来世はペンギンになりたい

好きなものを好きと言うために生きてる

NEWSそれぞれのメンバーの主演映画を考えてみようの巻

 ドラマよりも映画が好きです。特に、90~110分くらいの映画が好きです。

 話がまとまっててさくっと見られる感じの。関ジャニ∞渋谷さんの「味園ユニバース」も100分くらいでしたね。あのくらいの長さの映画が好きです。
 ということで、NEWSの4人を主演に、そのくらいの長さで収まりそうなストーリーを考えてみました。映像の勉強もシナリオの勉強もしたことないから完全なる夢想ではありますが、いつか「主演映画」という言葉にはしゃぎたいなという思いを込めつつ。
 役名は特に考えていないので、そのままにしてあります。配役も基本的には主演しか考えていないです。
 どんな話が来ても許せる人向け。映画そのものがフィクションなので。そういう目で見てください。
 
 


 
・手越さん

 「Lovin' U」を挿入歌に使った、少女漫画原作映画

 主人公の手越さん(24)はミュージシャンになりたい青年。バンド仲間と路上ライブや狭いライブハウス公演を行いながら、楽器店でアルバイトをしている。ある日、友達の付添で楽器店に買い物に来た大学生のヒロイン(20)と知りあう。ヒロインが何気なく見ていたポスターが、手越さんの出演するライブイベントのポスターで、別の店員(手越さんの後輩店員。演じるのも実際にジャニーズの後輩グループから選出したい)が「それ、手越さんも出るんすよ。手越さんってあの、あそこにいる金髪」と手越さんを指さす。ヒロインの友達の質問に丁寧に答えながら買い物を手伝う手越さんの姿に「わたしはきっとこの人に恋をする」と予感するヒロイン。ヒロインの友達が買い物をしているあいだに手越さんからライブイベントの話を聞いていたこともあり、二人で行くことにする。そこで手越さん率いるバンドの演奏を聴き、その歌声にヒロインは予感通り恋をする。
 いろいろあって付き合うことになり、2年の歳月が流れる。ヒロインは家具メーカーに就職が決まったが、手越さんは相変わらず売れないミュージシャンのまま。そしてある日、手越さんのバンドメンバーも現実を見始めて、解散が決まる。自暴自棄になる手越さん。正社員として働くために面接を受けてみるも、落ちまくって思わずヒロインにもきつい口調になってしまう。「あなたの夢はそんなものだったの!?」と怒って平手打ちをかますヒロイン。打たれた頬を押さえて、「少し頭冷やすわ、今日は帰る、ごめん」と出ていく手越さん。それから数日連絡はなく、二週間ほどしてようやく手越さんから電話がかかってくる。「今日の夜、時間ある?」手越さんはライブハウスにヒロインを呼び出す。観客はヒロイン一人。「無理言って貸切にしてもらった。15分しかないけど、俺の最初のワンマンライブは、○○(ヒロインの名前)のためにやりたい」そう言って、手越さんはバンド解散後に新しく作った曲を歌う。やっぱり歌っている彼が一番好き、と確信するヒロイン。歌い終えて、「俺、やっぱ辞めらんないわ」と困ったように笑う。ヒロインも、「だろうと思った」と頷く。「本気で音楽をやるよ。だから、」別れよう、とは続けなくてもわかって、頷くヒロイン。「離れても、ずっと、応援してるから」ヒロインは涙のたまった瞳で微笑む。
 数年後、地方配属だったヒロインが東京本社に異動となり、再び東京へ帰ってくる。毎日の仕事に少しだけ疑問を抱きながらも、必死に毎日働いている。営業で外に出たヒロインは街中のビルを見上げる。そこには、歌手・手越祐也の新曲を宣伝する大きなポスターが貼られていた。別れてから、手越さんは事務所と契約するに至り、バンドが解散してから一年半でデビューを果たす。それから2年の歳月が経って、初の武道館公演を控えているところだった。ヒロインは勿論手越さんのCDを買ったり出演する音楽番組をチェックしたりはしていたが、もう遠い世界の人だからと忘れようとしていた。
 手越さんの武道館公演はラジオでの生配信が行われることになっていた。取引先から自社に戻って作業をする予定だったヒロインは疲れ切ってタクシーに乗り込み、そのタクシーの中で手越さんのライブを聴く。電波に乗せて彼は語る。「次に歌う曲で最後になります。次に歌うのは、ダメになりそうだった俺に、ちゃんと夢と向き合えって、応援してくれた人のために作った曲です。その人がいなければ今の俺はなくて、多分あそこでダメになってたと思う。届くかどうかわからないけど、ありがとうと大好きだよの気持ちを込めて歌いたいと思います。聞いてください、Lovin' U」
 カーステレオから手越さんの歌が流れる。ヒロインはそれが自分と手越さんについての歌だとすぐにわかった。ぼろぼろと涙がこぼれる。あの日、一人しか観客のいないワンマンライブで堪えた涙が今流れる。「すみません、やっぱり武道館に向かってください」胸を押さえて泣くヒロインと、ステージで歌う手越さんの映像が重なり合いながら流れるLovin' U。タクシーは途中で渋滞に巻き込まれてしまう。「降ろしてください」とヒロインはタクシーを降り、そして走り出す。手越さんが歌っている武道館へ向かって。途中でヒールが折れる。靴を脱いで走る。ひたすら走る。
 やっと着いた頃には、ライブはもう終わっていた。そうだよねもう住む世界が違うもんね、と悲しげに笑うヒロイン。帰ってご飯食べよう、美味しいものを食べて忘れよう、そう思っても涙が溢れる。武道館に背を向けて歩き出すヒロイン。と、後ろからヒロインの名前を呼ぶ声。そこにいたのは手越さんだった。手越さんは走っていってヒロインを抱きしめる。そこで二度目の告白をする。涙を拭って頷くヒロイン。そしてキス。照れくさそうに微笑む二人。HAPPY END!!!!!!!!!(NEWSによる映画主題歌が流れてエンドロール。主題歌のタイトルはベタに「HAPPY END」とかそんな感じの直球ソング)
 
