いいから私に小山慶一郎を語らせてくれ~こやほめ2015~ #にゅすほめ #こやほめ

 ※この記事はこちらの企画「にゅすほめ」に寄稿させていただいたものです。

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 ブログにあげた記事を読み返してみた。圧倒的加藤さん率だった。確かに加藤さん担だし、日頃加藤さんのことばかり考えている節はある。自覚はしている。こんなにか……と驚きはしたけど。確かに、私に「担当」という感情を想起させるのは加藤さんだけなので加藤さんが担当で間違いない。
 しかし、私が人生で唯一のファンレターを送った相手は加藤さんではなく小山さんだ。「中の人」の観劇回数1回に対して「グレート・ネイチャー」3回だったし、FC加入時の「好きなタレント」欄で最後まで加藤さんと小山さんのどちらを書くか迷っていた*1
 そんな小山さんのことを、今日は思う存分語りたい。


・ニュースキャスター

 小山さんといえば、だ。この話題なくして小山さんを語るわけにはいかないだろう。今では帯で出演するまでになった。身長が高くスタイルも抜群に良いためスーツ姿もびしっと決まっている。濃いめのこげ茶くらいの髪色と襟足のすっきりした髪型も清潔感があり、日テレ社員やら局アナやら言われている。それは何も、彼の風貌だけを見て言うわけではない。
 もし万が一これを読んでいるまだあなたが小山さんが原稿を読むところを見たことがないなら、一度でいいから見て欲しい。発声、話し方、佇まい、どれをとってもニュースキャスターであることがわかるはずだ。
 毎日生放送であり、それゆえに緊急速報が飛び込んでくることもある。他の番組やコンサート等で発揮される小山さんの瞬発力や順応力はここで鍛えられたものだろう。持ち前の頭の回転の速さが活かされる場でもある。
 実際はどうなのかわからないが個人的な考えでは、ニュースを読むには冷静さが必要だと思う。感情的になりすぎずに、「情報を伝える」という役割が求められる。時には読むのが苦しいほど辛いニュースもあるだろう。それでも伝えなければならない。冷静に、起こる出来事に真摯な姿勢で対応する姿を見せているのに自分のグループのことになるとよく泣きよく笑う、というギャップに惹かれる人も少なくないのではないか。
 また、明るいニュースは明るいトーンで読んだりというのも、小山さんのTPOの使い分けの上手さが垣間見える。声のトーンと読むニュースの内容が合っているので、聞き流しがちな夕方のニュースでも違和感なくすっと頭に入ってくる。
 一日に起きた出来事を知りたくてニュース番組を見る視聴者にとっては、小山さんという“個性”よりも、読んでいる原稿の内容の方が優先される。小山さんという個性が、ニュースの内容を邪魔してはならない。しかし、個がなさすぎてもそれは「個性がなさすぎる」という個性になってしまう。ちょうどよく合わせることが重要だ。アイドルという目立つ存在でありながらそれが出来る小山さんの力は素晴らしい。

 

・社交性おばけ

 命名・加藤さん。おばけって。 
 小山さんは他者との距離の取り方が上手いので、誰とでも打ち解けるのが速い。人見知りのコミュ障な私には到底理解できない。なんだあれ。おばけか。
 小山さんの社交性の高さは「誰にでも合わせられる」「気遣いができる」の二本柱で成り立っていると思う。
 「誰にでも合わせられる」というのは、それこそKちゃんNEWSでもそうなのだが、小山さんは話している相手によって微妙に自分を変える。手越さんとの回ではあれこれやられているけれど加藤さんとの回では逆にあれこれやる側に回ったり、増田さんとの回ではそういったやりとりはなく二人で楽しそうに笑い合っている場面が多い、というような感じだ。
 そういった使い分けは、裏とか表とかではなく、誰もが自然に行っている。万人に全く同じ顔ができる人間はそうそういないだろうし、それがいいとも限らない。TPOに応じて自分を使い分ける必要がある。社会というのはそういうものだ。小山さんはその使い分けがすごく自然で上手なのだと思う。*2

