マイお題「NEWS15周年コンサート "Strawberry" memories」を作りました

 

 味スタでのコンサート、お疲れ様でした!
 「NEWS 15th Anniversary LIVE 2018 "Strawberry"」用のお題、「NEWS15周年コンサート "Strawberry" memories」を作りました!コンサートのレポや感想文などを書く際に是非お使いください。

お題「NEWS15周年コンサート "Strawberry" memories」

#ゼロ一獲千金ゲーム が楽しみすぎて日曜すぐ来る

 「ゼロ 一獲千金ゲーム」が始まってから一週間が速い。さっき日曜だったはずなのにまたすぐ日曜になる。7月は体感としては10日程度しかなかったので、日曜の頻度が高すぎるのではないかと思う。10日のうち3日くらいは日曜だったんじゃない?
 あまりにも楽しいので今週も感想を書き残しておきます。

 


・ドラマ版の設定が活かされる展開

 原作ではクォータージャンプの前にあった「迷宮のトライアングル」。原作とは異なり、ゼロが水槽に閉じ込められる役になっていたり、ゲームに挑戦するメンバーが変わっていたりして、原作を読んでいても先がわからなくてどきどきする。
 水槽に閉じ込められたゼロ先生は「出題者の意図」について言及する。第3話でも「出題者の意図を読んで解答する」という話をしていて、ゼロ先生が塾講師であるというドラマ版の設定がめちゃくちゃ活かされているなぁと感じる。しかも学校の勉強を補うタイプの塾ではなく、中学受験を意識している進学塾であるところがまた「出題者の意図」という言葉と親和性が高い。ゼロ先生の頭の良さと問題に取り組む姿勢の理由として成り立つ。選択肢についての解説も塾講師の台詞だから余計に納得できる。出題者の意地悪……納得……。末崎に角度の問題であることを教えている場面なんてまんま先生だし……さすがゼロ先生……!
 最終的に「末崎が解答したくなるように仕向けないといけない」という結論に辿りつくのもなんだか塾講師=教える側の人間っぽい。特に小学生に勉強を教えるのって本人のやる気によるところも大きそうだし、ゼロ先生の塾講師スキルが発揮されている感がすごい。ただ勉強を教えるだけでなく「本人のやる気を引き出す」みたいなことってすごく難しいと思う。人の心を自分が思う方向に向けるのって決して楽なことではない。でも、ゼロ先生は塾講師でわからない子がいたらわかるまで授業を「落ち」て教えてくれるような先生なのできっとできるというか、できると思わせる説得力がある。
 「出題者の意図」ではないけれど、原作を改変するときにはなんらかの意図があってほしいと思う。単純に大人の都合だったりもするけれど、後付けでいいから改変するならそこに新たな意味をもたせてほしいと思っている。でなければ改変が(原作が好きな人から見たら)マイナス要素だけになりかねない。そういう意味では、ゼロ先生の塾講師設定は割と上手く活かされていていい感じだなぁと思っている。


・標くんチーム

 標くん・ユウキ・スナオ氏と、やたら顔面偏差値の高い標くんチーム。スナオ氏がイケメンであるというくだりの後に標くんがスナオ氏選ぶから顔選抜かと思った。
 ユウキが信用できないと思った標くんは、「一番馬鹿そうだったから」とスナオ氏をご指名する。ここでいう「馬鹿」とは狡猾でない・嘘をつかないと同義のようにも思える。前回スナオ氏がリングを返した誠実さが伏線だったのだろうか。


・兄弟喧嘩とゼロ先生の戦い方

 末崎兄弟とともにゲームに参加することになり、二人に翻弄されまくるゼロ先生。セイギの「ゼロなんて見殺しにしちゃえ!」的な言動から考えるとゼロ先生に何してくれてんだと今すぐあの水槽を壊しに行きたくなるが、オレオレ詐欺で騙し取った5000万がゼロ(および義賊組)に奪われる→その5000万円は末崎がセイギに返すものだった→だからゼロを殺す、という思考回路で、あっそこでお兄ちゃんのことは責めないんだ……ゼロが悪いってことになっちゃうんだ……なるほどね……みたいな気持ちになる。お兄ちゃんに説教されて怒ってやけっぱちになっちゃったりね……なるほどね……
 ゲームの駆け引きがメインのドラマなので、そこまで登場人物の過去や性格を掘り下げることにはあまり時間を割かないのかな(スピンオフがあるNEWSメンバーが演じる登場人物は別)という印象なのだけれど、セイギについては兄を馬鹿にされて怒ったり「あいつは俺のこと兄弟なんて思ってない」とか言ったり、兄に対する執着が若干感じ取れていて、来週あたりこのへんがフィーチャーされたりするんだろうか……それともまだ引っ張るのかな……と楽しみにしている。
 第4話はこの二人をチームメイトとして戦わなければならないゼロ先生の苦悩が伺える1時間でもあった。セイギに対しては「ザリガニが溺れて死んだわけではない学術的根拠」を持ち出して協力するよう説得する。学術的根拠という客観性の強い事実だからこそ、セイギも動かざるを得なかったのだろう(そのあとで「適当な答えを入力して解答権を無駄にしてやろ!」とか言い出すけど)。末崎に対しては、気持ちの面に訴えかけるように声をかけることが多い。彼が人情を大切にするヤクザであるという部分を使おうということだろう。この扱いの違いがゼロ先生の戦い方……賢い……


・ゼロ先生の怒り

 在全が見ている監視カメラに向かって「人をおちょくるのもいい加減にしろ!」と怒るゼロ先生。鉄球サークルとクォータージャンプという二つのゲームを終えてなお「人の命を賭けたゲームなんておかしい」という思考がゼロ先生から失われないところがいい。自分が死ぬかもしれないから怒っているということもあるだろうけれど、ゲームの説明の場面で「他にも拘束された挑戦者がいる……」と心の中で言っているので、誰かが死ぬかもしれないことに憤っている感じも伝わってきて、第1話では得体のしれない善人だったゼロ先生の人間らしさが垣間見えてくる場面だ。この場面が「怒ったり許したりしたくない、できれば」の次の回にきているのも上手いなぁと思ってしまう。「できれば」で済ますことができない部分、絶対に譲れない部分なんだろうなぁ。