 という話を、Lovin' Uを聴いてからずっと考えている。そもそも「Lovin' U」がなぜ少女漫画原作の映画の挿入歌じゃないのか不思議なくらい、私の中では少女漫画原作の映画の挿入歌なのである。どこかにあるんじゃないかこういう少女漫画。是非とも映画化の際は手越さんを起用してください。
 終盤は脚本が若干破綻しているくらいがいい。多少は辻褄が合っていなくてもかまわない。どう考えたって走るよりそのままタクシー乗ってたほうが速いだろとか、そういう辻褄の合わなさはあっていい。むしろ合ってたらつまらない。終盤はいかにロマンティックにできるかが重要。
 手越さんの笑顔が可愛くて、夢に向かう姿が恰好良くて、というような映画にしたい。とても見たい。宜しくお願いします。
 
・小山さん

 ハートフル子連れ便利屋ストーリー第一弾~子連れになるまで~

 小山さん(29)が便利屋を開業するところから物語は始まる。新卒で入って以来ずっと勤めていた大手企業を辞めて便利屋をやることにした小山さん。が、待てど暮らせど依頼はこない。新しいチラシのデザインを考えたり、便利屋が出てくる小説(実在してもしなくてもいいが、これに憧れて便利屋になったという設定)を読んだりしながら、雑居ビルの一室にある事務所兼自宅でごろごろしているばかりの日々を過ごしていた。
 開業から一か月ほど経ったある日、初めて事務所の電話が鳴る。小山さんは喜び勇んで舞いあがりながら緊張しながら電話に出る。「引っ越しをするので荷物の処分を手伝って欲しい」という内容の依頼だった。初めての依頼を断るわけがない。小山さんは翌日、指定された時刻に指定された場所へ向かう。どうやらアパートの一室で、ドアの前にいくつかのゴミ袋が置かれている。それをゴミ捨て場まで持っていこうとする小山さんだが、明らかにひとつ重たいゴミ袋があると気づく。不審に思って袋を開けてみると、そこには小学生くらいの幼い男の子が入っていた。どうしようと慌てていると、人が近づいてくる音が聞こえ、パニックに陥った小山さんは男の子を自分の車に乗せて事務所兼自宅へ引き返してしまう。
 部屋に袋ごと男の子を運びこむ。これはやばい、と思いながらもだんだんと冷静になってきた小山さんは次の行動を考える。と、死んでいると思っていた男の子が動く。男の子は薬で眠らされていただけで生きていた。
 男の子は小学二年生。あのアパートに住んでいたのだという。親はどうしたのかと小山さんが訪ねても少年は答えない。少年は事務所内を見渡し、便利屋のポスターがあることに気づき、小山さんが便利屋を営んでいることを知ると、「なんでも屋さんなら、両親を助けて欲しい」と依頼する。
 少年から得られた情報は、少年と両親の名前、あのアパートの住所のみ。早速お手上げした小山さんは友人に電話をかける。その友人とは高校時代のクラスメイトで、今は探偵だとか情報屋だとかという怪しげな仕事をしている。(友人役には30歳くらいの俳優さんを起用。不思議な雰囲気を纏った人がいい)
 開業祝いでと頼み込んで格安で情報を提供してもらう小山さん。「関わることはオススメしない、悪いことは言わないから手を引いた方が良い」という忠告つきでもらった資料を見てみると、少年の両親は××組の下っ端と組長の愛人という関係だったことが発覚する。これはやばい、とさすがの小山さんも思うが、最初の依頼がうやむやになってしまっている以上、小山さんのもとへやってきた最初の依頼はあの少年からの依頼ということになる。無視することはできない。小山さんは少年の両親を探すことを決意し、友人に更なる情報提供を求める。(もう開業祝い割引は使えないが、金はないので、利子つき出世払いということにされる)