 小山さんは、誰とでも合わせられるというある種の「透明さ」を持っている。透明さというか、染まりやすく抜けやすい柔軟さといえばよいのだろうか。そういったところがあるから、ニュースを読んで伝えることができるのかもしれない。その「透明さ」のおかげで、小山さんの個性はニュースの内容を邪魔しないのだろう。
 「気遣いができる」というのは、細かいところに気がつくということもあるし、KちゃんNEWSやトーキョーライブでたびたび登場した飲み会テクのようなものも含まれる。先日のKちゃんNEWSで語っていた上司との飲み会テクは私には思いつきもしなかった。相手が気持ちよくいられるような配慮を常に怠らない姿勢は本当に素晴らしいと思う。

 

・リーダー

 頑固な増田さん、強気な手越さん、時折強烈なこだわりを見せる加藤さんというそれぞれに他人からわかられづらい部分をもつメンバーに囲まれながら、誰とでも合わせられる小山さんがリーダーであるというのが、今のNEWSが成功へ向かう鍵であるように思える。
 4人の意見がまとまるためには、きっと小山さんのような、相手と向き合うことができる人が必要だ。誰とでも合わせられるということは、誰からでも情報を引き出せる人だと思う。小山さんは、メンバーと向き合って対話して意見を引き出して、他の人にも伝わるように解釈して拡散できる人だ。それだけのことができるだけの、素直さと頭の回転の速さと柔軟さを持っている。
 引っ張っていくタイプではなく、NEWSの基盤を安定させるためのリーダーという存在。そういう意味で、小山さんが□であることがとても頷ける。小山さんはNEWSの輪郭を形作っている。グループ名と最も関わりの深い仕事を持っていることもあるし、四人が集合することができる番組がKちゃんNEWSであること(2015年12月現在)からも、小山さんはNEWSの輪郭であり、リーダーなのだと思う。
 リーダー会の中では「三人が楽しく仕事してくれるのが幸せ」という言葉も出ていた。卑屈でも欺瞞でも自己犠牲でもなんでもなく、本当にそうなんだろうなと思えた。だいぶおくれた誕生日プレゼントとして三人からもらったブレスレットを嬉しそうにしていたのも思い出す。
 メンバーを愛し、メンバーに愛されているところ、そして「NEWS」というグループ自体を愛しているところ、どれをとってもリーダーにぴったりだ。

 

・涙

 これもまた小山さんと言えば、な部分がある。嵐にしやがれのリーダー会、そしてアブナイ夜会のコヤシゲ。2015年は小山さんの涙で明けたと言っても過言ではない。
 一方、ベイマックスを見ても泣けなかったことに悩んだりもする*3
 勝手な予想なのだが、小山さんは他者に起こった出来事よりも自分に起こった出来事のほうが遥かに涙腺スイッチとなりうるのだと思う。映画の中で繰り広げられるのは、他者に起こった出来事だ(映画を見たことそれ自体を「自分に起こった出来事」として泣く人もいるだろうけど)。
 小山さんがもし、他者に起こった出来事にも涙腺スイッチを置いてしまったら、きっとニュースを読んでいられないんじゃないかと思う。ニュースは、どこかで誰かの身に起きたことばかりだから。心は動かされるだろうけれど、それが涙という形で表れないようにどこかでセーブがかかっているのではないかと思う。その代わり、小山さんの涙腺スイッチは自分に起こった出来事に対しては強く働くので、そちらのほうでより泣いてしまうのかもしれない。
 私にとっては、小山さんの涙といって思い出すのはやはり(DVDでしか見ていないけれど)2012年の秩父宮コンサート*4の挨拶だ。
 私は「作り手が泣くものは面白い」という考えを持っている。受け手ではなく作り手が。
 NEWSの4人はNEWSの作り手ともいえる。その人たちが、あれだけの人数の観客に囲まれながらぼろぼろに泣いている。言葉にはできない思いがあの涙だったのだろう。傷ついても立ち上がって、あんなに泣いてしまうほどに守りたかった「NEWS」というものが、面白くないわけがない。こんな面白いものをみすみす逃すわけにはいかない。NEWSに今ここまで傾倒しているのも、あの涙があったからだと思う。
 特に小山さんは「フルスイング」がまともに歌えないくらいに泣いていて、20代後半の男性が人前でこれだけ泣くということはきっとそれだけのものが「NEWS」にあるんだろうと思って、更に興味を持った。実際にそれだけのものはあったと思うし、それ以上のものが確かにあったし、これからもあるだろうと確信している。