・表情の演技

 前回のクォータージャンプはフルフェイスのマスクを被せられ、今回は柱に体を拘束されている。体を使ったり、動いたりする様子をほとんど見せることができないため、表情の演技が求められる。
 第1回の感想でも書いたけれど、ゼロ先生を演じる加藤さんの表情の演技がものすごく好き。視線であったり眉の動かし方であったり、顔だけでも何を言いたいか伝わってくる感じがする。目を細めたり大きくしたりっていうのもわかりやすい。目が大きいからかな。末崎兄弟が喧嘩を始めたときは「何やってんだこいつら…?」みたいな顔をしていたり、セイギが三角の計算をし始めたときに「いいぞ…!」って顔をしていたり、後半の喧嘩ではうんざり感がすごい。
 なんていうか、ゼロ先生を演じる加藤さんの演技があまりにもハマりすぎていて、正直あんまり加藤さんだと思っていない。「宇海零」として見ている。そういう見方ができるのは贅沢だし嬉しい。

 

 あとは心の声で末崎をかたくなに「この人」って呼んでいるところとか、方向性の違う問題児に手を焼かされている感じ、すごくいいなって思いました。あと加藤さんはどう見ても頭のいい役が似合うのでそのうち探偵をやってほしい。絶対やってほしい。きっとこのドラマを見た偉い人が「彼で探偵モノをやろう」って思ってくれるはず。

 来週からは手越さんも出演。やるならメンバーだろうなと思っていた「ザ・アンカー」の城山小太郎役。原作とは外見もキャラ設定も変更が結構ありそうで、スピンオフも含めてすごく楽しみ。
 で、次が手越さんということは最後が小山さん。24時間テレビ「盲目のヨシノリ先生」のときのドラマスタッフさんが多いという話を聞くとなおさらシンメ共演の熱さを思う。はあぁ〜〜〜楽しいなぁ!ドラマ楽しい!

今週も「ゼロ一獲千金ゲーム」が面白くて感想を書かずにいられない

 毎週書くつもりではなかったんだけど面白いから書かずにいられない。こうなったらもう毎週書きたいです。

 今週のゼロとカズヤは決して長い時間ではなかった(Huluで確認したら10分くらいだった)のにしんどいが詰まりすぎていてしんどいし、最後のほうのゼロの言葉もぐっときてしまった。のでそのあたりを中心に。今回も100%主観です。

 


・とどめの一言、本音の漏れる一言

 カズヤがゼロに「信用ないんだなぁ、俺」と言うときの表情がいい。頭の中に用意した台詞を読んでいるように見えるし、これでゼロを殺せるという「とどめ」になるとわかって言っている顔にも見える。
 第2話で「根っこのところがおめでたい」、友達を疑うことができないとゼロの弱点を見抜いていたわけだから、自分の言う台詞がとどめになるってわかって言ってるの、驚くくらいしんどい。これが同じグループの二人ってことを再度認識して更にしんどさが増す。
 ゼロが靴の先がまっすぐになっているかどうか尋ねる直前、跳ぶと思ったらまだ跳ばないゼロに対して「……あ?」と小さく声を漏らす。ずっと「ゼロを助けたい友達・カズヤ」を演じているカズヤの本音が漏れた瞬間を垣間見てしまった感がやばい。見てはいけないものを見てしまった感がすごい。なんていうか……この部分とモノローグを含めて、カズヤは本気だったんだなって……ずっとゼロの幻影に囚われてきたカズヤだけど、ここでゼロに勝って本気で人生をやり直そうとしていたんだなって……それが正しかったかどうかはわからないけれど、本気だったんだなって……少なくともこれは本気で生きようとしている二人がぶつかり合っていたんだなって……


・伝わらない言葉

 このドラマはモノローグの使い方が上手い。心の中で語っている部分が多いので、視聴者には聞こえているが語る本人の周りにいる人には届かない。
 まず、「飛んでこい、地獄へ」の部分。「飛べ」ではないところがカズヤの現状を物語っているようでつらい。飛んで「こい」なのだから、きっとカズヤは自分が地獄にいると思っていることが読みとれる。しかしこれはモノローグなので、カズヤがそんな状況であることは、ゼロには届かない。
 「お前が俺への哀れみでアンカーを辞退したあの日」というカズヤのモノローグを聞いていると、カズヤの中ではあの場面はゼロが哀れみで辞退したと思っていることがわかる。でもきっとそうではない。友達が自分を恨むことを想像していない人間が、友達として対等に思っているであろう相手を哀れむことがあるのだろうか。真相は明かされないけれど、ゼロが「用事がある」というのならそれが真実だったのではないかと思えてくる。仮にこれが誤解だったとしたら、でもこの部分はモノローグだから、ゼロにはカズヤが誤解していることは伝わらない。「あの日」というくらいだからカズヤの中では強い記憶として残っていることも、ゼロの中ではどうなっているのかわからない。つらい。
 果たしてカズヤは、ゼロが辞退しなかったらこんなにもゼロを恨まずにいられたのだろうか。もしもの話でしかないけれど、ゼロがアンカーとして大会に出て連覇できたとして、「本当なら俺がアンカーで優勝するはずだったのに、ゼロさえいなければそうなるはずだった」と思ってしまうことはなかったのだろうか。または別の何かをきっかけとしてゼロを恨んでしまっていたのではないだろうか。ふとそう思ってしまってしんどくなった。


