文学的に表現してみた【NEWS編】

 

 スマスマで西加奈子さん、湊かなえさん、又吉直樹さんが出演された際に、それぞれが稲垣吾郎さんについて文学的に表現していました。どれもしっくりきて素敵だったので、ちょっと真似してみようかと。

 Hey!Say!JUMPでやっている方もいらっしゃいました。

 そして私も、文章好きの端くれとして、流れに乗って便乗してしまおうと思いまして。

 といいつつも、文学系の学部に通ってはいたけれどちゃんと勉強していたかと言えばそうでもなく、何が文学的かはよくわかりませんので、そのあたりはご容赦ください。
 一応、その人についての文学作品があったとして、その最初の一文になりそうな表現を選んでみました。
 それぞれの人に2~3文ずつです。続きではなく、ひとつずつ独立しています。
 
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太陽さえも、彼の前では理科の実験の豆電球みたいに見えてしまう。

興味本位で画面の向こうに手を伸ばしただけなのに、優しく抱きしめられた気がした。

もし私が22世紀から来たロボットだったなら、誰にも見られず泣けるよう、透明マントをあげるのに。


 どんな光り輝くものよりも眩しい人。むしろ彼こそがこの宇宙で最も輝いている恒星なんじゃないかって気がしている。そういう、唯一無二の孤高の恒星みたいな人。
 それでいて、とても優しい。「興味本位で画面の向こうに手を伸ばす」=コンサートに行く、くらいの意味合いで。画面で見るだけから先に進んだらそれはコンサートだろう、という比喩です。ファンを「彼女」と呼んで、言葉と歌と笑顔でたくさんの「彼女」たちを幸せにするあの人。
 ファンの前で、誰かの前で泣けないなら、誰も見ていないところではたくさん泣いてください。
 手越さんについての文章でした。
 10000字インタビューを読んで感じたのですが、やはり彼は私の理想のアイドルです。これからもいつまでもどこまでも光り輝き続けてほしい、という願いも込めて。
 

 

 捨てられないものは全部だきしめていけばいいよ、と彼は笑う。

足元の水たまりはなかなか乾かないけれど、それでもいいや、いちにのさんで飛び越していく。

  
 なんとなく、Kinki Kidsさんの「全部だきしめて」が似合う人だと思っているので文章の中に織り込んでみました。曲の全体の雰囲気も、歌詞も、あの優しくて大きくて広い、あたたかい感じが彼に似合うと思います。捨てられない人とはまた違うとは思うのですが、彼は思い出(の品ではなく、思い出そのもの)を捨てられないというか、思い出は思い出のまま全部かかえて生きていくような、そんな心の広さを感じます。
 彼の、悲しいことやつらいことの立ち直り方は、きっと2番目の文みたいな感じなのではないかなと思いました。あのきれいな長い脚で、ぴょんと飛び越していったら、新しい景色が待っている。また笑える。そんなイメージで書いてみた一文です。
 小山さんについての文章でした。
 
 

 甘くて、でも少し大人、ラム酒のボンボンショコラみたい。

「どこの星からいらしたんですか」と聞いてみると、彼は頬笑み、「2000年後の未来から」と答えた。

  
 可愛かったり、恰好よかったり、彼の中にはいくつもの顔がある。味に例えるならラム酒のボンボンショコラ。以前食べた、ル・ショコラ・ドゥ・アッシュのラム酒のボンボンショコラのような感じがします。ほどよい甘さと、鼻に抜けるお酒の匂い。ちょっと大人向けの少女漫画に出てきそうな一文になりました。
 次は少しSF風。星新一ショートショートにありそうな雰囲気。異星人のような未来人のような、そんな雰囲気の漂う彼。全国ロードショーではなく、ミニシアター系のギャグSF映画に出てくれたら何回でも通いたい。舞台もいいかもしれません。まだ彼の出演する舞台は見たことがないですが、舞台での演技はきっといいものになっているんじゃないかなと勝手な期待をしています。脚本はあて書きで、赤系の髪にサングラス、派手な服装という出で立ちの未来人だか宇宙人だかよくわからない役をやってもらいたい。
 増田さんについての文章でした。
 
 

 「ショートケーキは別に悪くないんだけどね、」と彼は笑う。「甘すぎるってこと以外は」

奇麗なライトに照らされた曇りのないガラスケースの中、内臓が陳列されているかのようだった。

明日世界が終わるとしたら、やりのこしたことだらけできっと後悔するだろう。

 もう残りは1人しかいないので誰のことかはおわかりかと思います。
 海外文学の翻訳風に書いてみたかったのが1番目の文章です。あまり上手くいきませんでした……。
 2番目の文は、『傘をもたない蟻たちは』を読んで思ったことです。個人的にはエロというよりグロに近いような印象を受けました。物理的なグロさというより、人間の内面のグロさ。でもどこか美しくもある。『ピンクとグレー』からずっとそういった印象を持っていましたが、『傘をもたない蟻たちは』は短編集だったためにいろいろな話が入っていて、「陳列」という言葉が似合うかなと思いました。
 やりたいことが両手いっぱいに溢れているような人だな、といつも思います。あれもしたいこれもしたい、きっと好奇心旺盛な人なのでしょう、という気持ちを3番目の文に込めました。
 最後の1人は加藤さんでした。
 
 
 
 もっと上手い表現ができたらよかったのですが、これが限界でした……。