 小山さんが少年にこだわる理由は、最初の依頼ということだけではなかった。大物政治家の愛人の子であり、そのせいで不遇な人生を送ってきた。会社を辞めたのもそれに関係がある。少年を初めて見たときから、なんとなく似たようなものを感じていて、それが確信に変わった今、少年を放っておくことはできなかった。
 それから一週間ほどは穏やかな日々が続く。今は夏休みだからいいがもしこのまま9月に入ったら少年を学校に通わせなければならないがどうしたらいいのか、というようなことを考え、近所で定食屋を営む相談役的存在の女性(通称:姉さん)に話しながらからあげ定食を少年と食べた帰り道、何者かに襲われる。どうにか少年を連れて逃げるが、おそらく少年を狙う人間の仕業だろうと思った小山さんは、襲ってきた男を捕まえて少年の両親のことを聞き出す。二人とも既に死亡していることを知ってしまった小山さんが振り返ると、そこには唇を真一文字に結んで泣くまいとする少年の姿があった。
 「依頼はキャンセルでいいよ。そんな気はしてたんだ」大人ぶって少年は言う。その様子を見て、小山さんの目からは涙がこぼれる。「泣きたいのはこっちのほうだよ」「じゃあ泣けよ、子どもなんだから。大人がみっともなく泣いてるんだぞ、子どもはもっとみっともなく泣いちゃえよ」小山さんの言葉で少年はようやく泣き出す。二人分の泣き声が高架下に響いていた。
 部屋に帰り、少年を寝かしつけたあと、小山さんは友人に電話をし、××組の組長の居場所を聞き出す。とあるビルの中の会社の住所を教えられた小山さんはそこへ向かう。組長と対峙した小山さんは少年に差し向ける追手をもう寄越さないように要求する。それはできない相談だと鼻で笑われるが、小山さんは父親の名前を出す。彼の父親は××組の上位組織に資金提供をしていたのだった。ずっと忌み嫌ってきた自分の出自だが、役に立つなら使うしかない。嘘をついていないことを示すために、その場で父に電話をかける。十年ぶりの電話だったが、大物政治家は「息子の頼みなら聞かないわけにはいかないな」と笑う。組長も、小山さんの要求を聞き入れざるを得なかった。
 こうして小山さんと少年に穏やかな日常が訪れることとなった。他に行き場のない少年は小山さんと共に暮らすことになる。「いきなり子連れになるとはなぁ」「違うよ、助手だよ」「そりゃあ頼もしいな」少年と小山さんが握手をする。と、事務所の電話が鳴る。小山さんより先に少年が出る。「はい、便利屋こやま、助手の○○(少年の名前)です」嬉しそうに電話に出る少年と、苦笑いをする小山さん。だんだんとフェードアウトし、エンドロール。主題歌はNEWS(爽やかで前向きになれる曲、歌い出しは小山さん)。
 
 という、シリーズ化も視野に入れた感じの話でどうでしょうか。二作目では友人を中心に事件が展開する話とかも良いと思います。
 小山さんと子どもの組み合わせ最高に可愛いと思うので是非スクリーンで見たいです。話の筋は即興で考えたのでもっと面白いものにできそうだなとは思いますが、子どもと出会って一緒に暮らすようになるという骨子はそのまま残して欲しいです。ノベライズ、コミカライズもされる感じのやつです。メディアミックス狙っていきましょう!
 