・「愛言葉」

 NEWSが10周年のときに4人で作った曲「愛言葉」*5の、小山さんの歌う部分の歌詞がとても好きだ。勿論、加藤さんの「986日々~4合わせ」やそれぞれの記号の部分もすごく好きなのだけれど、小山さんの歌詞がすごく好きだ。

 「そのありったけ くれた愛だけ 強くなれたから ここまで 来たよ だから 君へ 全力で愛すよ」の部分は、何も知らずに歌詞だけ見た人なら「あいすよ」と読むだろう。しかし、これを「かえすよ」と読む可愛さ。10周年のコンサートの挨拶で「リーダーだから強くなるって決めたんだ」と言う小山さんがファンの愛のぶんだけ「強くなれたから」と歌うのにもぐっとくるのに、この「かえすよ」がたまらなく愛おしい。
 そもそも当て字が好きだ。だが、動詞だと漢字の後が上手くはまらないのを見るとちょっと惜しいなと思ってしまう。けれどこの「愛す」も「返す」も同じ五段活用の動詞だからぴったりはまるので、見た目にも美しい。
 「冷めていた あの頃の声 ごめんね もう二度と泣かさない」の部分の愛の重さも小山さんらしい。よくよく見ると愛言葉の歌詞はその可愛らしさからは計り知れない重い愛が詰まっているのだが、その中でも特に重い。
 10周年の記念の曲なのに「ごめんね」という歌詞を入れるほど、小山さんにとっては伝えたい言葉だったのだろう。謝らなくていいのに。幸せでいてくれればそれでいいのに。きっとファンよりも沢山泣いた人が「もう二度と泣かさない」と歌うのが、どうしようもなく愛おしい。そうやってまたひとつNEWSから離れられなくなる理由が増える。


・「伝える人」

 ふと思ったのだが、以前加藤さんを「語る人」と表現したことがあるけれど、小山さんは「伝える人」だ。ニュースキャスターなんだからそりゃそうか。しかしニュースだけではなくて、メンバーの意思をわかりやすく解釈して伝える役目もきっと小山さんが担っている。
 現在、NEWS内でJohnney's webに連載を持っている二人だが、加藤さんが自分の思ったことや考えたことを「語る」のに対して小山さんは今日やること・以前やったこと・メンバーとの近況を事実として「伝える」ことが多いように見える。「語る」と「伝える」の違いは、私の中では話題として取り上げる内容が「何を考えたのか」と「何が起きたのか」の違いだ。加藤さんは前者を語り、小山さんは後者を伝える。加藤さんの言葉は情動に訴えかけ、小山さんの言葉は理解の助けとなる。勿論、逆になるときもあるけれど。
 それと、小山さんの言葉はわかりやすい。コンサートの挨拶で、誰の言葉が一番残るかと言ったら、私の中では小山さんだ。それは多分、彼がわかりやすく話そうとするからだと思う。
 ひとは皆、頭の中に辞書をもっていて、そこに書いてある定義に従って言葉を解釈する。しかし、頭の中の辞書はひとりひとり違うので、同じ言葉でも定義が異なったり、そもそもその言葉が辞書に載っていなかったりする。小山さんは、誰の辞書にもあり、なるべく定義がぶれない言葉を選んで喋っているような感じがする。だからきっとわかりやすい言葉になるのだろう。ニュースを読んだり、様々な場所に取材に行って様々な人々と話をする中で身につけた能力なのだろうか。小山さんの対話力の高さはこういった要素に支えられているのかもしれない。
 わかりやすい言葉で話すということは、簡単に見えて非常に難しいことだ。社会に出て、多種多様な人と話す機会が増え、それを嫌というほど実感した。意識的にか無意識なのかわからないが、それができる小山さんはすごい。

 