・埋まらない溝

 ゼロとカズヤを見ていると、ゼロの存在がカズヤにとって障壁だったのもわかるし、ゼロが少しも悪くないこともわかる。どちらもわかるからすごくしんどい。
 ゼロ「わかってる、おまえはそんなやつじゃない」
 カズヤ「わかってる?おまえに俺の何が!」
 なんかもうこのやりとりが全てだなと思うくらいに、二人の関係性がここに詰まっているように感じられた。
 実際のところ、ゼロにはカズヤのことはわかっていなかったのだと思う。高校時代にカズヤが苦しんでいたことなど、きっと気付いていなかったのだろう。でもそれは彼が悪いということではない。ゼロとしては、カズヤと対等な「友達」という関係でいたつもりだっただけだ。でもカズヤにとってはそうではなかった。高校時代のシーンはわずかしかないが、高校時代は今ほど拗れた感情はもっていなくて友達として接していたのだと思う。高校時代に彼らが友達だったことはきっと嘘ではないと思うし、そう思いたい。
 ただ、たまに訪れる勝負の場面でゼロに勝てないことを思い知るたびに、カズヤの中に何かが蓄積されていったのではないだろうか。そうしてたまったものが、年月を経るごとに大きくなってしまったのかな、と。けれど、カズヤが高校時代に傷つき続けていたことに気付かなかったゼロが、今のカズヤが抱える苦しみに気付くわけがない。つらい。友達が自分に劣等感を抱くことなど想像もしないゼロと、ゼロに大きな劣等感を抱えるカズヤ。二人のあいだの溝は深く、埋まらない。
 嘘がバレてしまったカズヤはゼロに「軽蔑しろよ!」と言う。しかし、ゼロは「しないよ、軽蔑なんて」と返す。もしここでゼロがカズヤを見損なうことがあれば、もしかしたらそのほうが救われたのかな、なんて思ってしまう。ゼロがそういう人間であったなら、少しはカズヤの心も晴れるのかもしれない。でも、ゼロはカズヤを軽蔑したり恨んだりするような人間ではない。ゼロがどこまでも明るくまっすぐであればあるほど、カズヤはつらいのではないかと思ってしまってつらい。


・涙の意味、「生きろ」の意味

 「生きてここを出られたらさ、また、一緒に泳ごうよ、あの頃みたいに」と言いながら、ゼロは涙をこぼす。この涙は一体どういう意味なのか、私はまだ掴みきれないでいる。自分の存在がカズヤを追いつめたことに気がついたわけではないはずだ。
 カズヤがゼロを殺そうとしていたことに対して、ゼロは一言も応えていない。その意味を考えていたのだけれど、これが第3話ラストに出てくるゼロの台詞「怒ったり許したりしたくない、できれば」なのかなと思った。カズヤに対して怒ったり許したりしないための、相手を縛るのではなく自分を緩める、その結果の涙だったのかもしれない。
 しかしこの涙にどんな意味があったとしても、カズヤには見えていない。余裕をもって言ったわけではないことが伝わらない。つらい。
 ゼロの言葉のあと、カズヤは高校時代の写真を見つめ「生きろ」と呟く。これもどういった意味なのか掴みきれていない。この短時間でゼロに対する友情を抱いた(あるいは思い出した)わけではないと思うし、ゼロに負け続ける自分を許せたようにも見えない。それでも、「生きてここを出られたらさ、また、一緒に泳ごうよ、あの頃みたいに」に対して「生きろ」と応えたことは確かだ。カズヤは「また、一緒に泳ごうよ」という言葉をどう受け取ったのだろう。また勝負の機会があると受け取ったのだろうか。わからないけれど、二人とも生きのびて、また泳ぐ日が来たらいいなと思う。


・「怒ったり許したりしたくない、できれば」

 第3話の最後、リングを返しそびれていたスナオがゼロに報告した場面でゼロ先生のありがたいお言葉がある。

 「俺は怒ったり許したりしたくない、できれば。そもそもこうあるべきとか、こうじゃなきゃ許せないと執着してしまうから人は許せないと思ったり、怒ったりするんじゃないですかね。相手を縛るのではなく、自分を緩める。あるがままです。川の流れのようにあるがままを受け入れてただ流れていく。そうすれば誰もがいつかは大海、凪の心、無我の境地にたどり着けると思うんです」

 そうは言うけれど、ヒロシの声を使って騙そうとした黒服の男や在全に対しては怒りを露わにしている。一方でいろいろしゃべってしまったヒロシやゼロを殺そうとしていたカズヤ、リングを返しそびれていたスナオには怒らない。「怒ったり許したりしたくない、できれば」という言葉はつまり「できれば」に含められない部分があるということ。許せないものが、あるいは緩めることができない自分が明確にあるということだろうか。今の段階では、彼が「悪」と判断するものに対しては怒りの感情を露わにしているように思える。最初は得体の知れない人物だった「宇海零」が、だんだんとはっきり見えてきたような気がする。


 


 まだまだ考えることはありそうだけれど、考えていると来週になってしまいそうなのでこのくらいで。来週は原作に出てくるゲームだけど展開が異なりそうな感じがしていてわくわくが止まらない。
 ちなみにゼロいぬ先生も買ったよ!かわいい!

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19年ぶんの時のうえに ―ポルノグラフィティ「ブレス」感想―

 ポルノグラフィティ新曲、「ブレス」がリリースされました。今回もとんでもないシングルなので紹介せざるを得ません。圧倒的主観で紹介します。
 
 要約:ポルノグラフィティ新曲「ブレス」(特に初回限定盤)は表題曲もカップリングも特典も全部やばいから買って

 

ブレス(初回生産限定盤)(DVD付)

ブレス(初回生産限定盤)(DVD付)

 

 

 

イントロ

 夏。イントロから夏を感じる。最初のキュルキュルしたギターの音が夏の日射しに似ていて、そのあとに入ってくるストリングスの音は爽やかに吹き抜ける風に似ている。音(聴覚)が目に見えるものに似ているって不思議だけれど、そうとしか言いようがない。とりあえずちょっと聴いてみてほしい。
 ちなみに「ブレス」は今年のポケモン映画「みんなの物語」の主題歌になっていて、この映画の舞台が「風祭り」なるものが行われる風の街。こんなにイントロから夏の太陽と風を感じさせるのも納得。


