。
 手越さんキス顔→小山さんキス顔(彼女役:加藤さん、バンバンジー役:増田さん、BGM:小山さん)→増田さんキス顔(彼女役:手越さん、猫役:小山さん、ソファ役:加藤さん)
 加藤さんが周りにキス顔を振るくせに自分だけ上手いことやらないで逃れるのがずるい。でもそういうところも加藤さんって感じ。


17.勿忘草

 ソロパート×4の短めの歌。短いながら、言葉も美しいし言葉のリズムも美しい。オケがピアノのみでシンプルなので歌唱力が試される。
 サビの手越さんに向けて歌い繋いでいくのが、バトンを渡している感じがして、メンバーがお互いを信頼している感じがする。信頼で結ばれたグループの強さ。
 全員の歌声がそれぞれ美しく響いていた。歌い出しの増田さんは柔らかく包み込むような広い歌声。「いづくより来たりし花」「行くあても知らずして」という古語の言葉遣いと増田さんの柔らかな声の相性が良すぎる。物語を読み聞かせるような歌い方で、安定感もあって歌い出しにぴったりだ。
 続く加藤さんの、少年と大人の狭間で揺れる歌声。当時27歳に対して何言ってんだと思われるかもしれないがとりあえずちょっと話を聞いてほしい。「今も変わらずにあれど」の声の響きがどこか切ない。「手をのばせば消えてゆく」と「あなたの香り」の音の高低差が好き。もう今ここだけ10回くらい聴いたけどやっぱり大人になりつつある少年って感じ。でも少年。加藤さんの歌声の少年性は永遠に失われることなどないと確信すらしている。この話するとあと6時間くらい続くから黙るね。
 サビ前の盛り上がりは小山さん。甘い歌声で、キーが高めだから少し苦しそうなところがセクシーかつ切なげ。「風に揺られて」がセクシー。そんな声で歌われる「あなたの名は」という響き、最高。
 サビ、満を持して手越さんの登場。直前の小山さんの歌声がどちらかというと(キーが高いこともあってか)絞る方向の声だから、開いていく方向の手越さんの声が際立つ。「もののあはれ」という特徴的な言葉も手越色に染まる


18.あなた

 ゆっくりと花道を歩き、いつのまにか現れていた白いグランドピアノに近づいていく手越さん。ジャケットを羽織って、手越さんが椅子に座る。ジャケットもピアノも白くて「WHITE」の世界観に溶け込んでいる。
 ピアノを弾き始めるときの、手越さんとピアノが影のように映っているところから、光が当たって真っ白いピアノと手越さんが映し出される流れがとても美しい。
 ひねくれた人間なのでストレートな歌詞の曲はそこまで聴きこむことはないのだが、手越さんのソロは手越さんの歌が圧倒的に上手いのでついつい聴いてしまう。歌詞もピアノもシンプルなので、手越さんの歌の上手さがより引き立つ。「どうもありがとう」の笑顔の可愛さ五億点満点。

 

19.Skye Beautiful

 
 いい曲を神曲と読んだり素晴らしい作品を生み出す人を神と呼んだりするけれどもうそんな軽々しい神じゃなくてもっと神。宗教上の神。生まれる時代が違ったら、各地に増田さんを祀る神社だか寺院だかが建設されていたことだろう。
 増田さんの背中には大きな翼があるし、増田さんの歩くところに道ができる。まだまだ語りたいけど「Skye Beautiful」については別記事(「美」とSFの世界 ―ふたつの「Skye Beautiful」― - 来世はペンギンになりたい)があるので割愛。

 

20.Black Jack -inter-

 2曲目のinter。今度こそ「BYAKUYA」が来ることを予感させる、CDでも聴いたことのあるインスト曲が流れる。しかしCDとは異なるアレンジが施されている。
 黒いフードのついた衣装で踊るJr。モニタに映し出される死神(みたいなやつ)のイメージの衣装か。モニタに映し出される死神のCGはもうちょっとなめらかに作れなかったのかと思うけれどそこまでモニタが映らないので会場にいたときよりも気にならなくなった。むしろダンスに集中できて良かった。