・コヤシゲ

 先程から(というかこのブログ全体的に)やたらと小山さんと加藤さんの話ばかりしているけれど、それは単に私がこのコンビが大好きだからだ。多分加藤さんの何割かは小山さんでできてるし、小山さんの何割かも加藤さんでできている。
 「メンバーの中に親友がいる」というのはとても稀有なことなのではないかと思う。「今日からシンメね」と、自分たちが選んだわけではなく一緒にいることになるのがシンメだと思っているのだが、そこから親友となり、同じグループでデビューすることとなり、上手くいかないことを何度も乗り越えて今も一緒にいるこの奇跡を考えるとありがとうという言葉しかでてこない。運命共同体という言葉が本当にしっくりくる。
 2012年、再始動したNEWSについて小山さんが語るとき、手越さん=前向き・強気な言葉で引っ張っていってくれるエース、増田さん=NEWSが外から見たらどう見えるかを俯瞰で考えている、といったように、それぞれが「NEWS」に果たす役割を語っているのに対し、加藤さんについては「ほんとの心の底の部分も相談しました」「お前の存在自体が好きだよ」と、もはやNEWSについての話ではなくなっている。メンバーである以前に親友なのだとこのときに改めて実感した。こう言える相手が同じグループにいることは、小山さんにとっても加藤さんにとっても良かったことなのではと勝手に思っている。二人が二人でいてくれて本当に良かった。
 気遣いのできる小山さんが、加藤さんに対してはちょっと雑だったり、加藤さんを頼る姿勢を見せるところもいい。何より小山さんは加藤さんには謝らない。エルレのライブを忘れても、仕事を別の日に移してビアガーデンに行っても、謝らない。あの気遣いのできる小山さんが謝らない。さすが「親友」というだけあるな……と勝手に思っている。「親友」って。もし二人に質問する機会があるなら、「親友」の定義を教えて欲しい。
 KちゃんNEWSの「しげほめ」も非常に楽しそうだ。時折、楽屋での加藤さんがかっこいい可愛いと褒めているが、ファンが見ることのできない部分を褒めてくる。ずるい。なぜ見られないところばかり褒めるのか。ずるすぎる。でもコヤシゲだから許す。そもそも20代後半と30代前半の男性が「親友」って言ってるくだりが既に尊い。


・演技(舞台)

 小山さんの演技はドラマで何度か見かけたが、直近で見たせいで記憶に残っているのはやはり「グレート・ネイチャー」だ。演出のG2さんが好きということもあって楽しみにしていたのだが、予想をまるまる裏切られるような快感を味わえるとても面白い舞台だった。
 面白いが、非常に難しい舞台でもあった。何度見ても解釈しきれないのではないかと思う。伝えたいことがありそうだけれどそれが掴みきれない、しかしその掴みきれなさこそが伝えたいことだったのかもしれない。そんなふうにも思えた。言葉にできる正解があるわけでもないだろうし、かといって何も考えずに演じるのも難しそうな舞台を、帯で生放送をやりながら駆け抜けきった小山さんは本当にすごい。
 詳しいことは別の記事で書いたので省略するが、舞台上の小山さんの目が特に印象的だった。客席に向かって台詞を語りかけるときの潤んだ目が、伝えたいことのに掴みきれないものを表現していたように思えた。彼の目は間違いなく何かを伝えようとしていたのにそれが掴みきれないのが悔しくて、どうにか言語化したくてあれこれと感想を書いたものの上手くはいかなかったけれど。でもとにかくあの目は本当に良かった。
 それに、小山さんのすらっとした体は舞台で映える。明らかに一人だけ体型が違うので目を引く。また、声にも張りがあるし聞き取りやすいので、舞台調の台詞が似合う。ドラマや映画よりも舞台が向いているのではないかと思う。やはりnews every.があるので難しいとは思うが、小山さんの舞台をもっと見てみたい。

 

・歌

 小山さんの歌声は、キャスターをやっていることもあってか、歌詞が聞き取りやすい。どちらかというと歌詞重視で曲を聴いている身としては非常にありがたい。
 NEWSの曲はおそらく小山さんにはキーが高めだと思うのだが、頑張って高い声を出しているところにきゅんとくる。三人に比べて小山さんが比較的低めの声が出せるので、美味しいパートをもらえているのではないかと思う。特に「SEVEN COLORS」の低音がとてもいい。手越さんの高音と重なって、美しいハーモニーとなっている。
 最近の大人っぽい曲でも小山さんの良さは発揮されている。特に「Sweet Martini」のAメロのセクシーさはさすが三十歳を過ぎた大人といった感じがする。ああいう歌い方ができるようになったからこそ、今の小山さんと加藤さんが歌う「アリバイ」が聞きたい。
 と思えば、「Starry」のようなバラードも似合う。それと個人的には小山さんには90年代に流行ったダンスナンバーをカバーしてほしい。きっと似合う。
 最近の曲でいうと「ANTHEM」の小山さんの「いま待ちに待ったステージへ」の部分がとても良い。セクシーだし恰好いい。世界中に聞かせたい。聞いて!もしまだ聞いてない人いたら今すぐ聞いて!