歌詞

 岡野さんの爽やかでのびやかな歌声に騙されて一瞬気付かないけどだいぶ捻くれている。捻くれながら「君」を肯定する。このめんどくささがTHE新藤晴一といった感じ。
 「ブレス」の歌詞には「ヒットチャート」という言葉が何度か出てくるが、過去には「ダイアリー 00/08/26」という楽曲に出てきたり本人の発言の中にも印象的に出てきたりしている(15周年ライブ「惑ワ不ノ森」など)。デビュー以来、19年目の今も「ヒットチャート」に名前を連ねる楽曲を発信し続けているポルノだからこそ響くものがある。
 「簡単に重ねるんじゃない 君を すぐに変わっていくヒットチャートなんかに」という歌詞には「ヒトリノ夜」の「100万人のために唄われたラブソングなんかに 僕は簡単に自分を重ねたりはしない」という部分に通ずるものもある。
 「向かい風は後ろ向けば追い風になる 視線向けた方角には明日があると信じる」という、視点を転換させる歌詞。追い風よ吹けというのではなく、向かい風のなかを行けというのではなく、向かい風を追い風にする(「視線向けた方角には明日がある」と言い切らずに「と信じる」が続くのも新藤さんらしい)。こうした発想の転換は最近だと関ジャニ∞に提供した「応答セヨ」の歌詞にも出てくる。「ピントずれた望遠鏡 映し出す後悔 灰色の景色にうかぶ昨日の僕 いっそ目を閉じちゃって 見たかった景色を心に描こう 誰にも邪魔なんかさせたりしない」という部分だ。昔の新藤さんにはこういった歌詞の印象はあまりないから、最近の傾向なのかなとも思う。
 「ありのまま 君のままでいいんじゃない」という、「君のままでいい」と言い切らないところが新藤さんの捻くれた部分でもあり優しさでもあるなぁと感じる。なんていうか、同じ目線で話している感じがする。私は新藤さんの歌詞は「寄り添う愛」だと思っていて、「君のままでいいんじゃない」という言い切らないかたちは、この歌詞の語り手(一人称が出てこないので「語り手」と呼ぶ)が聴き手と遠くない存在であることを表しているように思える*1

 そんな曲でありながら、もちろん映画主題歌としての機能もしっかり果たしている。新藤さんの作詞したドラマ・アニメや映画とのタイアップ曲のやばいところは、楽曲だけ聴いてもタイアップ作品からは独立した良さがあるにもかかわらず、タイアップ作品とともに聴くと単独で聴いていたときとは違った発見がありまくることだ。今回も主題歌としての役目を果たしまくっている。「君」に寄り添う歌詞である「ブレス」は映画に寄り添う楽曲でもある。
 映画は「みんなの物語」というタイトル通り、主要な登場人物それぞれが主人公となりうるような背景を持っている群像劇だ。みんな何かに悩んで、上手く前に進めないままでいる人たち。
 だから主題歌である「ブレス」は「君」のもつネガティブな部分すら「君の大事なカケラ」と歌う。「君」の肯定する。でも、そのままでいいと歌ってはいるが、「君」の人生のつらさを肩代わりしてくれるわけではない。「君」が「君のまま」でいることを肯定することに、それ以上の意味は込められていない。「君は君のままでずっと 行くんだから」という歌詞は、「君」が何者にもなれないことと同義でもあるように見える。「君」は「君」以外の何者でもなくて、それはつまり「君」が他の誰とも違う存在であることとも同義なのだ。自分を受け入れることは、前に進むことにつながる。詳しくは映画を観ればわかるので是非とも映画館へ!
 歌詞の最後には「出会いとさよなら繰り返す 旅人のように」とある。よくよく考えてみると、アニメ「ポケットモンスター」とは出会いとさよならを繰り返す旅人の物語である*2。映画の内容だけでなく、アニメの物語そのものすら含む歌詞になっている。


MV


ポルノグラフィティ 『ブレス』(Short Ver.)

 

 端的に言ってパパ。ポルノのお二人のパパな表情を合法的に見られる最高のMV。
 こういったシンプルな曲はシンプルなMVになる確率が高いし、アー写もシンプルだったし、「カゲボウシ」のようなMVが来るのかなと予想していたらいい意味で裏切られた。最初はカメラが揺れているので何かな?と思ったら子供が撮っている……!監督においしいハムを贈らせてほしい。
 にこにこと微笑みながら歌う岡野さん、目線を合わせてカメラを覗きこみながらギターを弾く新藤さん。ていうか前回のシングル「カメレオン・レンズ」であんな大人のセクシーな魅力(爆イケ)を見せておいて、次のシングルではパパなのやばくない?振り幅が大きいにもほどがある。そもそも不倫ドラマ主題歌の次が国民的アニメの映画主題歌だもんな……。とりあえず「カメレオン・レンズ」のMVも貼っておきます。


ポルノグラフィティ 『カメレオン・レンズ』(Short Ver.)


 たいていの場合、シングル初回限定盤にはMVのフルバージョンがついているのだが、今回の初回限定盤には昨年の夏フェス映像がついているのでまたMVのフルを見られていない。どっかで見せて!


初回限定盤特典

 昨年の夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」に出演した際の映像がフルで入っている。フルで。もっかい言うけど、フルで。9曲。全部。やばい。で、その9曲っていうのが以下の9曲。

 1.今宵、月が見えずとも
 2.メリッサ
 3.アゲハ蝶
 4.THE DAY
 5.渦
 6.Mugen
 7.オー!リバル
 8.ハネウマライダー
 9.アポロ

 やばい。普段ポルノを聴いていなくても知っている曲ばかりではないだろうか。盛り上がらないわけがない布陣。ロイヤルストレートフラッシュ。でありながら、1999年のデビュー曲から2016年の楽曲(フェス当時の最新楽曲のひとつ前)まで含む幅の広さ。これらの楽曲を全力でパフォーマンスする2人がめちゃくちゃに恰好いい。岡野さんの歌の上手さがどうかしてる。ステージを走り抜け跳びながら歌っていてわけがわからない。何言ってるかわかんないだろうしとにかく見てほしい。
 それに、「ポルノがロッキンで6万人を前にカマす」っていう、この光景が見られるの、本当にやばい。歴史が動いた瞬間だと思う。
 税込2000円でこの9曲のライブ映像がついてるとかお得でしかないので是非買ってください。