21.BYAKUYA

 イントロ部分のJrの指揮者のような振りが妖しげだけれどどこか童話めいた感じもして良い。
 その後ろから登場するNEWS、衣装チェンジ。全体的に黒い衣裳。全員首回りに黒い羽っぽいものを巻いている。烏モチーフ?衣装の二の腕のあたりには腕章のような白い部分もある。
 加藤さんはサイドの刈り上げた部分を見せるヘアスタイル。この髪型だと頬のまるみが目立って少年感が増す。増田さんは女優帽とサングラス(黄色?レンズが透けて目が見えるタイプ)。どこのマフィアのボスかと思った。小山さんはちょっとパリピ感のあるサングラス(目が透けて見えないタイプ)。手越さんはブルーのカラコンを装着、作画担当は野村哲也さん*4
 モニタの前に黒い布が何本も下がっていたり、Jrが黒い旗を振ったり、全体的に黒に染められたステージ白のレーザービームが映える。途中でJrが黒い布を取り去っていき、最後に残った4本の黒い布をNEWSの4人が落とす。黒に化けていたTEAM WHITEが黒(ウェブラック)に勝利した?とストーリーを深読みさせる曲でもある。
 今更気付いたのだが、「KAGUYA」と「BYAKUYA」の位置はコンサート本編でだいたい対になるようにセトリを組んである。本当に「WHITE」のセトリは美しい*5

 

22.SuperSONIC

 衣裳マイナーチェンジ。首に巻いていた黒い羽がなくなる。
 近未来感漂うTHEカッコイイ曲。レーザービームがびゅんびゅん飛び交う。ド派手だしステージ上にいる人数も多いし火も出るし、見ていてくらくらするほど派手。「BYAKUYA」から引き続きの黒い衣装によく似合う曲。「make a miracle」でハート作ってた人たちと同一人物とは思えない。振り幅!
 加藤さんの「HighからLowまで」が恰好良すぎる。最高。このパートは加藤さんが似合いすぎていて、加藤さん以外が歌うのを想像できない。このパートは加藤さんに歌われるために生まれてきたんだと思う。歌割考えた方にカタログギフトを進呈したい。
 あとここ編集したの小山担かな?って思うくらい小山さんの恰好いい顔がこれでもかというほど収められている。必見。

 

23.SNOW EXPRESS

 先程までの派手さとは異なり、中央のステージに4人だけで、しかもスタンドマイクで歌い始める。「SuperSONIC」の動から「SNOW EXPRESS」の静へという流れが美しい。
 踊る曲として認識していたので、4人がスタンドマイクで向かい合って歌う様子は新鮮だった。これが新しく生まれ変わった「SNOW EXPRESS」か、とじんわり胸にこみ上げるものがある。山下さんのラップ部分は、4人の歌声で紡がれている。増田さんと加藤さんが前半を歌い繋ぎ、中盤から小山さんが加わり、そこに手越さんのフェイクが重なる。美しくて強いパートだと感じた。
 そこから再びサビに入る。ステージが回転し4人が影になるように映し出される映像が美しい。今回の編集なのか、それとも照明なのか撮影なのか、光と影を使うのがすごく上手くて、美しい瞬間が沢山ある。一時停止して一枚の絵として眺めても美しい。NEWS、もはや影すら美しい。ゆらめく照明と「光の中駆けていく」という歌詞の合わさり具合も美しい。とにかく美しい。
 そしてスタンドマイクから離れ、サビを踊る。過去のDVDで何度も繰り返し見たダンスは、4人になっても色褪せることもパワーダウンすることもなく鮮明に美しかった。大人になった4人だからこそ出せる美しさがあった。

 

24.Winter Moon

 「SMOW EXPRESS」=、「Winter Moon」=冬の月と、「白」のイメージの曲が続く。黒い衣装を纏いながら、コンサートのコンセプトからはずれていない。むしろ黒い衣装だからこそ白いイメージの曲が際立つ。
 ダンスが大人っぽくて、NEWSがアラサーアイドルであることを正しく認識する。手越さんと小山さん、加藤さんと増田さんが背中合わせで歌い踊る最後のサビがとても美しい。