・増田さん

 ファンタジックラブストーリーまっすー

 舞台は日本によく似た、でもどこかちょっとだけ違う世界(森見登美彦さんの描く京都みたいな、ちょっとファンタジーの世界観)。レンガ造りの道の両脇に小さなお店が立ち並ぶ可愛らしい通りのちょうど真ん中あたりにある雑貨屋。パリやロンドン、ニューヨークで売られている可愛い雑貨や、アクセサリー作家が作る一点もののアクセサリーが並ぶ店内。その奥にあるカウンターで、増田さんは新作アクセサリーのアイディアスケッチをしながら店番をしている。雑貨の買い付けの為に海外へ行きまくって滅多に帰ってこない店長の代わりに店長代理として(従業員は店長と店長代理の二名)お客さんを待つ日々を過ごしていた。土日にはそこそこ繁盛するが、平日はほとんど客がいない。

 ある水曜日の午後、眠くてうとうとしていたところにドアが開いたことを知らせるベルの音が聞こえる。いらっしゃいませ、と言おうとして声が途切れる。店に入ってきた女性(「下妻物語」の桃子みたいな感じ。お金かかってそうなロリータファッションの女の子)が、あまりにも美しくて可憐で可愛らしかったからだ(予告編ではこのあたりのシーンが印象的に使われる)。彼女はうさぎのネックレスを購入する。それは実は、増田さんが作ったものだった。彼女が店を出ていっても、しばらくドアを見つめてぽわわんとしていた。
 翌日から、増田さんは彼女がまた買いたくなるようなアクセサリー作りに取り組むことにする。あのウサギのネックレスに似合うような白レースを用いたイヤリングとピアス、同じくウサギをモチーフにした指輪。創作意欲があまり湧かない日々だったはずなのに、急にアイディアが降ってくるようになり、店を早めに閉めたりしてアクセサリー制作にいそしんでいた。
 あまり客がない日に早めに店を閉めると、コンコンとドアをノックする音が聞こえる。もしや彼女ではという期待を胸にドアの方へ向かうが、そこにいたのは中学時代から仲の良い友人(普通の会社員)だった。増田さんは友人に、嬉しそうに彼女の話をする。友人は「名前も知らないし一回しか会ったことないじゃん」と笑うが、増田さんはこれこそが恋なのだと主張する。友人も、創作意欲が湧いたのならいいことだけど、と一緒にアクセサリーデザインのスケッチを眺めて意見を出す。
 数日後、再び彼女が店にやってくる。今回は友人らしき女性と二人連れだった。友人の女性はクールめのキリっとした服を着ていて、ファッションの系統は全く違う二人だったが、仲が良いのはただの店員である増田さんから見てもわかった。彼女は再び増田さんの作ったアクセサリーに目を向ける。「可愛いけど、似た感じのやつ持ってるの」と残念そうに笑う彼女。その笑顔が可愛い……!と胸をときめかせる増田さん。他に指輪やネックレスを見るも、やはりイヤリングが気になる彼女。増田さんは「あの!」と思わず声をかけてしまう。驚く彼女。「それ僕が作ってるんですけど、どういうのが欲しいとかあったら、言ってくれたら作るんで!」あわあわしながら伝えると、彼女はふわっと微笑む。「いいんですか?オーダーメイドなんて……」「練習も兼ねてるんで、全然その、お金とか気にしないでください、普段の値段にするので」「じゃあ、お願いします」名前と連絡先を交換し、後日アクセサリーのデザインを相談する約束をした。舞いあがる増田さん。一歩前進どころか新幹線に乗ってるレベルだぞ!と喜ぶ。
 翌日、彼女と共に店に来ていた女性が一人で店に現れる。「あのさ、あんまりあの子に関わんないでよ」友人の女性いわく、かつて付き合っていた人がひどい男で、DV被害に遭ったり借金をさせられたりしてボロボロになって、今は借金を返すために風俗で働いているという事実を告げられる。ボロボロになった心は未だ回復しきらず、「自分はふわふわでかわいい世界に生きている」と思うことでようやく現実と距離を置いて耐えられているというところ。もうこれ以上関わらないでくれ、と言われ、ショックを受ける増田さん。その日の夜、増田さんは友人と飲んで彼女のことを相談するが、やめとけとしか言われなくて複雑な気持ちになる。
 場面が変わり、増田さんの夢の中のシーンになる。夢の中の増田さんは勇者で、ドラゴンを倒して囚われた姫を助けに行くところだった。旅の道中になんやかやありつつ、ドラゴンをやっつけて姫を救出する。姫は店にやってくる彼女だった。「助けてくれてありがとう!」THEハッピーエンド、という図。
 作業机に突っ伏して寝ていた増田さんは目を覚ます。ぱん、と両手で頬を叩いて、いくつものアイディアスケッチを描きながら、だんだんと夜が明けていく。
 そして彼女との打ち合わせの日になる。店に来た彼女を奥に案内して、スケッチブックを見せる。嬉しそうな顔をする彼女。どうにかこの笑顔を守って生きていきたいと思う増田さん。彼女と二、三時間ほど話しあって決まったデザインを、その日から早速作り始める。そこそこ難しかったり思い通りにいかなかったりして、時間がかかってしまう。
 三週間ほどかけてアクセサリーは完成する。白とピンクの細かなレースと時計のモチーフをあしらったネックレスとピアスのセット。完成した旨を伝えるため彼女に電話をかけると、夜にでも取りに行く、と返事があった。夜、彼女が店にやってくる。完成したアクセサリーを見せると、きらきらと輝いた笑顔になる。増田さんは思いきって彼女に告白する。彼女は友人に止められたことを話し、自身がふわふわした世界にしか生きられないことを話し、それでもいいの?と問う。僕もそういう世界が好きです、と笑う増田さん。よろしくお願いしますと微笑む彼女。(女性アーティストによる主題歌が流れてエンドロール。)
 