カップリング

 カップリング曲は「海月」と「ライラ」の2曲。どっちもやばい。

 「海月」はポルノの楽曲にしては珍しく低い歌声から静かに始まる。海の底のような静謐なところから、サビに向けて光が射す水面が見えてくるようなイメージ。打ち込みのリズムが心地よく、サビは踊れちゃうくらいにノれる曲。近年のポルノは打ち込みを多用している印象があるけれど、まさかこんな曲がポルノとして出る日が来るなんて。素人なので詳しくはわからないけれど、印象としてはPerfumeの「TOKYO GIRL」とかと近い雰囲気の楽曲だと思う*3
 歌詞は、岡野さんの歌詞に特有の「まわる」「めぐる」世界観。「ROLL」や「むかいあわせ」「wataridori」など、岡野さんの歌詞には「まわる」「めぐる」世界観で描かれているものが特徴的だ*4。「海月」は歌詞にも「輪廻転生」と出てきている。歌詞は非常に重厚で難解なのに、岡野さんの軽やかな声で踊れそうなくらいの曲調とも合う。
 「この世界に鳴り響いてる そのほとんどの 音が邪魔で」の部分で、周りの音がほとんどなくなるのもすごくいいなと思った。

 で、「ライラ」。ポルノグラフィティ史上最も現在地がわからない楽曲。ロシアだしボカロだし歌謡曲だし中島みゆきだしそれら全部を足したまま割らないでいるとポルノグラフィティになる。よくわかんないでしょ?とりあえず一回聴いて。
 AメロBメロの、メロディに対して言葉数のほうが多い感じ、どこかで聴いたなと思ったけれど吉田卓郎さんトリビュートアルバム『今日までそして明日からも、吉田拓郎 tribute to TAKURO YOSHIDA』にてポルノがカバーした「永遠の嘘をついてくれ」だった。この楽曲は中島みゆきさんが吉田卓郎さんに提供したもので、「ライラ」の言葉数の多い感じが私の中島みゆきさんの楽曲のイメージと重なった。森山直太朗さんもたまにそういう楽曲がある気がする。魂が叫ぶタイプというか。
 で、この「なんかよくわかんないけどどこか異国の世界観が確立されていて聴き手は物語を読むように楽曲を聴く」感じや民族音楽を取り入れた感じはどことなくボカロ曲っぽい。今までのポルノの楽曲にも沢山そういう楽曲はあったけれど、民族音楽のリズムや楽器を取り入れながらも現代的なJ-POPのかたちにしてきた。でも今回はそうではなく、もろに民族音楽の雰囲気を残している。ていうかロシア民謡コロブチカ」を使っている。この感じ……私がよく聴いてたボカロと重なる……
 ぱっと聴いた感じはスペインっぽいのかと思ったけれど、よくよく聴いていると「スパシーバ」*5って言ってるっぽいから物語の舞台はロシアなのかな、とうっすら想像する。ロシアの酒場で踊る人々。
 そしてポルノ史上最長となる台詞の部分。台詞っていっていいの?もはやこれ作詞というよりも新藤さんによる主演・岡野昭仁の戯曲なのでは?岡野さんの表現力がやばい。聴いていて鳥肌が立つ。
 これだけの要素てんこ盛りでありながら、「ライラ」は圧倒的にポルノグラフィティの楽曲として成り立っていて、それって多分ポルノが19年間積み上げてきたものがあるからなんだろうなと思う。ジャンルに縛られない楽曲をつくり続けてきたからこそなのだろうと。歌謡曲っぽい感じもフォークっぽい感じもボカロっぽい感じもロシア民謡っぽい感じも全部全部ひっくるめたら「ポルノグラフィティ」になる。

 

 ポルノグラフィティって今年20年目のはずなのにまだこんな新しい引き出しがあるの?こわい。この先もずっと期待しかない。
 「海月」は近年のポルノがやってきた楽器だけでは出せない音の世界の進化系だし、「ライラ」はポルノが得意としてきた民族音楽っぽさと歌謡曲っぽさの融合の進化系といった印象。特典映像も含め、今までやってきたことの積み重ねってこういうことなんだなぁ、とここまでの時に思いを馳せたくなる。そんなシングルです。

 


 カップリングまで全部まとめた感想を書こうとしたらなかなか長くなってしまった。いいから聴いてください。こちらからは以上です。

*1:一方で岡野さんの歌詞はもっと大きな存在の視点から描かれているのが特徴的で、個人的には「包み込む愛」だと思っている

*2:行く先々の街で新しい人と出会うし、一緒に旅をすることもあるし、その仲間ともさよならをする場面もある

*3:「TOKYO GIRL」を検索したらフューチャー・ベースってジャンルを取り入れているって書いている人もいたけど「海月」もその仲間?

*4:この話はまたどこかで掘り下げたいので今はこのくらいで

*5:ロシア語で「ありがとう」の意

ゼロ先生とカズヤがこんなにしんどいなんて聞いてなかった

 地上波ゴールデンプライム枠でメンバーがメンバーを陥れて殺そうとするドラマが見られるおたくはだ~れだ?はーい!私!NEWS担!
 メンバーの共演が見たいとは前々から思っていたけれど、こんなかたちだとは思っていなくて心が持っていかれまくっている。寝ても覚めても「ゼロ一獲千金ゲーム」のことばかり考えてしまう。
 あまりにもしんどいので第2話&Hulu配信スピンオフのしんどいポイントを列挙します。100%の主観です。

 

 

・「いい人」を演じるカズヤ

 ゼロたちが窮地に陥った場面で「駄目でしょう、暴力は」と言いながら鉄パイプを持ってやってくるカズヤ。この「駄目でしょう、暴力は」の言い方が、うっすら怯えているかうさんくさいかの二択だなと思える絶妙な感じがする。答えは後者で、カズヤは「いい人」を演じている。ドリームキングダムの入り口でゼロを見かけたときから機会をうかがっていたのだろうか。
 その後、ゼロと二人で話している場面でも鉄パイプを手離さない。護身用に持ち歩いているのかもしれないが、「駄目でしょう、暴力は」って言ってるのに鉄パイプを持ち歩く圧倒的矛盾。リングを奪われそうになった人を助けようとするゼロは武器となるものは持っていなくて*1、「いい人」を演じながらも他者を信用しないカズヤは鉄パイプを持ち歩く。この対比。つらい。