 
25.NEWSニッポン

 モニタに現れるウェブラック。NEWSの4人は手分けして戦うことに。手越さんはクラップ、加藤さんは足踏み(加藤さんは移動しているだけでHPが減っていることにいつも面白くなってしまう)、小山さんは戦わない、増田さんはうちわの風(でも増田さん最後はうちわでウェブラック殴ってた)と、観客を巻き込んで楽しませる映像。最後に巨大化したウェブラックを倒すため、「TO NORTH!TO EAST!GO WEST!GO SOUTH!」の声援が必要。
 映像なので結果がどうなるかはわかっているけれど、モニタの中のNEWSの煽りに応えるのが楽しい。NEWSが着替えて出てくるまでの時間、ステージの上に誰もいなくても、参加型の映像にすることでコンサートの流れが途切れない。無事にウェブラックを倒し、NEWSが再び登場。
 どこかの国の王子様のような衣装のNEWS。チェック柄が多用されていてブリティッシュ感もある。外周をぐるっと回りながらお手振り&ファンサ。

 

26.希望~Yell~

 引き続きお手振り&ファンサ曲。
 小山さんはこういうときにサビの振付を割とやっているような気がする。覚えやすいし真似しやすいので、メンバーの誰かひとりでもちゃんとやっていてくれると初めての人にも優しいなと思う。ありがとう小山さん。
 こういうときの増田さんはカメラへのアピールも忘れない。おかげでDVD映像を見ていても取り残された感じはしなくて楽しい。ありがとう増田さん。


27.サヤエンドウ

 一緒に歌うパートはちゃんと画面に歌詞を脱してくれる親切さ。Jrが沢山踊っているので、あまり振付を覚えていかない私や初めてコンサートに入る人でも安心な設計。

 
28.ポコポンペコーリャ

 55000人のクラップに合わせてNEWSが歌い出す。でも、東京ドームのような広いところで55000人もの人がクラップをして、ズレが生じないわけがない。音の伝わる速さにはどうしたって限界がある。それでもNEWSは55000人を巻き込んでこの曲をやりたかったのだと思うと、いかに甘やかされているかを感じる。手越さんの「ハートを送ってくれたら俺らね、みんなに合わせられるから。それくらいの愛あるから。通じてるでしょ?」という言葉、どこの少女漫画に出てくるのってくらい素敵。これだから手越さん好き。
 55000人のクラップと、NEWS4人の歌声。世界平和をテーマにした写真を撮るなら私はこの瞬間を切り取りたい。センステにいるNEWSを取り囲んだ観客がNEWSを想い、NEWSは観客を想う。これが平和じゃなかったら世の中に平和なんてない。
 モニタで踊ってる白いの(あいつの名前が知りたい)も可愛い。
 最後のサビは4人が四角い動くやつ(あれの名称は何?トロッコではないよね?)に座って歌っているのだが、座り方が四者四様。個性が出ていて可愛い。くるくる回るのも可愛いのでこういうオルゴールを下さい。

 

29.4+FAN

 引き続きクラップ曲。トロッコに乗り換えてファンサしながらステージへ戻る。
 加藤さんが叫ぶ「やっぱ僕らファンタスティック」という歌詞。こんなに楽しくて愛に溢れたステージを作るNEWSがファンタスティックじゃないわけがない。
 ステージに戻る頃には上着を脱いでマイナーチェンジ。

 

30.SEVEN COLORS

 真っ白な世界から始まったコンサートは、七色になってエンディングを迎える。Jrの衣装も白+白以外の六色のどれかの色。七色のカラフルな風船が降り注ぐ。NEWSが救った世界には色が溢れる。
 増田さんが笑顔で「楽しかったよ」と言ってくれるのが嬉しい。観客としてこの場にいたときは本当に楽しかったけれど、ステージの上にいる人も楽しんでくれているのなら、それ以上に嬉しいことはない。楽しい時間を共有できるって素敵なことだ。
 4人は登場したときのエレベーターに乗って帰っていく。「MR.WHITE」のオケが流れる。と、モニタに映し出される映像。4人がそれぞれ、わちゃわちゃしながら白いペンで文字を書いていく。小山さんは無垢な表情で最初の一文字を書き、頭からタオルをかぶった増田さんはなんだか犬みたいで可愛くて、加藤さんはにまにま笑っていて、手越さんはずっと楽しそう。
 カメラが少し引くと、そこには「LOVE」の4文字。NEWSはファンのことが大好きなんだなぁとほっこりする*6

 