 ファンタジックなおはなしなので年齢設定はありません。増田さんというか、「まっすー」の映画ですね。まっすー主演。増田さんが主演だったらもっと怖い役がいいかなと思います。
 実のところ根本的なことは何も解決してないし何も救われてないんだけどなんとなくハッピーエンドって感じの終わり方が好きです。ラストのシーンで二人が幸せだったらそれでハッピーエンドです。リアリティなんて必要ない、ご都合主義で構わない、そんなハッピーな映画。これだけあらすじを書いておいて、正直ストーリーとかそんなに必要ないような感じがいいなと思います。世間的な評価は結構賛否両論そうだけど私はそういう映画が大好きなので……。
 画面は全編にわたって可愛くてふわふわファンシーな印象で、視覚的にも楽しい映画に仕上がっていて欲しいです。絵本を実写映像で見ているような感じ。むしろ小道具やセットや衣装など、画面をきれいでかわいく構成することにお金と時間を注いだ映画がいいです。音楽も可愛くてファンシーな感じで。サントラ買いたい。
 
 
・加藤さん

 ミニシアター系、たくさん血が出る映画(グロ的な意味でR18かもしれない)

 主人公・加藤さん(28)は何の変哲もない普通の会社員。朝出勤し、自分の席に着き、メールをチェックし、一日の仕事をする。残業して、夜10時頃になってようやく会社を出る。これでも早い方で、ひどいときは帰れないこともある。同じく普通の会社員をやっている彼女がいて、彼女はそこそこ早く帰ってくるのでいつもすれ違う毎日。最近は土日も忙しくて予定が合わずもう2カ月ほど会っていない。帰り際、「今度誕生日だっけ?」と電話をするも「先週だったけど」と言われてしまう。「ごめん」と謝るも、「もういいよ、別に」と電話を切られる始末。やってらんねーよ、と思った加藤さんは酒を買いこんで家に帰る。ひたすら飲んで寝る。(ここまで、加藤さんの心理描写は特になし。淡々と日常が進んでいく様子を描くだけ。BGMも特にない。これだけで上映時間の半分か、せめて三分の一は使って欲しい。ひたすら普通の日常で、ひたすらだるくて、正直もう見るのやめようかなレベルのつまらない日常がいい)
 翌日、起きて朝ごはんを食べて、顔を洗って髭を剃って、歯を磨く加藤さん。(ここまで、前日と同様の撮り方)
 鏡を見ながら歯を磨いている最中、口の中が泡だらけの状態で突然喋り出す。
「俺はどうやらこの世界のメシアのようだった。今の今まで、それに気付かずに生きてきたのだが、今この瞬間唐突に気付いてしまった。俺はこの世界に産み落とされた唯一のメシアだ。この世界が滅んでしまう前に人々を救わなければならない!」(ここから基本的に加藤さん喋りっぱなし。一人称の小説を朗読しているかのようにずっと喋ってる。台詞の後にも「~と俺は言った」「俺は~と思い、家を出た」、みたいな文章が続いているような感じ。思っていることは全部喋る)
 まず第一の敵は自分が勤めている会社。その会社にいるのは悪いやつらに洗脳されてしまった人たちなので倒さなければならない。倒さなければ世界が滅んでしまう。同僚も上司もそこそこ良い人たちだったけれど、悪い奴に洗脳されてしまったのでもう殺すしかないのだった。ホームセンターで斧を買って、それを持って会社へ向かう。まずは警備員、受付嬢、オフィスに入ったら同僚も上司も関係なくずばずばと斧を振るう。(リアリティは必要ない。血はわざとらしく赤い色をしていて、吹っ飛んだ腕や首はどう見ても作り物でOK。BGMにはなんかやたらと壮大なクラシック音楽とかが流れているか、めちゃくちゃノれそうなEDMが流れているか、思わず踊りたくなるディスコサウンドが流れている)