・「会えて嬉しいよ」

 二人で話している場面で、カズヤはゼロに「会えて嬉しいよ」と言う。一体何を思ってその言葉を発したのだろう。きっと嘘ではないのだと思う。本心から言っているのだと。ゼロに会えて、復讐をする機会を得ることができて、それはカズヤにとっては嬉しいことなのではないだろうか。つらい。怖い。それにゼロが「俺も」と応えていることもつらい。ゼロは旧友に会えたことを素直に喜んでいるかと思うと……つらい……


・憔悴しきったゼロ先生の顔

 クォータージャンプ、最初の声はヒロシ。ヒロシの声を信じるべきなのか、巧妙に仕掛けられた罠なのか。その見極めをしている最中のゼロの表情は見ていてつらかった。必死、という言葉がこれ以上ないほどぴったりくる顔をしていた。第1話では冷静でつかみどころがなかったゼロの「人間」な部分が暴かれる。ヒロシが偽物であるとわかった瞬間に声のトーンが落ち着くのも良い。相手が仲間じゃないんなら遠慮する必要はなくなる。この切り替えがすごく好き。
 ダミーヒロシとのやりとりで心を消耗したゼロ。次の声はカズヤ。このときのゼロの表情が、最高にいい。疲れ切って、憔悴した顔。
 ゼロなら、相手の言葉が嘘か本当かを見抜くだけならそんなにも消耗しないと思う。鉄球サークルでも慌てる人々のなかで冷静に映像のおかしさに気付き問題の本質を見抜いたのだから。緊張しないことはないし、体力や気力も奪われるのだろうけれど、ここまでではなかっただろう。相手が「友達」でなければ。ゼロをここまで苦しめているのは、「友達」を疑うという、良心の呵責だ。
 カズヤはゼロの弱点を「根っこのところがおめでたい」と言う。友達や仲間といった存在は無条件で信じるものだと、ゼロの中には刻み込まれているのだろう。だからヒロシが偽物だとわかった途端に声に力強さが戻る。
 二人目の声がカズヤだと気付いたときの、ゼロの憔悴しきった顔。これからまた友達を疑わねばならないことへの絶望。もしもカズヤがこのときのゼロの顔を見ることができたら、何か変わったのだろうか。でも顔を覆われているからカズヤには見えない。つらい。


・クォータージャンプに参加した時点でカズヤの「負け」

 ゼロに対して明確な殺意をもってクォータージャンプの声役(OUTゾーンに向かってゼロを跳ばせようとする)としてゲームに参加したカズヤだが、実際のところこのゲームに参加した時点でカズヤの「負け」だ。
 仮にカズヤの目論見が成功してゼロがカズヤを信じて跳び、ゼロを殺すことができたとする。その瞬間には「やった!ゼロに勝った!」と思うかもしれないけれど、一番に拘りながらもそれを実現できない彼は少なくとも彼は王の器ではない。誰のことも信用していない(スピンオフドラマ参照)カズヤが、ドリームキングダムを勝ち抜くことができるとは思えない。もしドリームキングダムから生き延びることができたとしても、ゼロに勝てないことを10年間も引きずっていたくらい執着しているのだからその後もゼロのことを考えてしまうだろう。自分を信じて跳んだときのゼロの声や姿がフラッシュバックするかもしれない。夢の中で「どうして裏切ったんだ」と責められるかもしれない。そのうち寝ていても起きていてもゼロの幻に苛まれるようになってしまうかもしれない。もうこんなの発狂して飛び降りてしまう終わりしか見えない(逞しい妄想力)。
 カズヤが嘘をついているとバレてしまった場合は、カズヤを信じようとしたゼロは何を言うのだろう。どんな言葉だったとしても、カズヤに訪れるのは絶望でしかないのではないか。またゼロに負けたという事実が彼にのしかかる。
 どちらに転んでも、カズヤの「負け」なのだ。つらい。


・高校時代のゼロとカズヤと主題歌「生きろ」

 Hulu配信スピンオフドラマと第2話で、ゼロとカズヤの高校時代の描写が出てくる。
 スピンオフドラマでは、壁に張り出されたテストの結果(一位は5教科満点のゼロ、二位は数点落としたカズヤ)を見ているカズヤと、そんなカズヤに「早く部活行こうぜ」と声をかけるゼロのシーンが出てくる。このシーンがすごくつらい。カズヤはゼロに負けたことに少なからずショックを受けているのに、そのショックを与えた相手は何も気にせず「早く部活行こうぜ」と呼ぶのだ。せめてゼロが「俺ぜんぶ満点だったわ~」とかはしゃいでくれたら「うるせーよお前よー」とかふざけられるかもしれないのに、テストなんてちっとも気にしていない。テストの結果が友情に影響するなんてゼロは少しも思ってない。でもカズヤは「あいつは俺より上だ」と気にしてしまう。絶対にわかりあえない溝があのシーンに描かれている。
 第2話では、高校時代の集合写真が登場する。楽しそうにはしゃぐ男子たちのなか、一緒になってはしゃぐわけではないけれどそこから浮いているわけでもなく自然に溶け込むゼロ。その後ろに、周囲とは馴れ合うつもりはないと言わんばかりに真顔で佇むカズヤ。この写真だけで、クラスでゼロとカズヤがどんな立ち位置だったのかわかってしまう。
 ゼロは5教科のテストで全部満点を取ってしまうような天才でありながら、人当たりも良かったのだろう。誰からも一目おかれながらも、周囲とは親しい関係を築けていた様子が伺える。一方でカズヤは高校を卒業して10年経っても同じ部活の面々とは飲みに行く程度の仲(少なくとも連絡先は互いに知っている)ではあるものの、カズヤが席を立つと残された同級生たちは彼についてのマイナスな言葉で笑い合っている*2。高校時代に表面上の関係しか築けなかったことのあらわれだろう。
 「根っこのところがおめでたい」という弱点がわかるほどに、つまり相手の人間性を理解できるほどには、カズヤはゼロとともに高校時代を過ごしていた。同級生たちにも「仲が良かった」と言われるほどだった。それだけ親しげに見えていた相手を恨み、殺したいとさえ思うって、どんな気持ちなんだろう。
 それに、ゼロの「根っこのところがおめでたい」という弱点は誰のことも信じないカズヤとは対比的でもある。スピンオフドラマで、コンペのプレゼン作成に関してカズヤが他者の手を借りようとしない場面がある。「他人の脳を通したぶん、情報が劣化する」「アイディアを盗まれる危険もある」という発言。友達・仲間を信じるゼロとは真逆だ。ゼロの「根っこのところがおめでたい」が弱点だとしたら、カズヤの他人を信じない部分もまた弱点なのだろう。
 なんの疑いもなくカズヤを「友達」と呼ぶゼロと、何をしてもゼロに勝てないと恨んでいるカズヤ。そんなカズヤを演じる増田さんが主題歌「生きろ」で「笑えるほど愚かで泣けるほど愛しくて 過ぎし日は青春」って歌うの、あまりにもしんどいが過ぎる。しかも第2話エンディングではカズヤのアップとともに「過ぎし日は青春」の部分が流れている。青春とも呼べる高校時代をともに過ごした相手を殺そうとする場面でそんな歌詞を聴かせるなんて最高にもほどがある。最高だし、最高だからこそつらい。
 来週どうなるんだろう!予告で出てきたカズヤの台詞が全部気になりすぎる!