EN1-1.White Love Story

 ペンライトの光で埋め尽くされた会場がとても奇麗。満天の夜空のよう。
 エンディングの「LOVE」の文字は中央のモニタに映ったまま、両隣のモニタに「White」と「Story」が表示される。「White Love Story」。ピンクがかった柔らかな光の中、イントロのピアノの音が聞こえてくる。
 ツアーTシャツに着替えて出てきた4人は階段の一番上に座る。4人で横に並んでぎゅっとくっついて座る。これこそ東京ドームの無駄遣い(褒め言葉)。これがNEWSの選んだ距離感。ぎゅっとくっついた4人が仲良さそうに楽しそうにしているから、見ていてとても幸せな気分になる。
 アンコール1曲目で「時計の針を戻してみよう」と歌う。セットリストの美しさはアンコールにも続いている。
 あと加藤さんが前髪をポンパにしていて最高に可愛い。愛らしいおでこから溢れる少年感に乾杯。

 

EN1-2.渚のお姉サマー

 センステへ移動するが、センステでもくっついている。くるくる回るステージに座る4人。ここでもドームを無駄遣いする。
 映り込んだ一般人のような増田さんが可愛い。遊びすぎて歌うパートを忘れてしまうところも可愛い。この回るステージ、純度100パーセントの「可愛い」で出来ている。
 最後はトロッコに乗って次の曲のためにリフターへ移動。

 

EN1-3.愛言葉

 アルバムの中でも最後の曲。タイトルから「~てをひいて~」というヒントがなくなって、「てずてってとって」はNEWSとファンしか知らない愛言葉になった。幸せそうに歌う姿を見ていると、なんだか嬉しくなる。
 「10年前の僕よりもっと君を笑顔にさせてみせるから」の「君」で自分の周り360度を手のひらでぐるっと示す手越さん。手越さんにとって、この会場にいる全ての人が「君」。
 4人の表情が優しくてあたたかくて、「大好き」が溢れている。心からの愛しさが、見ているだけで伝わってくる。
 愛に溢れた素敵な曲を作ってくれてありがとう。

 

EN2-1.チュムチュム

 チュムチュム前、モニタに白いのが出てきたやたらとファンを煽る。ちょっとふてぶてしく煽る。やたら時間をかけるなぁと思っていたら、「チュムチュム」の衣装に着替えて登場するNEWS。東京ドームがガンジスのほとりに早変わり。
 煌びやかな紙吹雪と共に登場する増田さんはなんだか金運のご利益のある像みたい。拝みたい。
 揃いの衣装のJrが沢山いることによって、MVよりもテレビ番組で披露されたバージョンよりもインド映画感が強い。派手だし力強くて、なんだかわからないけれどすごく勢いと迫力があるのを感じる。
 歌い終わった後、小山さんが「みなさーん!これがチュムチュムでーす!」と言う。きっと小山さんもこの曲が受け入れられるのかわからなかったんだろうな……と思った。でもめちゃくちゃいいよ!好きだよ!

 

EN2-2.NYARO

 最後の最後なのでNEWSもはっちゃける。こんな楽しい映像見たらもう何も言えることないよね。大好き!最初から最後まで大好きが詰まったコンサートだった。
 曲が終わり、「MISSION COMPLETE」の文字。そしてスタッフロールはまるで映画のエンディングのようなスクロール。「WHITE」というコンサートはひとつの物語だったのだと再認識する。

 

総括的な何か

距離

 NEWSが大きく羽ばたこうとしている今、「距離」という言葉を目にする機会も増えた。冒頭の挨拶でも加藤さんが「距離なんて関係ないぜ」と言っている。
 私は大きい会場が好きな人なのであまり(物理的な)距離について考えることはないのだが、コンサートで置いてきぼりを食らった感も、NEWSの場合は一度もない。初めてのコンサートのときで知らない曲がそこそこあったときでさえそう思った。これがいわゆる「距離の近さ」というものではないだろうか。NEWSのファンとの距離感について、「WHITE」を通して考える。別にこれが全てということではなくて、私はこう思う、という話。