 

・ダンス

 小山さんといえば長い手足。テレビ番組等で踊る姿を脚から上に向かって映すことがあるが、頭の中で理解しているよりずっと脚が長くて、えっまだ脚なの!?と驚く。デッサン狂ってるんじゃないかと思いたくなるほど長い脚。
 あの長い手足を活かしたダンスがとても好きだ。繊細でセクシー。NEWSのダンスは小山さんと増田さんがそれぞれ好きで、増田さんの力強さにもめちゃくちゃ惹かれるが小山さんのセクシーさにも惹かれてしまう。腰つきも勿論のこと、指先の使い方も艶めかしい。
 ダンスのことは詳しくないのであまり語れないが、長身で細身で手足が長いことを最大限に活かしたダンスなのではと勝手に思っている。
 それから、しっとり聴かせる系の曲やソロ曲での目がすごくいい。踊っているというよりも演技をしているような目をしているときがあって、フィギュアスケートの選手の表情の作り方にも似ている気がする。あの目に映るものがなんなのか知りたくて考えるけれど少しもわからないところも含めて、踊っているときの彼の目が好きだ。「ロメオ2015」は腰、指先、目のどれもが素晴らしかった。
 かと思えば楽しい曲ではにこにこ笑いながら時折ウィンクや投げキッスをしながら踊っているから、あっちこっちに翻弄されっぱなしだ。

 

・ルックス

 小山さんは「自分ぐらい自分の顔を好きになってあげないと」というようなことを言うが、私の周りは「小山さんが一番かっこいい」「一番好みの顔」「一番かわいい」と言う友人たちだらけである。そして私も彼の顔がめちゃくちゃ好きだ。
 一番好きなのはすっとした目元。小山さんが目を細めて微笑むと、どこか猫や狐を思わせる、危うさを含んだ妖艶さを醸し出す。
 小山さんを語ろうとするとき、私の中からは言葉が消える。脳みそ溶けたかなと思うほど「やばい」「すごい」「かわいい」「すき」とかいう簡単な言葉しか言えなくなる。だから今必死に言葉を尽くして語ろうとしている。そろそろ何書いてるかわからなくなってきた。
 そうやって言葉を奪う原因は、彼の目にあるのではないかと思っている。あのすっとした目を見ていると、猫に振り回されるが如く、狐に化かされるが如く、私の中から語彙が失われる。そんな少し危険なところも、先程述べた演技やダンスのときの目も含めて、小山さんの目に惹かれている。
 また、私は彼の歯並びがたまらなく好きだ。あの、下の歯が微妙に前後にずれているところ。かねてより「イケメンの歯並びがちょっと悪いのって最高」という論を唱えているのだが、小山さんの下の歯はまさにそうで、あのちょっとずれている下の歯がどこか幼く見え、非完璧さを演出している。個人的にはジャニーズアイドルの魅力の一つに「完璧ではない」「完全ではない」という部分があると思っているので、それが垣間見えるあの下の歯がたまらなく好きだ*6

 