 

 

 ていうか、もう一回言うんだけど、メンバーがメンバーを陥れて殺そうとするドラマを見ているって、すごい状況。メンバー全員出演と聞いたときはちょっとすれ違うとか一言交わすとかその程度なのかなと思っていたけれど、各回のゲスト俳優レベルで出るなんて。人生何が起こるかわからない。
 この調子だと毎週こんな感想を書いてしまうんじゃないだろうか。自担の主演ドラマ、楽しいです。

*1:ゼロ先生の場合その頭脳が武器っちゃ武器だけど物理的な武器は持っていない

*2:カズヤも同級生たちに失礼なこと言いまくっているのでどっちもどっちではある

ハガキにオススメ!NEWSカラー文具

 沢山ハガキを書いていたら文具がどんどん増えました。
 最初はカラーペンを全然持っていなくて、誰かが持ってきてくれたものを使っていたけれど、それだと一人で書けないじゃん!と思って購入。NEWSカラーを揃えまくった。使えるか使えないかはおいといてとりあえず4本1組。せっかくなので紹介します。

 

蛍光ペン

 主にハガキの縁取りなどに使用。ただのハガキも縁取るだけでかわいくなる魔法のアイテム。

 

・マイルドライナー(ゼブラ)

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 やさしい色味が特徴。蛍光ペンを使うのは高校生ぶりくらいで、最初は太い線が引けなくてびっくりした。左利きは蛍光ペンで線が引きづらいのを忘れてた。というわけで加藤さんに今一番持たせたい文具は蛍光ペンです。

 

・キラリッチ(ゼブラ)

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 ラメ入り(!)のマーカー。蛍光ペンはそんなにいらないでしょと思っていたのに、NEWSカラーがあるじゃん!と見つけてしまったら買わずにいられなかった。

 

サインペン

 大きく要望を書く際に使用。一番伝えたいことは目立つように書く。

 

・プレイカラー2(トンボ鉛筆)

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 オーソドックスなカラーサインペン。カラーバリエーションが豊富(ピンクだけでも3種類くらいあった)。どの色もはっきりしているし見やすい。毎回要望を書くときに使っていたらさすがにペン先が潰れてきた。インクジェット紙だと色がはっきり出る。普通紙はたまにちょっと裏に透ける。写真が下手。

 

ボールペン

 主にハガキ本文や縁取りの飾り線に使用。左利きはインクが乾く前に次を書くと滲みがちなので注意。

 

・ゲルインキボールペン ジュース パステルカラー(パイロット)

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 かわいい!と思って買ったものの、ハガキに文字を書いて見やすいのはピンクと紫。緑と黄色はちょっと難しかった。なので主に飾り線(絵を書くのは苦手なので、少しでもハガキをかわいくしようと思って上下に○とか☆とかを書いている)用に使っている。写真が下手。

 

・ゲルインキボールペン ジュース メタリックカラー(パイロット)

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 これは4色とも文字を書いても見やすい!ので本文にオススメ。見やすいうえにかわいい。気に入りすぎてファンレターとかもこれで書いている。ちなみに黄色はゴールドです。比較的奇麗に撮れた。
 一緒にハガキを書いていた面々にも好評で何人か同じものを買っていて、流行を発信した感があってテンションが上がった。女子中高生みたいじゃん、「そのペンかわいい!私も買う!」ってなるの……楽しい……!

 

サラサクリップ(ゼブラ)

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 カラバリ豊富で、ネオンカラーを選んでも4色揃う。今回は普通の4色。ピンクは複数あったのでその中で一番手越さんっぽかったライトピンクを選択。黄色がちゃんと見えるのがよい。


 ちなみに宛名書きにはビクーニャ(ぺんてる)の0.7を使用。インクが出やすくて気に入っている。

 かわいい文具で楽しいハガキライフを!

 


 最初は「ハガキなんて書いて変わるのかな」と思っていた。でも、できることがそれしかないならしてみようと思ってハガキを書き始めた。手を動かしていると他のことを考えなくて済むから気が楽になった。
 何人かで集まって手を動かしていると、それだけで楽しい。失敗しても一緒に笑い飛ばせるし。NEWSの映像を見ながらやるとたまに手が止まってしまったりして、でもそれも楽しい。
 今も何枚かハガキを持ち歩いていて、書きたいときにすぐ書けるようにしてある。誰のためでもなく私のために、これからも書き続けていきたい。

 

 ハガキを書くのが特別ではなくなったら、ファンレターを書くのも特別ではなくなった。良かったところや好きなところを伝えたい。Twitterに呟いたりブログに書くのもいいけれど、それでは伝わるかどうかわからない。ファンレターを書けば、見てもらえるかどうかは別にして、少なくとも直接伝えようという意思にはなるのかなと思うようになった。最近はNEWSが番組に出て「ここがよかった!」と思った部分を書いている。
 便箋と封筒を用意して「書くぞ!」と思って書くときもあるし、ポストカードに書くときもある。ポストカードって気軽に書けるし、いろんな柄があるから選ぶのも楽しい。ちなみにこのあいだは加藤さんにはミュシャや浮世絵のポストカードで、小山さんにはねこちゃんのポストカードで出してみた。増田さんと手越さんにも送りたいので、似合うポストカードを探しているところ。どんな柄にしようかな~!