一緒に何かをする参加型

 NEWSの楽曲には、覚えやすく真似しやすい振付やC&Rが多い。それが心理的な距離感を縮めることに一役買っているように思える。更に「NEWSニッポン」前の映像であったり「ポコポンペコーリャ」のクラップであったり、観客参加型の演出によって距離を縮める。考えてみれば「NEWSニッポン」前の映像から「4+FAN」まで、観客が参加できる曲が続いている。
 これがNEWSの考える「距離の縮め方」「ファンへの近付き方」なのだろう。私にはとても嬉しく思えた。55000人もいたら、物理的な距離を縮めるのは難しい。だからといって、小さな会場に拘る必要があるとは、私は思っていない。単純に私が大きな会場が好きということもあるけれど、それだけが理由ではない。NEWSはドームを効果的に使うだけの力を持っている。ドーム規模でも隅から隅まで幸せにする力を持っている。それを発揮しないのは勿体ないし、これからきっとまだまだファンは増えていくのだから、なるべく多くの人が会場に入れるようになるといいなと思う。
 できたら次のツアーは東名阪はドームか、野外の広い会場でやってほしいと個人的に思っている。これだけ沢山の人を楽しませられるNEWSを、もっと沢山の人に見てほしい。もっと沢山の人と一緒に楽しみたい。
 きっと、NEWSなら沢山の人とラブラブなデートができる。「WHITE」の映像を見ていると、そんな安心も得られる。


「君と僕」の世界

 NEWSのコンサートは、どこまでいっても「君と僕」。たとえ55000人の観客がいても、NEWSという「僕」に対する55000人の「」がいるだけのこと。「ファン」という言葉でまとめられる不特定多数が沢山の「個」から成り立つことを意識しているように思える。この「君と僕」が良いか悪いかという判断をすることには意味がない。とにかく、私はこの「君と僕」の世界が好きだ。
 アイドルの歌う曲なんてラブソングほとんどで、そのラブソングはどれも「僕」がアイドルで「君」がファンだろう、と思うかもしれない。それは確かにそうだと言える部分もあるだろう。しかし、NEWSは曲だけではなくて、コンサートという場においても「君と僕」の世界を展開する。先程距離についての話をしたが、この「君と僕」の世界も、距離感を縮めるひとつの要素となっているのではないかと思う。
 特に手越さんがコンサートを「デート」と呼び、ファンを「彼女」「ハニー」と呼ぶのも、「君と僕」の世界観の構築に重要な要素となっている。手越さん以外の3人も、愛おしそうに会場を見渡す表情が、本当に嬉しそうで楽しそうで幸せそうで、愛しい人と一緒の時間を過ごしているように見える。だから「君と僕」の世界になる。
 NEWSのコンサートに行くと、私の人生において私は主役であると再認識する。当然のことといえばそうなのだが、でも日々の生活の中では忘れがちになる。私は日常生活の大半を占める仕事という場で必要とされることがあまりないから、余計にそう思ってしまうのかもしれない。
 でも、NEWSは「君と僕」の「」の位置に私を置いてくれる。私だけではなくて、すべてのNEWSを愛する人を、等しく「」にしてくれる。「君と僕」という、物語の主要登場人物のひとりにしてくれる。「White Love Story」で小山さんが「時代を超えて今も変わらず君は僕のヒロイン」と歌ってくれるように、NEWSはひとりひとりをヒロインにしてくれる。脇役でもどうでもいい通行人Aでもなくて、私の人生において私は主役なのだ、と思い出す。少しだけ、背筋が伸びたような気持ちになる。
 アイドルには不特定多数の中のひとりとして愛されていたいけれど、誰かの特別な人にもなりたい。NEWSはそれを絶妙なバランスで叶えてくれる。10周年を記念して作った曲さえ「君」に向けて歌うNEWSは、どこまでも「君と僕」だ。きっとこの先もそうだろう。

 これからも、彼らと描く「君と僕」の世界がいつまでも続いていきますように。

 

 

*1:当時の感想はこちら 今更Whiteコン覚書(6/13、6/14) - 来世はペンギンになりたい

*2:アンドロイドがめちゃくちゃ好き

*3:実際にあの手が誰かは知らないが、設定上その扉の向こうにいるのはさっきエスコートした小山さんなのではという疑問は消えない

*4:FFのクラウドとかのキャラデザの人

*5:inter含む曲のみをカウントして、前から11曲目が「KAGUYA -inter-」、12曲目が「KAGUYA」。後ろから10曲目が「BYAKUYA」、11曲目が「Black Jack -inter-」。でも微妙にズレるな……と思っていたら、アリーナ公演ではラストの前に「Fighting Man」があったようなので対照の位置にくるようだ

*6:実際現場で見ていたときは号泣していてそれどころではなかったのでしっかり見ることができて嬉しい