・理想のアイドル

 10周年のコンサート*7の最後、「NEWSって言っていただいてもいいですか」と小山さんが言う。
 
 「みんなのすごい声を聞いて、パワーにして、それを活動で返していくんで」
 
 「愛言葉」の歌詞にも通じるようなこの言葉を聞いたときに本当に嬉しかった。
 私がアイドルに求めるのは、「一緒に夢を見てくれるアイドル」であることだ。
 よく聞く言葉では、「アイドルは夢を売る/見せる職業」といわれる。確かにそうなのだろうと思う。しかし、それだけではあまりに辛くはないだろうか。身を切ってそこから生みだした「夢」を売って、彼らはそれに見合うだけの対価は得られているのか?
 そもそも、その対価とはなんだろう。金かもしれない。知名度かもしれない。私などには測り知れぬ何かがあるのかもしれない。
 私はその対価の内に、「アイドルであること」とがあってほしいと思っている。彼らは、アイドルでいたいから身を切って夢を売ってアイドルでいようとしているのだと思いたい。そう考えたとき、アイドル自身が「アイドルである自分」というものに対して見るものもまた「夢」なのではないか。
 いくら夢を売ってもそれを買う人がいなければ成立しない。買う人がいるから売るのか、売る人がいるから買うのか、それはどちらが先かわからないけれど、売り手がいるなら買い手がいないと成り立たない。見せるにしても、見る人がいないと成り立たない。
 アイドルも一人の人間だ、という言葉をたまに目にする。それならば、何が「一人の人間」をアイドルにするのか。
 アイドルをアイドルたらしめるのは、アイドル本人の「アイドルでありたい」という意思とそれを見るファンの視線である。と思いたい。共に「アイドル」という夢を見ているときだけ、アイドルであってくれればいい。プライベートの時間までアイドルでいてくれとは思わないから、彼らがアイドルとしての自分を見せる意思を持っているときはこちらもアイドルを見るつもりでいるので、その需要と供給が成り立っているあいだだけはアイドルでいてほしい。
 少なくとも、アイドルになる前の少年たちにとっては、「アイドルになる」ということは夢だったのだろう、と思う。その「夢」を、叶えた今も「夢」のまま、つらくてもまた立ち上がる糧になるような夢であって欲しい。その夢を、一緒に見ていきたい。
 あれこれと書いてみたが、私はアイドルと一緒に夢を見たいのだ。わがままな解釈であることは百も承知で、それでも一緒に夢を見てほしい。
 先程引用した言葉に戻るが、小山さんはきっと一緒に夢を見てくれている。でなければ声援はパワーにならないだろう。2012年のコンサートの挨拶で、小山さんは泣きながら「信じれば叶うんです」と言っていた。NEWSがNEWSであることは彼らの夢で、同時にファンの願いでもあって。つまりそれは、一緒に夢を見ているということになるのではないかと思う。
 私は「伝える人」である小山さんの言葉はなんのためらいもなく真に受ける。特にコンサート等の場で出た言葉は。だって今、彼は何かを伝えようとしているから。それを受け取りたいと思う。
 小山さんのパワーになるなら何度だってNEWSって呼びたい。吐くほど呼びたい。あまりの「NEWS」と呼ぶ声の大きさに手越さんと加藤さんもじーんとしていた様子だったし、増田さんは笑顔で「また帰ってこよう、ここに」と言っていたし、きっと他のメンバーのパワーにもなっていたんだと思う。小山さんの目もきらきらあしていた。あの瞬間、本当に幸せを感じた。グループの名前を呼ぶだけで伝わる愛がそこにはあった。
  そんな小山さんに、10周年のコンサートが終わってファンレターを出したくなった。今のところ人生唯一のファンレターは小山さん宛てだ。どうしても「ありがとう」の声を届けたくなった。
 素敵なコンサートをやってくれてありがとう。NEWSを続けてくれてありがとう。笑っていてくれてありがとう。一緒に夢を見てくれてありがとう。言っても言っても足りない。でもほんとにありがとうって思ってるんだ。もっともっと幸せになって欲しいと思っているんだ。小山さんの毎日が幸せで溢れていて欲しい。
 少しでも伝わって欲しくて、でも出来ることはちっともなくて、それでも何かせずにはいられなくて、こうして文章を書き綴る。

 と書いてみたものの、ていうかこれだけ書いたのに、小山さんのことはわかるようでわからない。掴めるようで掴めない。でも、ファンに見せるところも見せないところも私が知っているところも知らないところも全部含めて余すとこなく隅から隅まで、小山さんが大好きです。


 以上、10000字超の「いいから私に小山慶一郎を語らせてくれ~こやほめ2015~」でした。

*1:FCの好きなタレント欄で迷っていると友人に相談したところ「え!つづりさんどう見てもシゲのこと好きじゃん!」って言われたので加藤さんの名前を書いた。

*2:この辺の話は グレート・ネイチャー覚書 - 来世はペンギンになりたい でもっと掘り下げています

*3:加藤さんいわく、「涙に価値なんてないよ、大丈夫だよ」

*4:NEWS LIVE TOUR 2012 ~美しい恋にするよ~

*5:NEWS/歌詞:愛言葉/うたまっぷ歌詞無料検索

*6:余談だが、手越さんの銀歯もめちゃくちゃ好き

*7:DVD NEWS 10th Anniversary in Tokyo Dome