 

 以前、手越さんが「いいと思ったことをわざわざ伝える人は少ない」というような話をしていた(多分「KちゃんNEWS」で言っていたのだと思うけれど記憶が曖昧)。いいと思ったことだとか感謝の気持ちとか好きって気持ちを、伝えるアクションを起こしたい。伝わるかどうかはわからないけれど、発信だけはしていたい。
 小山さんも出演した番組の台本に感謝の気持ちを書き添えて置いておいたりするって言っていたし、そうやって私も伝えていきたいなと思った。
 単純に、自分がそういったプラスの気持ちを伝えてもらえたら嬉しいから。褒める部分も特にない人間だから滅多にないことだけれど、でも嬉しい。相手が嬉しいかどうかはわからないが、やらないよりはいいのかなと思う。
 自己満足だ。書いたら私は満足して、このハガキは一旦は完結する。でも、ハガキを受け取った人が嬉しくなってくれたら、それはすごく嬉しいことだ。完結したはずのものが再び意味をもつ。それってすごいことだなって、単純な言葉でそう思う。

ゼロ先生がこんなに最高なんて聞いてなかった

 7/15、ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」が始まった。
 端的に言って、ゼロ先生があまりにも最高。
 あまりにも最高すぎるからゼロ先生が最高って話をする記事です。

 

www.ntv.co.jp

 

 原作の宇海零とは年齢も異なるので、ドラマのゼロ先生(塾講師なので「先生」の敬称を付けているだけで別に公式がこういう呼び方してたとかじゃないです)はオリジナルな要素が多く含まれている。原作の宇海零は爽やかでとにかくいい人という印象だったが、ドラマのゼロ先生は思ったよりもつかみどころがない。悪い人ではないことはわかるけれど、第一話ではその場の空気を乱す存在として描かれていた。
 で、その「つかみどころのなさ」の表現は加藤さんの演技によるところが大きい。もうとにかくこれが嬉しかった。加藤さんが今まで演じてきた役のなかで一番よかった。なぜ「つかみどころのなさ」がこんなにも滲み出るのかをメモにして残しておく。

 

・表情

 そんなに多弁なキャラクターではないので、表情で語る部分が多い。特に、誰かの発言を受けるときに言葉はなく表情で受ける場面が印象的だった。言葉ではなく、表情で喋っている感じ。言いたいことがあるのに言わないというよりは、表情そのものが返答になっているような。前々から加藤さんの無言の演技がとても好きだなと思っていたので、ほらね!という気分。
 加藤さんは表情が雄弁なので、なんかもう顔だけで喋れる。表情に物語が滲んでいる。ゼロ先生の表情を見ていると、「どんな気持ちなんだろうか」という推察をすっ飛ばして「こういう気持ちなんだろう」が伝わってきちゃうような気がする。
 個人的に一番好きな表情は標と会話して「だってこれは落ちてる金を拾うようなゲームだから」と言われた後の表情です。そのあとに何も言わずに、少しだけ顔を後ろに引いて、それから視線を斜め下に彷徨わせる。標の言った言葉を頭の中で反芻しているのだろう、と想像できるのだけれど、ここで何も言葉がないのがいい。その後でユウキが「落ちてる金を……拾う?」と標の言葉を繰り返すところも、あぁこれゼロ先生じゃない人の台詞なんだ……って感動さえする。超いい。好き。
 あとハズレのサークルに密集した人たちがお亡くなりになってるところもゼロ先生の顔のアップはあっても台詞はないの……そこの台詞は末崎が「し、死んでる……!」って言ってくれてるからゼロ先生には台詞は必要ない……。表情が語っているからいいの……最高……


・声、喋り方

 あまり抑揚がない。喋り方もふわふわしているし、語尾も若干伸ばし気味のときがある。ので、何を考えているのかわからない。でもそれゆえに、感情が声に滲んだ瞬間がわかりやすい。
 また、会話するときも返すときのタイミングが少しズレているように感じる。ていうか会話しているようで一人で自問自答してるだけじゃない?みたいなときもあった。ゼロ先生の台詞は「え?」って訊き返されている場面が何度かあったし。
 相手を置いてきぼりにするというか、決して混ざり合わないというか。だからゼロ先生から誰かに話しかけている場面は意思が感じられる。


・台詞

 「一千億円ってどのくらい?」→「迎撃ミサイル一基分」、「鉄球が落ちてきてから避けることは可能か?」→「アベンジャーズでもない限り無理」、グラサイの説明にプラスして「あぁちなみに出鱈目の語源は、」などなど、受け答えにも若干のズレがあるような感じがする。今その状況でそれ言う?みたいな。
 このズレてないようでズレてる感、脚本がいい感じの台詞をくれているんだな……これからも宜しくお願いします……!


 つまりほら、「つかみどころがない」んですよ。なんかもう全然わかんないの。標には「ミステリアス」というつかみどころがあるけれど、ゼロ先生はミステリアスなのかどうかもわからない。全然わからない。悪い奴じゃないことはわかるんだけど、「悪い奴ではない」以外の情報がない。既に4回ほど見てるのに「悪い奴ではない」くらいしかわからない。
 あ~~~最高。自担がこんなにつかみどころがない役をやっているんですよ。全然わかんない。最高かよ。あと顔が超いい。ゼロ先生の推理タイムは顔の良さ堪能タイムでもある。最高。

 なんとなくだけど、推理小説にたまに出てくるぶっ飛んだ探偵って感じがするところもいい。JDCの探偵みたいなぶっ飛び方……加藤さんにぶっ飛んだ探偵の役やってほしかったんだ……実質夢が叶ったわ……

 

 とにかくゼロ先生が最高。それだけの記事です。