 会社を血まみれにしきって、何かをやり遂げたような気持ちになる。これで世界は救われた!と思ったのもつかの間、すぐに第二の敵に気付く。彼女が務めている会社。このままでは彼女が敵に殺されてしまう。その前に助けに行かなくては、と慌てて彼女の勤める会社に向かう。外に出て、タクシーを拾うと思いきや運転手を殺してタクシーを奪い、そのまま走り出す。カーステでは爽やかな洋楽が流れている。信号とか関係なく車を走らせる。「全部赤だ!こんな世界は間違っている!停まってられるか!俺はひたすら車を走らせた。」みたいな。
 彼女の会社に着き、そこでもまた斧を振るう。血まみれのオフィスの中、彼女に手を伸ばす。「さぁ行こう、ここは危ない。俺は君を、そして世界を救いに来たんだ」彼女、勿論首を横に振り、逃げようとする。加藤さん、さめざめと涙をこぼして言う。(心底悲しそうに泣いて欲しい。彼女を救えない自分の無力さを憂えて泣いて欲しい)「まさか君まで奴らに洗脳されてしまったのか……もう手遅れだなんて……」手遅れだったら自分の手で殺してあげるしかないと思い、彼女にも斧を振るう。「こんなに悲しいことがあるだろうか……これがメシアの運命なのか……」天井を仰ぐ。会社に突入してくる警察。倒れた彼女を抱きしめてキスをして、遅い来る敵に向けてひたすら斧を振り回す。
 みんな倒してしまって、最後に、返り血にまみれた顔でカメラを見つめる。「まだそこに残っていたか」とかなんとかいいながら近づいてくる。「貴様がボスか。残念だったな。これで終わりだ。そう言って俺は斧を振りおろした。」と言って斧を振りおろし、画面がひび割れて映像が乱れて砂嵐になってエンドロール。主題歌は斧振り回すシーンで流れていた音楽。
 
 ダントツでひどいけれどこれが一番見たい。ひたすら不条理で狂っている役をどうしても加藤さんにやって欲しいです。「トラブルマン」のときの血のりがものすごく似合っていたので、今度はもっと血のりを使う役はどうだろうかと考えたのがこれでした。話の筋とかいらないから血と暴力で圧倒するような映画に出て欲しい。見終わった後、あれはなんだったんだ!?ってなってもう一回見たくなってしまうような感じ。多分もう一回見たところで何もわからないけど。
 前半はひたすら淡々と日常を描き、それを後半でぶち壊す、という作り。見てる人を置いてきぼりにするくらいの温度差。
 体力も精神力もめちゃめちゃ使いそうな役だけど、やりきったら絶対に評価は高いと思います。一般受けはしないけれどマニアックな人には人気がありそうな映画をやって、映画好きのあいだでの知名度をあげて欲しいという気持ちもあります。
 言うのはたやすいけれど、こういう映画って作るのはとても難しい気がします。でもこれが一番見たい。
 


 

 手越さんの映画だけ120分くらいありそうな感じになってしまった気がする。でも120分越えないくらいの長さがいいです。
 以上、NEWSそれぞれのメンバーの主演映画を考えてみようの巻でした。
 
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